
「広島観光で若者向けおすすめスポットはどこ?」
「定番の観光スポットは?旅行プランを立てる際の注意点はある?」
初めての広島旅行、せっかくなら友達と盛り上がれる場所やSNSにアップしたくなる映えスポットを巡りたい。
でも、情報が多すぎて「若者に本当に合う場所」がわかりにくいと感じていませんか?
そんな悩みを持つ若者や大学生に向けて、この記事ではグルメ、自然、歴史、アクティビティまで、リアルに楽しめる「広島観光で若者向けおすすめスポット」を厳選しました!
地元目線と今どき感を大切に、心からおすすめできる広島の観光スポットだけを紹介しています。週末や長期休みにぴったりの内容です。
- 広島には若者向けの映えスポットやアクティビティが豊富に揃っている
- 公共交通の利便性が高く、ICカードの利用で移動がスムーズに楽しめる
- 季節や時間帯に応じた服装や防犯対策が安心で快適な観光に繋がる
広島観光を若者が満喫するためには、映えスポットやアクティブな体験を上手に組み込むことが大切です。
移動はICカードを活用し、服装や安全対策を工夫すれば、より快適で充実した若者も楽しめる広島旅になります。
【定番】広島観光で若者向けスポット10選
早速、定番の広島観光で若者向けスポット10選をご紹介します!
広島観光を計画中の若者や大学生にぴったりな定番スポットは、初めての広島旅行でも安心して楽しめる王道の観光地を厳選しています。
歴史ある名所から話題のフォトジェニックな場所まで、若者の関心や好奇心を刺激するスポットが集まっています。
グループ旅行やカップル旅行にも相性がよく、アクセスの良さや見どころの多さもポイントです。
広島の魅力を手軽に体験できる定番スポットをチェックして、充実した観光プランを立ててみてください。
厳島神社(廿日市市)
- 朱塗りの大鳥居が満潮時に海上に浮かぶ景観、SNS映え抜群のフォトスポット
- 歴史ロマンあふれる社殿と海をつなぐ回廊は、非日常を感じられる圧巻の建築美
- 朝日や夕暮れに染まる景色が美しく、時間帯によって何度も訪れたくなる魅力
広島・宮島を訪れるなら、やはり一度は立ち寄りたいのが厳島神社です。海の上にすっと立つ朱塗りの大鳥居。その姿は、写真で見たことがあっても、実際に目の前で見ると息をのむような迫力があります。満潮時には海に浮かんでいるかのように見え、干潮時には鳥居のそばまで歩いて行けるという、自然と共にある神社ならではの風景が魅力です。
社殿は約1400年前に創建され、現在の形に整えたのは平清盛。当時の貴族の邸宅を思わせる優美な造りで、能舞台や高舞台などが海に張り出すように並びます。歩くたびに廻廊の床板がわずかに軋み、その音さえも旅の情緒を深めてくれます。
アクセスはフェリーで宮島に渡ってから、のんびり歩いて15分ほど。道すがら土産物屋やカフェも多く、観光の合間にひと息つくのにもぴったりです。季節や時間帯によって景色ががらりと変わるため、朝と夕方、両方訪れるのもおすすめです。
原爆ドーム(広島市中区)
- 爆心地からわずか160メートルで被爆した建物が今も残る、生の歴史を感じる場所
- 世界遺産として平和の大切さを静かに語りかけてくる、心に残るメッセージ性
- 路面電車で気軽に行ける立地の良さが、旅の途中でも立ち寄りやすい安心感
広島市中区にある原爆ドームは、1945年8月6日、原子爆弾が投下された際に爆心地からわずか160メートルという至近距離で被害を受けた建物です。いまもなお、当時の姿を残しており、崩れた壁や骨組みからは爆風のすさまじさが伝わってきます。世界に向けて「核なき未来」を訴える、広島を象徴する存在といえるでしょう。
もともとは「広島県産業奨励館」として建てられた建物ですが、戦後しばらくしてから「原爆ドーム」という名で呼ばれるようになりました。取り壊すか保存するか、意見が分かれる中で、市民の声に後押しされるかたちで保存が決まりました。その後は補強工事が重ねられ、1996年にはユネスコの世界遺産にも登録されています。
最寄りの「原爆ドーム前」電停からは徒歩すぐで、訪問はいつでも可能です。時を止めたような静かな佇まいのなかに、平和への強い願いが宿っています。足を運んだその瞬間から、誰もが何かを感じる場所です。
広島平和記念資料館(広島市中区)
- 当時の遺品や写真がリアルに展示されていて、原爆の現実を肌で感じられる貴重な空間
- 解説の表現がやさしく、学生や若い世代でも内容がすっと入ってくる展示の工夫
- 被爆体験を直接聞ける講話の機会があり、静かな対話から平和について考えられる時間
広島市中区の平和記念公園内にある「広島平和記念資料館」は、原爆の悲劇とそこからの復興、そして平和への願いを伝える場所です。館内には被爆者が実際に使っていた遺品や、当時の様子を捉えた写真、証言が並び、展示を通じて「核とは何か」を自分の視点で考えるきっかけになります。説明パネルも読みやすく整理されており、若い世代でも理解しやすいよう工夫されています。
アクセスは市内中心部から路面電車でスムーズ。資料館のある公園内は、自然も多く落ち着いた雰囲気なので、静かに向き合える時間が過ごせます。今後は地下スペースにも新たな展示が設けられる予定で、より深く学べる施設へと進化を続けています。
訪れると、どこか感情を揺さぶられる瞬間があります。平和について、そして自分がこれからどう向き合っていくかを考える―そんな時間を過ごしたい若者に、ぜひ足を運んでほしい場所です。
おりづるタワー(広島市中区)
- 屋上展望スペース「ひろしまの丘」から広島の街並みや宮島まで見渡せる爽快な眺望
- 折り鶴を自分の手で投じられる「おりづる広場」は、平和への気持ちを形にできる貴重な体験
- 地元産のフルーツドリンクや広島限定のお菓子が揃うカフェと物産館でひと息つける空間
広島市中区にある「おりづるタワー」は、街の中心でゆったりと広島の空と平和に向き合える場所です。外観はガラスと木材が調和し、館内へ一歩足を踏み入れると、まるで森の中を歩くような心地よさ。らせん状のスロープを上がっていくと、途中には映像展示やアートが点在していて、足を止めながら広島の今と昔に触れることができます。
屋上展望台「ひろしまの丘」からは、原爆ドームをはじめ、市街地や遠くの山々まで一望。晴れた日には瀬戸内海の向こうに弥山の姿も見え、開放感あふれる景色が広がります。12階には「おりづる広場」があり、自分の折った鶴を投下する体験は、手のひらから平和への思いが静かに流れていくような感覚です。
1階には地元食材を使ったドリンクが楽しめるカフェや、広島ならではの雑貨や食品が並ぶショップも併設。観光の合間に、ちょっと気持ちを整える時間を過ごしたい若い旅行者にはぴったりのスポットです。
広島城(広島市中区)
- 天守から広がる広島の街並みと宮島の遠景、思わず写真を撮りたくなる開放的な眺め
- 展示室では甲冑や刀などに実際に触れられるコーナーもあり、歴史がグッと身近に感じられる
- 季節イベントや限定グッズも豊富で、友人との観光にワクワクを加えてくれる体験型の楽しみ
広島市中心部の基町にある広島城は、毛利輝元が築いた戦国時代の面影を今に伝える、風格ある名所です。天守は戦後に再建されたものですが、中はしっかりとした歴史博物館になっていて、甲冑や刀剣といった展示を間近で見ることができます。最上階にのぼれば、広がる市街地の奥に宮島を望むことができ、その景色に思わず息をのみます。
城のまわりは季節ごとに表情が変わります。春は満開の桜が堀をぐるりと囲み、秋には紅葉が水面に映ってしっとりとした雰囲気に。カメラ片手に散策する人も多く、自然の中で歴史を感じられるスポットとして、若い旅行者にもじわじわ人気が高まっています。
アクセスは市内電車の紙屋町東・西から歩いて15分ほど。入館料は大人370円と手頃なので、学生同士の観光やひとり旅にもぴったりです。観光の合間に少し足を延ばして立ち寄れば、広島という街の深みが少しだけ見えてくるかもしれません。
縮景園(広島市中区)
- 広島中心部にいながら静けさを味わえる和風庭園、忙しい旅の合間に気持ちを整えられる場所
- 桜や紅葉など四季の変化が美しく、自然の中で撮る一枚が映える写真スポットとしても人気
- 夜間ライトアップや季節の茶会など、友人同士で参加できるイベントが旅の思い出を彩る
広島市の中心にある縮景園は、にぎやかな街中とは思えないほど静けさに包まれた、落ち着きある和風庭園です。もともとは江戸時代に藩主・浅野長晟と茶人の家老が造った庭で、池や橋、築山が美しく配置されており、まるで一幅の絵の中を歩いているような感覚になります。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、そして冬は雪景色と、訪れる季節によって景色ががらりと変わります。園内には太鼓橋や跨虹橋といった見どころが点在し、どこを切り取っても写真にしたくなるスポットばかりです。着物をレンタルして園内を散策するプランも人気で、インスタ映えを狙う若者にもぴったりです。
学生料金は150円と手頃で、交通も電停「縮景園前」からすぐ。敷地内には「泉水亭」というカフェもあり、季節の和菓子や抹茶でひと息つけます。にぎやかな旅の途中、ほんの少し立ち止まって静かに過ごしたくなる、そんな場所です。
お好み村(広島市中区)
- ビルの2?4階に広島風お好み焼きの名店がずらり、仲間とワイワイ食べ歩けるにぎやかな食の空間
- 戦後の屋台文化を受け継ぐレトロな雰囲気と香ばしいソースの匂いが、旅の気分を一気に盛り上げる
- 市内電車「八丁堀」から徒歩3分、観光途中に立ち寄りやすいアクセスの良さも人気の理由
広島市中区の繁華街にある「お好み村」は、広島風お好み焼きを一度に食べ比べできる名物グルメスポットです。ビルの2階から4階までに20軒近くの店がひしめき合い、鉄板の熱気とソースの香ばしさが入り口から漂ってきます。ひとつの建物にこれだけの店が集まっている光景は、初めて見るとちょっとしたカルチャーショックかもしれません。
店内では目の前の鉄板で焼き上げられるライブ感を味わいながら、熱々のお好み焼きをそのままヘラでいただくのが広島流。地元の人と観光客が混じり合う空気も居心地よく、気さくな店主とのやりとりも旅の思い出に残ります。好みの具材や焼き方で自分だけの一枚を楽しめるのも魅力です。
アクセスは広電「八丁堀」電停から徒歩すぐ。昼はランチに、夜は飲みの締めにと、使い勝手も抜群です。学生同士の旅行やグループ観光の食事に、活気のある空間で地元の味をしっかり楽しめる一軒です。
宮島ロープウェイ・弥山(廿日市市)
- 循環式と交走式の2タイプが楽しめる珍しいロープウェイで、空中からの眺めを満喫できる体験
- 獅子岩展望台から広がる瀬戸内海のパノラマビューは、思わずシャッターを切りたくなる絶景
- 山頂までは自然あふれるトレッキングコース、軽めの運動と景色を両方楽しみたい人におすすめ
広島・宮島の「宮島ロープウェイ」は、瀬戸内海を一望できる空中散歩が楽しめる観光ルートとして人気です。紅葉谷駅から出発し、木々の上を滑るように進むゴンドラの中では、目の前に広がる海と島々、そして広がる緑の景色に思わず息をのみます。ロープウェイの先に待つのは、神秘的な山・弥山(みせん)の自然です。
獅子岩駅で降りてからは、15分ほど歩けば山頂展望台へ。道中には奇岩や原始林が広がり、自然の力を肌で感じられる道のりです。頂上からの眺めは圧巻で、晴れた日には対岸の広島市街まで見渡せます。フォトジェニックな景色が多く、写真好きの若者にもおすすめです。
宮島桟橋からロープウェイ乗り場までは徒歩または無料シャトルで移動でき、アクセスもスムーズです。登山というよりは、少しアクティブな散策感覚で楽しめるコースなので、自然にふれたい大学生や若い旅行者にぴったりのスポットです。
広島市現代美術館(広島市南区)
- アンディ・ウォーホルやヘンリー・ムーアの作品も展示されている、現代アートを体感できる空間
- 参加型のワークショップやアーティストによるトークイベントが充実し、作品を身近に感じられる場
- 緑に囲まれた比治山公園内にあり、カフェやショップも併設されたゆったり過ごせるアートスポット
広島市南区の比治山公園内に建つ「広島市現代美術館」は、ゆるやかな坂道の先に現れる静かなアートの空間です。建物の設計を手がけたのは建築家・黒川紀章氏。ガラス越しに見える自然の緑と、美術館の曲線が調和していて、外観だけでも印象に残る場所です。
展示内容は戦後から現代までの美術作品が中心で、ウォーホルやムーアといった世界的アーティストの作品も登場します。また、広島をテーマにした企画展も定期的に開催されていて、重さの中にも新しい視点を見つけられる構成が印象的です。アートにあまり詳しくなくても、素直に「感じて」楽しめる工夫がされています。
館内にはセンスの良い雑貨が揃うミュージアムショップや、比治山の風を感じられるカフェも併設。ちょっとひと息つきたい時にもぴったりです。路面電車「比治山下」から徒歩圏内なので、市内観光の途中にふらっと立ち寄れる気軽さも魅力です。静かな場所で、アートに触れたい若者にこそすすめたいスポットです。
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(広島市南区)
- 選手が使うベンチやグラウンドのすぐそばまで行けるスタジアム見学ツアーは非日常の体験
- ソファ席や寝転びシートなど、自由なスタイルで野球を楽しめる観戦席のバリエーション
- 広島駅から徒歩圏内でアクセス抜群、観戦のあとにそのままショッピングや食事にも行ける立地
広島市南区にある「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」は、広島東洋カープのホーム球場として地元ファンに愛されているスポットです。球場に一歩足を踏み入れると、開放感のある広いスタンドと天然芝のフィールドが目に飛び込んできます。どの席からも臨場感があり、グラウンドとの距離の近さが特徴です。
試合の日は球場内外がにぎわい、名物「カープうどん」や選手考案メニューなど、ここならではのグルメも楽しめます。ビール片手に応援歌を口ずさみながら観戦する時間は、友達同士の旅にも最高の思い出になるはずです。野球ファンでなくても、あの空気感に触れればきっとテンションが上がります。
アクセスはJR広島駅から徒歩10分ほど。市電を使えば「的場町」電停からも徒歩圏内で、周辺には飲食店やショッピング施設も充実しています。観戦が旅の目的になるような、そんな特別な体験をしたい若者にぴったりの場所です。
【穴場】広島観光で若者向けスポット10選
続いて、穴場な広島観光で若者向けスポット10選を紹介します!
広島観光を満喫したい若者や大学生に向けて、人混みを避けつつ特別感のある体験ができる穴場スポットを厳選しました。
自然に癒やされたい人も、静かな歴史にふれたい人も、定番では味わえない広島の奥深さに出会えるスポットが集まっています。
観光地としてはあまり知られていない分、写真映えする景色も多く、ゆっくり過ごせるのが魅力です。新しい視点で広島を楽しみたい若い世代におすすめです。
未来心の丘(耕三寺博物館)(尾道市)
- 真っ白な大理石が敷き詰められた幻想的な空間で、自然光と影が生み出す絶景スポット
- 広大な丘全体がアート作品として開放されていて、自分のペースで散策できる自由な雰囲気
- 瀬戸内海を望むカフェ「クオーレ」で、地元産の柑橘ドリンクを片手にのんびり過ごす時間
尾道市・生口島にある「未来心の丘」は、耕三寺博物館の敷地内に広がる真っ白な大理石のアート空間です。彫刻家・杭谷一東(くえたにいっとう)氏が手がけたこの丘は、約5,000平方メートルの敷地いっぱいに幻想的な彫刻群が並び、まるで地中海のリゾートに迷い込んだような気分にさせてくれます。
訪れた人が自由に歩き回れるこの丘は、どこを切り取っても絵になるスポット。真っ白な石と青空、そして瀬戸内の海とのコントラストは、スマホ片手に写真を撮る若者たちにとって絶好のロケーションです。彫刻に触れながら、静かに過ごす時間も心に残ります。
カフェ「クオーレ」では、大理石の床とガラス張りの空間から絶景を眺めつつ、広島産の柑橘ジュースやスイーツでひと息つけます。観光地の喧騒を離れて、心を整えられる時間がここにはあります。島旅の途中に、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
愛宕神社(広島市安芸区)
- 広島市街を一望できる展望ポイント。広島湾の夜景と橋のライトが心に残る絶景
- 頂上までの登山道がちょっとした冒険気分を演出。静けさの中を歩く体験が魅力
- 観光客の少ない穴場スポット。恋人や友人とゆっくり語らうのにぴったりの空間
広島市安芸区の山あいにたたずむ愛宕神社。地元では「矢野の愛宕さん」と呼ばれ、地域に親しまれてきた小さな神社です。朱色の社殿が緑に映える昼間の姿も美しいですが、注目したいのはなんといっても夜の風景。神社の境内からは、広島湾の夜景が視界いっぱいに広がります。
標高はそこまで高くありませんが、街の灯りや広島大橋のライトアップがまるで宝石のようにきらめいて見えるこの場所は、都会の喧騒を離れて静かな時間を過ごしたい人にぴったりです。夜風を感じながら見る広島の夜景は、言葉を失うほどの美しさがあります。
道中は少し暗く足元が不安定な場所もあるため、夜に訪れる場合はスニーカーと懐中電灯があると安心です。日常から少しだけ背伸びした、ちょっと特別な夜の散歩。そんな体験を求める若者に、ぜひ足を運んでほしい隠れた名所です。
三段峡(山県郡安芸太田町)
- 黒淵や猿飛、三段滝などを歩いて巡る自然満喫ルート。渓谷探検のワクワク感が魅力
- 静かな川面を進む渡舟やSUP体験。水の上から見る峡谷の景色に心が動く体験
- 県指定の癒しの森コース。春の新緑や秋の紅葉が体と気持ちをやさしく整えてくれる
広島の中心地から車で約90分。山県郡安芸太田町にある三段峡は、都会の喧騒を忘れて、自然と向き合える特別な場所です。入り口を抜けると、切り立った渓谷と澄んだ水、耳に届くのは川の音と風のそよぎだけ。黒淵や猿飛といった名所も、地名というよりまるで物語の一場面のように感じられます。
遊歩道をのんびり歩くうちに、空気が変わっていくのがわかります。川沿いを進んでいくと、小さな渡し船が静かに待っている「黒淵渡舟」にたどり着きます。木舟で進む渓谷の奥は、時間がゆっくり流れているかのような不思議な空間です。
水の上では、カヤックやSUPにもチャレンジ可能。春は新緑、秋は紅葉と、季節によってまったく違う表情を見せてくれるのも魅力です。広島の観光をアクティブに楽しみたい若者にとって、まさに心を解放できる穴場といえるでしょう。
帝釈峡(庄原市)
- 高さ40メートルの天然アーチ「雄橋」など、見どころ満載の渓谷で非日常に触れる体験
- 神龍湖を進む遊覧船やボートで、切り立つ崖や深緑を目の前に感じられる贅沢なひととき
- カヤックやセグウェイでの探検も可能。自然の中で思いきり遊びたい世代にぴったり
広島県庄原市の奥地にひっそりと広がる帝釈峡。ここは、観光パンフレットの常連というより、自然と向き合いたい時にふと訪れたくなるような静けさをたたえた渓谷です。中でも「雄橋」は、巨大な岩が空をまたぐようにそびえる天然のアーチ。足元に立つと、その大きさに言葉が出なくなるほどです。
神龍湖では遊覧船も運航していて、畳敷きの船に腰を下ろせば、湖面を渡る風と鳥の声が心地よく響きます。エンジン音もほとんど気にならず、時間が止まったようなひとときを過ごせます。春は新緑、秋は紅葉と、季節ごとの彩りもまた格別です。
湖畔の道を歩くと、せせらぎの音や小さな滝の姿が現れて、スマホを構える手が止まりません。忙しい日常から一歩離れて、自然の中で自分を整えたい若者にこそすすめたい、そんな穴場の癒しスポットです。
千光寺公園(尾道市)
- ロープウェイからの空中散歩と展望台「PEAK」から望む尾道の港町風景の心地よさ
- 尾道城跡地の展望施設「MiTeMi」など、写真好きにはたまらない撮影スポットの連続
- 文学碑が並ぶ遊歩道と、春の桜や夜景100選にも選ばれた夜景が楽しめる幻想的な空間
尾道の街を見下ろすように広がる千光寺公園は、ただの“高台の公園”という言葉では語りきれません。ロープウェイに揺られながらの空中散歩から始まる時間は、街のざわめきが次第に遠のき、代わりに瀬戸内海の静かな広がりが視界を満たしていきます。
公園の中心には、尾道城跡地につくられた展望施設「PEAK」と、アート感覚あふれる展望台「MiTeMi」があり、若い世代が思わずスマホを構えるような景色が待っています。春になれば桜が咲き誇り、花と港と島々が織りなす眺めはまさに“映え”そのものです。
文学のこみちを歩けば、石碑に刻まれた言葉たちが旅人に語りかけてくるよう。気づけばただの観光ではなく、尾道の空気ごと感じるような、少し贅沢なひとときになるはずです。
鞆の浦歴史民俗資料館(福山市)
- 鞆の浦の暮らしを今に伝える漁具や祭り道具の展示で、生活の息づかいを感じる空間
- 潮待ちの港町として栄えた背景を学べる資料構成で、歴史好きにはたまらない見応え
- 資料館のテラスから眺める瀬戸内海の景色と、古い町並みを歩ける絶好のロケーション
瀬戸内海を望む鞆の浦の高台にひっそりと佇むのが、鞆の浦歴史民俗資料館です。館内に一歩入れば、かつての漁師町の日常がそのまま残されたかのような空気に包まれます。館の窓からは、島々が浮かぶ海の景色が広がり、ただの資料館では終わらない“眺めの良さ”も魅力のひとつです。
展示されているのは、地元で大切に受け継がれてきた漁具や生活道具、鯛網漁のジオラマ、さらには秋祭りの山車など。どれもが「暮らし」の中に根ざした文化を丁寧に伝えてくれます。見た目の華やかさだけでなく、道具ひとつひとつに人の手の温もりを感じられる展示が並んでいます。
JR福山駅からバスで約30分、停留所から歩いてすぐの立地。入館料は150円と良心的で、高校生以下は無料。鞆の町を歩き始める前に、まずはこの資料館で地域の背景を知っておくと、何気ない風景の見え方がガラリと変わるはずです。
たけはら町並み保存地区(竹原市)
- 石畳の道に続く木造町家の風景が、まるでタイムスリップしたかのような散策体験
- 陶芸や竹細工が気軽に楽しめる体験工房が多く、思い出づくりにもぴったりな場所
- 高台にある西方寺普明閣から望む町並みと海の眺めが、写真映えする絶景スポット
かつて塩の町として栄えた竹原市の中心部に、今もなお江戸時代の面影を色濃く残す一角があります。それが「たけはら町並み保存地区」。通りに立ち並ぶのは、木造の商家や白壁の土蔵、格子戸が印象的な建物たち。石畳の道をゆっくり歩いていると、どこか時がゆるやかに流れているように感じられます。
町のあちこちには、竹工芸の工房や古民家を改装したカフェが点在しており、ふらりと立ち寄ってクラフト体験やレトロな空間を楽しむことも可能です。竹原独自の塩づくり文化なども知ることができるため、ただ歩くだけでは終わらない深みがあります。
高台にある西方寺の普明閣に登れば、瀬戸内海と歴史ある町並みを見渡すことができ、写真映えも抜群。駅から歩いて15分とアクセスも良く、週末の小旅行やデートスポットとしてもおすすめの穴場です。
世界一の大杓子(廿日市市)
- 全長7.7メートル、重さ2.5トンの巨大杓子。あまりの迫力に、思わず写真を撮りたくなる存在感。
- 「幸せをめし取る」と伝わる縁起物。宮島ならではのストーリー性があり、話のネタにも最適。
- etto宮島交流館前に展示されていて、観光の合間に立ち寄りやすい便利なロケーション。
宮島の表参道商店街を抜けた先に、ちょっとした驚きが待っています。目に飛び込んでくるのは、木造とは思えないほどの存在感を放つ「世界一の大杓子」。全長7.7メートル、重さはなんと2.5トン。宮島名物・しゃもじのルーツとされるこの地だからこそ生まれたスケールの大きな展示です。
観光客が足を止めるのは、その圧巻の大きさだけが理由ではありません。このしゃもじ、背景には「厄を払う」「願いをすくい取る」といった縁起の良さが込められています。記念写真を撮れば、インスタ映えはもちろん、お守り代わりの気分になれるかもしれません。
交流館内にはおみやげ選びが楽しいショップや、ひと息つけるスペースもあり、歩き疲れた体にちょうどいいスポットです。メジャーな名所と名所の“間”に、こうしたユニークなポイントを挟むと、旅の余白にぐっと味わいが出てきます。
二葉の里歴史の散歩道(広島市東区)
- 不動院金堂や仏閣が点在し、広島の歴史と静けさを味わえる情緒あふれる散策ルート
- 約3キロの「らくらく七福神コース」は軽い運動にも最適で、気軽に文化に触れられる道のり
- 配布マップや案内ボランティアのサポートがあるため、初めてでも安心して巡れる学びの場
広島駅のすぐ東側、喧騒から少し離れた場所に広がる「二葉の里歴史の散歩道」。約10キロのこのルートには、古くから街を見守ってきた神社仏閣が点在し、静かな時間が流れています。不動院の国宝・金堂をはじめ、どこか懐かしさを感じる歴史の景色が訪れる人を迎えてくれます。
散策ルートはテーマ別に複数用意されており、「七福神めぐり」や「国宝探訪」など、歩く楽しみを倍増させる工夫が盛り込まれています。マップも配布されていて、ガイドを申し込めば無料で案内してもらえるのも魅力のひとつです。
道すがら目に入る石碑や平和を祈る仏舎利塔は、観光という枠を超えて、戦後の広島の歩みを静かに語ってくれます。街歩きが好きな若い旅行者には、ちょっとした知的探訪としておすすめしたいルートです。
奥田元宋・小由女美術館(三次市)
- 日本画と創作人形の展示が調和するユニークな空間で、感性を刺激する芸術体験
- 満月の夜にだけ開かれる幻想的なロビーコンサートは、非日常を味わえる特別な時間
- ガラス越しに眺める庭園と月明かりが心を癒やす、美術館とは思えない開放的なロケーション
広島県三次市に足を運ぶなら、「奥田元宋・小由女美術館」は一度は訪れておきたい場所です。ここは、日本画の巨匠・奥田元宋と、創作人形で知られる奥田小由女という、異なる分野で活躍した夫婦アーティストの作品が一堂に会するユニークな美術館です。
館内には、奥田元宋が描く迫力ある自然風景と、小由女の繊細で表情豊かな人形たちが共演し、空間そのものがアートの世界へと誘ってくれます。特にガラス張りのロビーから眺める月は、館の設計に込められた想いを感じられる名所のひとつです。満月の日には夜の開館や音楽イベントも実施されるため、日中とは違った幻想的な表情に出会えるかもしれません。
館内にはカフェやショップもあり、展示鑑賞の余韻に浸りながら過ごせる環境が整っています。静けさに包まれた美術館で、旅の感性をゆっくりと深めてみてはいかがでしょうか。若者の感性にも響く“本物”が、きっとそこにあります。
【グルメ】広島観光で若者向けスポット5選
続いて、グルメに特化した広島観光で若者向けスポット5選をご紹介します!
広島観光を計画している若者や大学生にとって、地元ならではの味覚体験は旅の大きな楽しみのひとつです。
なかでも「グルメスポット」は、SNSで話題になっているお店や、地元の人にも愛されている人気の飲食スポットを厳選しています。
名物のお好み焼きを楽しめる専門施設や、個性豊かなカフェごはん、そしてインスタ映えする空間で食べるスイーツなど、味も見た目も満足度の高いお店が勢揃いです。
観光の合間にちょっと立ち寄るのにもぴったり。広島の食文化を気軽に楽しみながら、友人と会話も弾むグルメ巡りができるのが魅力です。
ここで紹介する飲食スポットを回れば、広島ならではの味と雰囲気をしっかり満喫できます。
Wood Egg お好み焼館(広島市西区)
- ユニークな卵型の建物に木材をふんだんに使った外観が印象的で、思わず写真に収めたくなるデザイン性の高さ
- 「おこのミュージアム」では広島お好み焼きのルーツやソースの工夫などを、展示を通じて楽しく学べる体験型コンテンツ
- 3階にあるキッチンスタジオでの調理体験や工場見学を通じて、仲間と一緒に料理の楽しさを味わえる参加型アクティビティ
広島市西区にある「Wood Egg お好み焼館」は、広島を代表する味を“見て、作って、食べて”楽しめる体験施設です。まるで卵をモチーフにしたような建物は、一目見た瞬間に思わず写真を撮りたくなるユニークな外観。訪れた人をやさしく迎えてくれます。
館内の見どころは2階の「おこのミュージアム」。広島風お好み焼がどうやって生まれ、どのように広まったのかを、実物展示や当時の再現映像を通してわかりやすく学べます。難しい説明は一切なし。ふらっと訪れても、気軽に楽しめる内容になっています。
さらに3階では、お好み焼の調理体験も可能。プロの指導を受けながら、ソースの香りが漂う鉄板で一枚の広島風お好み焼を自分で焼き上げる時間は、ちょっとした非日常。予約制ですが、友達や恋人と一緒にわいわい楽しめるのも魅力です。最後に工場見学で製造の裏側を見られるのも、おいしさの理由が深くわかる貴重な体験になります。広島グルメを学びながら味わいたい若者には、ぴったりのスポットです。
DOUBLE FLAT(広島市中区)
- ガラスケースに並ぶ色鮮やかなフルーツサンドは、見た目のインパクトも抜群で写真映え間違いなし。
- 広島県産を中心とした旬の果物を贅沢に使用。素材にこだわったフレッシュな味わいが楽しめる。
- 開放感あるカフェスペースでは、友達同士でゆっくり会話を楽しみながら甘い時間を過ごせる。
広島市中心部の立町エリアにある「DOUBLE FLAT」は、ちょっと気の利いた休憩がしたいときに立ち寄りたい、果物と空間にこだわるカフェです。入口のガラス越しから見えるのは、丁寧に並べられた断面が美しいフルーツサンド。その見た目の可愛らしさに、思わず足を止めたくなります。
使われている果物は、地元・広島産を中心に、店主自ら目利きして選んだものばかり。甘すぎないクリームとのバランスがちょうどよく、一口ごとに季節の味が広がります。メニューは、王道のミックスサンドから、その日だけの限定サンドまで豊富に揃っていて、選ぶ時間さえも楽しい体験のひとつです。
ふらっと立ち寄れるカジュアルさがありながら、素材へのこだわりは本物。カフェというより、果物の魅力を“味わう場”と呼ぶ方がしっくりくるかもしれません。観光の合間に、思い出と一緒に“映える美味しさ”を噛みしめてみてはいかがでしょうか。
Recolter(広島市中区)
- 流川エリアで深夜まで営業している、大人が気軽に立ち寄れるスイーツバー
- ケーキとカクテルをカウンターで味わえる、落ち着いた非日常の空間
- フォトジェニックなケーキは少しずついろんな味を楽しめるシェアスタイルにも最適
広島市中区の繁華街、流川町にある「Recolter(リコルティ)」は、夜カフェとバーが融合したような隠れ家的存在です。店内は間接照明がやさしく灯る落ち着いた雰囲気で、静かに語り合いたい夜にちょうど良い空間が広がっています。
カウンター越しに並ぶのは、ひと口サイズの上品なケーキたち。甘さ控えめでどこか繊細な味わいは、食後でも重たく感じません。数種類を選んでシェアしながら、それぞれの個性を楽しむのもおすすめです。
ワインやカクテルとの相性も抜群で、甘いスイーツとアルコールを合わせる“夜のご褒美時間”がここでは叶います。女子旅や友人同士での締めくくりに、静かでおしゃれな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
RIVA(広島市中区)
- 季節ごとに内容が変わる全18品の創作コース。仲間と少しずつ楽しめるスタイルが魅力。
- 甘味処の建物を活用した隠れ家のような入り口。入店前からワクワクするような仕掛けが面白い。
- 瀬戸内や山陰の食材をふんだんに使った料理で、地元の味と文化をしっかり味わえる一軒。
広島市中区・新天地の路地裏にひっそりと構える「RIVA(リヴァ)」は、和の趣を大切にした隠れ家ダイニング。観光ついでに立ち寄るというよりは、ここを目指して足を運びたくなる一軒です。
店の自慢は、毎月替わるコース仕立ての「十八のいろいろ」。瀬戸内の海や山の旬の食材を使い、18品を一皿ずつ提供してくれるという粋なスタイルが、料理好きの若者の間でも密かに話題になっています。味噌や昆布といった地元の素材を巧みに取り入れた一品一品に、広島らしさが感じられます。
座席はカウンターと掘りごたつの個室が中心で、落ち着いた雰囲気。入口は和菓子屋「島々」に面しており、食後には本格的な上生菓子と抹茶が用意されているのも嬉しい演出です。ちょっと背伸びしたいデートや記念日の夜に、予約を入れて訪れたいお店です。
尾道ラーメン 暁(広島市中区)
- しっかりとした旨味のある醤油ベースのスープに背脂が絶妙なアクセントを加える一杯
- 広島中心部の八丁堀エリアにあり、観光ついでに立ち寄りやすいアクセスの良さが魅力
- ボリューム満点のチャーハンや唐揚げとのセットメニューが学生の胃袋をしっかり満たす
八丁堀交差点のすぐそば、アクセスの良さが光る「尾道ラーメン 暁」は、広島市中心部で“地元の味”を気軽に楽しめる人気の一軒です。スープは鶏ガラと魚介だしに醤油を効かせ、背脂の甘みが加わって、あっさりしながらも奥深い味わいに。注文を受けてから炊き込まれるスープの香りが食欲をそそります。
カウンターとテーブル合わせて20席ほどの店内は、昼時はサラリーマン、夜は学生やカップルで賑わいます。看板メニューの尾道ラーメンにチャーハンや唐揚げを組み合わせたセットはボリューム満点で、コスパも抜群。1,000円以下で満腹になれるのは、若い世代にはうれしいポイントです。
通し営業のため、ランチはもちろん、観光の合間や夕方の休憩、夜の〆にもぴったり。観光客にとっても立ち寄りやすい場所にあり、「広島でラーメンを食べるならココ」とリピーターが絶えない理由が、食べればすぐにわかります。
【カフェ】広島観光で若者向けスポット5選
続いて、カフェ巡りに最適な広島観光で若者向けスポット5選をご紹介します!
観光の合間にちょっとひと息つきたいとき、広島には若者に人気のおしゃれなカフェが数多くあります。
フォトジェニックな空間やこだわりのコーヒーが楽しめる店が点在しており、広島観光を計画している若者や大学生には特におすすめです。
広島観光で若者向けおすすめスポットを探している人にとって、カフェ巡りは、旅の満足度をぐっと高めてくれる情報になるでしょう。
ここでは、地元の人にも愛されている広島で注目&人気のカフェを厳選して紹介します。
Cafe Classic(広島市中区)
- 注文後にじっくり焼き上げる分厚いホットケーキは、外はさくっと中はふわっとした絶妙な仕上がり
- 木の温もりが広がる店内には季節の草花も飾られ、静かに過ごしたい人にぴったりの落ち着いた雰囲気
- ウインナーコーヒーやフルーツスムージーなどのドリンクが豊富で、カフェ好きの若者からも好評
広島の中心地・立町にある「Cafe Classic」は、本通りの喧騒から少し離れた路地裏に、ひっそりと佇む一軒の喫茶店。扉を開けると、木の香りとほんのり甘い焼き菓子の香りがふわっと広がり、旅の緊張感がすっとほどけていくような空気に包まれます。
ここの名物は、なんといっても手作りのホットケーキ。注文を受けてからじっくり焼くスタイルで、ふっくら分厚い生地にナイフを入れると、内側はしっとり。見た目以上にやさしい甘さで、素朴なのにクセになる味わいです。プリンやスムージー、ウインナーコーヒーなど、ドリンクも一つひとつ丁寧に作られています。
席はテーブルとカウンターがあり、一人でふらっと入っても落ち着いて過ごせる雰囲気。支払いはキャッシュレスにも対応していて、観光の合間に寄り道しやすいのも嬉しいポイント。広島で“ちょっといい休憩時間”を探している若者や学生にこそ、立ち寄ってほしい場所です。
cafe citron(広島市中区袋町)
- アンティークの家具に囲まれた温かな店内は、観光の合間にほっと落ち着ける癒しの空間
- 好きな小鉢を選べるデリランチは、五穀ごはんと豚汁付きで体にやさしい味わいが魅力
- マフィンや季節のスイーツ、夜にはお酒も楽しめるなど、時間帯ごとに表情が変わる楽しさ
広島・袋町の地蔵通りに面したビルの2階。「cafe citron」は、ふっと日常から離れたいときにこそ立ち寄りたいカフェです。木のぬくもりを感じる店内は、アンティーク調の家具ややわらかな照明に包まれていて、肩の力を抜いて過ごせる空気が流れています。
ランチタイムに登場するのは、手作りの小鉢を自由に選べる「デリランチ」。見た目は素朴なのに味はしっかりで、五穀ごはんと具だくさんの豚汁がやさしくお腹を満たしてくれます。午後には焼きたてのマフィンや、季節のパフェを目当てに来る人も多く、夜はグラスワインを片手にゆったり過ごす大人の時間へ。
広島観光の途中で、にぎやかさから少し距離を置きたいと感じたら、cafe citronへ。喧騒のすぐそばに、ちゃんと静けさが待ってくれている場所です。若者や学生にも、この“心の余白”を知ってほしいと思います。
shimaji coffee roasters(広島市南区)
- イチゴや柑橘を思わせる香りが広がる、自家焙煎の浅煎りコーヒーが楽しめる専門店
- 的場町の電停すぐそば、広島駅からも徒歩圏内で観光の合間に立ち寄りやすい立地
- 白と木目を基調にした北欧風の小さな空間で、ひと息つける心地よいカウンター席
広島駅から歩いて10分ほど、的場町電停のすぐ近くにあるのが「shimaji coffee roasters」。まるで北欧の町角にありそうな、白い壁と木目の静かな佇まいが印象的なカフェです。こぢんまりした店内に入ると、ほんのり漂うコーヒーの香りと静かな空気に、時間の流れがゆっくりに感じられます。
ここの自慢は、自家焙煎の浅煎りコーヒー。飲んでみると、ベリーのような爽やかさや、どこか紅茶にも似た優しい香りが広がります。一杯ずつ丁寧に淹れてくれるからこそ、豆本来の風味がじんわり伝わってくる感覚が心地いいです。
席数は多くなく、8席ほど。それもまたこの店の魅力で、静かに一人で過ごしたいときや、旅の合間にリセットしたいときにはちょうどいい距離感。キャッシュレス決済もできて、観光中でも気軽に立ち寄れるのが嬉しいところです。コーヒー好きならずとも、一度は味わってみてほしい場所です。
44(キャラントキャトル)(広島市中区立町)
- 川沿いのテラス席やふかふかのソファ席が心地よく、旅の途中に静かにひと息つける空間
- ふわとろ卵のオムライスや明太クリームのオムパスタなど、見た目も味も満足な人気メニュー
- アップルパイや季節のスイーツに加え、夜はカクテルも楽しめる使い勝手の良いカフェ
立町の電停からほんの数分。雑居ビルの5階にある「44(キャラントキャトル)」は、街なかにあるのに、少し隠れ家のような雰囲気を感じさせるカフェです。大きな窓からは元安川を見下ろせて、川沿いの景色がちょっとした特別感を与えてくれます。ほどよくカジュアルで、だけど落ち着きもある空間です。
人気は、ふわとろの卵がのったオムライスや、ソースたっぷりのオムパスタ。ランチタイムにはドリンクとサラダもついていて、見た目も華やか。価格も1,000円前後と、旅行中の学生にもやさしい設定。味もボリュームもちょうどよくて、つい長居してしまいそうです。
席はソファやカウンター、テラス席まで揃っていて、一人でも友達同士でも気兼ねなく過ごせます。夜は22時過ぎまで営業していて、観光後にふらっと立ち寄るのにもぴったり。広島の中心地で、静かにリラックスできるカフェを探しているなら、ここはとてもいい選択肢になるはずです。
OBSCURA COFFEE ROASTERS FUKUROMACHI(広島市中区袋町)
- 一杯ずつ丁寧に淹れる自家焙煎コーヒーは、豆の個性が際立つスペシャルな味わいが魅力
- 木とコンクリートを基調にした静かな空間は、旅の途中にほっと落ち着けるちょうどいい居場所
- スコーンなどの焼き菓子も人気で、テイクアウトも可能な使い勝手のよさが観光中にうれしい
広島・袋町、本通りのにぎやかな通りから少し路地に入った先。木の扉を開けて中へ入ると、空気がふっと変わる。豆を焼いた香ばしさが鼻をくすぐって、しんとした心地よさが店いっぱいに広がっています。「OBSCURA COFFEE ROASTERS FUKUROMACHI」は、そんな静かな余白を持つコーヒースタンドです。
店内はカウンター中心で、10数席ほどの小さな空間。無理におしゃれを詰め込まず、でもセンスの良さが自然と伝わる、素朴で落ち着いた内装です。豆の個性を活かした自家焙煎のコーヒーは、浅煎りでも深煎りでも香りが立ち、ひと口目から印象が残ります。スタッフさんとのちょっとした会話も、この場所なら心地いい。
朝から夜まで開いているのもありがたいポイント。テイクアウトで片手に持ち歩くのもいいし、ひと休みに腰を下ろすのもよし。観光の途中に「ちょっとだけ落ち着きたい」と感じたとき、この場所がそっと寄り添ってくれます。コーヒーに詳しくなくても、ちゃんと居場所がある。そんなカフェです。
【遊ぶところ】広島観光で若者向けスポット5選
続いて、遊ぶところにスポットを当てた広島観光で若者向けスポット5選をご紹介します!
広島観光を計画中の若者や大学生にとって、アクティブに楽しめるスポットは見逃せないエリアです。
友人同士やカップルでワイワイ遊べる体験型スポットや、おしゃれで気分が上がるロケーションなど、若者の好奇心をくすぐる場所を厳選しました。
ショッピングや観光の合間に立ち寄って、思い出に残る広島旅を満喫できるスポットを紹介します。
ONOMICHI U2(尾道市)
- 昔の海運倉庫を活かしたデザインと海辺のロケーションが映えるおしゃれスポット
- 自転車を借りてそのまま旅に出られる設備が整っていて、しまなみ海道の出発地に最適
- 地元・瀬戸内の食材を使った料理やパンが楽しめて、グルメ好きの若者にもうれしい場所
尾道駅から歩いて5分。海沿いの倉庫街にある「ONOMICHI U2」は、倉庫だった建物をリノベーションして生まれ変わった複合施設です。扉をくぐると、潮の香りと木の温もりが混じったような心地よい空間が広がり、若い旅行者たちの姿が自然と溶け込んでいます。
施設内には、自転車をそのまま部屋に持ち込めるホテルや、瀬戸内の食材をふんだんに使ったレストラン、焼きたてパンが香るベーカリーなどがあり、一日中いても飽きません。特にしまなみ海道の出発点として人気があり、自転車で旅する人にはぴったりの拠点となっています。
カフェでくつろいだり、海を眺めながらベンチに腰掛けたり。SNSに載せたくなるような景色がそこここにあるのも魅力です。観光と日常がゆるやかに交差するこの場所で、尾道らしい時間の流れを感じてみてください。
SOSU ATHLETE(広島市安佐北区)
- 専用フィールドで展開される「X TAG GAME」は、走って逃げて追いかけて、本気になれる鬼ごっこ体験
- 壁を蹴ってジャンプするトランポリンやスピード勝負のボルダリングなど、体を使った本気の遊び場
- スタッフのサポート付きで、初めてでも挑戦しやすい予約制の安心アクティビティ施設
広島市安佐北区にある「SOSU ATHLETE」は、ただの遊び場ではありません。体を動かす楽しさを存分に味わえる、若者や大学生にぴったりの体験型アクティビティ施設です。たとえば、全力で走って跳ねる「エックスタグゲーム」や、高さに挑むウォールトランポリンなど、遊びながら夢中になれる20種以上のアトラクションが用意されています。
ひとつひとつのエリアにはスタッフが付き添い、動き方を丁寧に教えてくれるので、運動に自信がない人でも安心です。ただ楽しいだけではなく、自分の運動能力を測ってもらえるシステムもあり、「できた!」の実感が自信につながるのもこの施設の魅力といえるでしょう。
場所はJR可部駅からバスで約10分。駐車場も広く、車でも気軽にアクセス可能です。完全予約制なので混雑を気にせず楽しめます。身体を使って思いきり遊びたいときに、広島で一度は訪れておきたいおすすめのスポットです。
VS PARK イオンモール広島府中店(安芸郡府中町)
- テレビのバラエティ番組のような世界観で、思いきり笑って盛り上がれるアクティビティ空間
- 全力で逃げる「ニゲキル」や飛んでかわす「Jump×Jump」など、体を使って楽しむゲームの数々
- 学生向けプランや夕方のフリーパスも用意されていて、仲間同士で気軽に楽しめる料金設定
広島市・安芸郡府中町のイオンモール広島府中3階にある「VS PARK」は、まるでテレビのバラエティ番組に飛び込んだような感覚で遊べる体験型スポットです。館内には26種類以上のアクティビティがそろい、友達とわいわい笑いながら、思いきり体を動かせます。
中でも人気なのが、猛獣に追われる映像に合わせて本気で逃げる「ニゲキル」、回転するバーを飛んで避ける「Jump×Jump」、そして話題のアクティビティ「AXE BATTLE」。どれも直感的に楽しめて、初めてでもすぐに夢中になれます。
学生向け料金は120分で約2,200円と手頃で、LINEクーポンやフリーパスの割引もあり。JR天神川駅から徒歩5分という好立地で、事前予約制だから混雑も気になりません。遊びたい気分の日にぴったりの、広島ならではのエンタメ空間です。
リトルプラネット LECT広島(広島市西区)
- 光と音がシンクロするボールプール「ZABOOM JOURNEY」で没入感たっぷりの体験ができる空間
- 砂に触れるたびに恐竜や川が現れる「SAND PARTY!」は、直感的に遊べるARアトラクション
- 自分の描いたイラストが動き出す「DRAW YOUR WORLD」で、ちょっとした感動と驚きが味わえる
広島市西区のLECT内にある「リトルプラネット LECT広島」は、まるで未来の遊園地のような感覚が味わえる屋内型の体験施設です。デジタルと遊びが組み合わさった空間には、子どもだけでなく、若者や大学生も思わず夢中になる仕掛けがたっぷり詰まっています。
たとえば、光と音で演出されたボールプール「ZABOOM JOURNEY」では、身体を動かしながら非日常の世界へ。砂場に映し出される地形と連動する「SAND PARTY!」では、ARの技術で手を動かすたびに変化が起こります。ぬり絵が画面の中で動き出す「DRAW YOUR WORLD」も人気のひとつです。
フリーパスは大人でも900円と手ごろで、初回にはリストバンド型の端末がもらえるため、体験記録が自動で保存されるのもポイント。新井口駅や商工センター入口駅からバスでアクセスでき、LECTでの買い物や食事の合間にも立ち寄りやすいスポットです。観光中にちょっと遊び心を刺激したいときに、ぴったりの場所です。
瀬戸内海クルージング体験「Joycruise」(尾道市)
- まるで“海の別荘”のような貸切クルーザーで、気の合う仲間とだけ過ごせる贅沢な時間
- 瀬戸内の旬を使った料理を、シェフが目の前で仕上げるライブ感たっぷりの船上グルメ体験
- 短時間のお試しプランから宿泊付きまで選べる幅広いコースで、記念日や旅の締めくくりにも最適
広島・尾道で特別な時間を過ごしたいなら、「Joycruise(ジョイクルーズ)」の瀬戸内海クルージングがおすすめです。目の前に広がる海と島々の風景は、静かで穏やかなのに、どこか胸が高鳴るような美しさがあります。
船上では、地元食材をふんだんに使った料理が用意されていて、ただ景色を楽しむだけでなく、五感すべてで“瀬戸内”を味わえます。瀬戸の海を眺めながら、少し贅沢なランチやディナーを楽しむ時間は、旅の思い出にしっかり刻まれるはずです。
ルートは鞆の浦方面や瀬戸大橋周遊など複数あり、貸切にも対応しているため、グループ旅行やカップルでの記念日利用にもぴったり。写真映えも抜群で、海の上でしか出会えない景色と体験が待っています。観光だけでは物足りない若者にこそ体験してほしい、広島ならではの海の旅です。
【インスタ映え】広島観光で若者向けスポット5選
続いて、インスタ映えにおすすめの広島観光で若者向けスポット5選をご紹介します!
広島観光を計画している若者や大学生にとって、思い出を写真に残せる“映えスポット”は見逃せませんよね!
このインスタ映えスポットでは、夜景や自然の絶景、レトロで雰囲気のある風景など、SNSでシェアしたくなる魅力あふれる場所を厳選しました。
女子旅やカップルでの旅行にもぴったりなロマンチックなロケーションが揃っています。
観光の合間に立ち寄れるスポットばかりなので、広島旅行のプランにぜひ組み込んでみてはいかがでしょうか。
黄金山の夜景(広島市南区)
- 広島市街や瀬戸内海を一望できる展望台があり、見晴らしの良さが抜群
- 市内中心部から車で気軽に行ける立地で、ドライブ途中の立ち寄りに最適
- 夕暮れから橋がライトアップされる時間帯は、写真映えを狙うならベスト
広島市南区にある黄金山は、街中から少し足をのばすだけで、広がる夜景を存分に楽しめる穴場のビュースポットです。標高222メートルとそれほど高くはないのに、山頂の展望台からは、広島大橋や瀬戸内海の向こうまで視界が開けていて、その景色に思わず息をのむ人も少なくありません。
2020年に展望台がリニューアルされ、夜景を見るにはちょうどいい高さと角度になりました。駐車場からは歩いて数分ほどで展望台に着けるので、夜のドライブのついでに立ち寄る人も多いようです。アクセスのしやすさも、黄金山の人気の理由のひとつです。
日が沈む頃、街が夕焼けに染まり始め、やがて橋のライトや街の灯りがぽつぽつと浮かび上がる時間帯は、写真映えも抜群。SNSで共有したくなるような、ロマンチックな一枚が撮れるでしょう。なお、夜間は通行規制があるため、訪れる際は時間のチェックをお忘れなく。
荒谷山で雲海(広島市安佐北区)
- 車で山頂近くまで行けるので、気軽に絶景に出会えるアクセスの良さ
- 秋の朝に条件がそろうと現れる、ふんわりと広がる幻想的な雲海
- 霧の山並みと朝焼けの光が重なる、思わず写真を撮りたくなる光景
広島市安佐北区にある荒谷山は、標高約620メートルの山頂から雲海を望める絶景スポットです。特に秋の朝に現れる幻想的な風景は、初めて見た人の心をつかんで離しません。一面に広がる霧の海に、朝日がじんわり差し込む光景は、写真を撮らずにはいられないほどの美しさです。
車で山の上のパラグライダー発着場まで行けるので、登山の装備や体力がなくても安心です。山頂近くには駐車スペースもあり、まだ暗いうちからカメラを手に集まる人の姿もよく見かけます。日の出に間に合うように早起きして訪れる価値は十分にあります。
とくに見頃なのは、9月から11月の冷え込んだ早朝。雨上がりの晴れた朝などは、濃い霧が山の稜線を包み込み、まるで雲の中にいるような非日常の空気に包まれます。友達同士でシェアするにもぴったりな、自然が贈る一瞬のアートです。
広島大橋の夜景(広島市西区~南区)
- 夜になるとアーチ型の橋がライトアップされ、空に浮かぶような美しい景観
- 橋の灯りが水面に映り込み、静けさの中に漂う幻想的な光のグラデーション
- 黄金山やなぎさ公園とあわせて楽しめる、夜のドライブコースにも最適な立地
広島市西区と南区を結ぶ広島大橋は、街の夜に浮かび上がるような光景が印象的なスポットです。大きくカーブを描いた橋のシルエットは、日没後にライトで浮かび上がり、海辺の風景と相まってとてもフォトジェニック。夜景好きのあいだでは、“広島の隠れ名所”として静かに人気を集めています。
おすすめの時間帯は、日が落ちきる少し前。川面に光がゆらめく頃には、夕焼けと夜景が混ざり合って、幻想的な色合いになります。スマホでも十分にきれいな写真が撮れるため、インスタ目的の人にもぴったりです。
橋の周辺には歩いて行けるビュースポットも多く、中心部からのアクセスも悪くありません。夜のドライブがてら立ち寄ったり、ふらっと散歩しながら夜景を楽しんだりと、気軽に非日常を味わえる場所として若者に選ばれています。
元宇品公園の夕焼け&瀬戸内海ビュー(広島市南区)
- 緑に包まれた遊歩道の先で出会える、視界が一気に開ける海辺の絶景
- 灯台のまわりで空と海がゆっくり染まっていく、夕暮れ時のやさしい時間
- 広島港や宮島、安芸小富士を背景にした、絵になる風景の撮りごたえ
広島市南区にある元宇品公園は、穏やかな瀬戸内の海を望む、静かな時間が流れる場所です。原生林の中に伸びる遊歩道を抜けて海沿いに出ると、目の前には安芸小富士や宮島の島影が広がり、まるで絵のような風景が迎えてくれます。自然の中に身を置くだけで、少し心がほぐれるような感覚になります。
この場所の魅力が一層際立つのは、日が傾きはじめる夕方の時間帯です。灯台へ続くゆるやかな坂道を登っていくと、夕日に染まる海、ゆったりと航行する船、そして遠くの山々までを望む絶景が一気に開けてきます。その風景は、スマホ越しでも十分すぎるほど映えると評判です。
日が沈んだあとの静けさもまた格別です。空が藍色に変わり、灯台の明かりがそっと灯る頃、公園全体がまるで時間を忘れたかのような空気に包まれます。ベンチに座ってただ眺めるだけでも、不思議と気持ちが穏やかになっていく??そんな場所です。観光の最後に立ち寄るのにも、きっとぴったりです。
アレイからすこじまの潜水艦ビュースポット(呉市)
- 実際の潜水艦と護衛艦がすぐ目の前に見られる、迫力満点のビュースポット
- 赤レンガの倉庫や古いクレーンが残る風景は、レトロで雰囲気のある写真映え
- 駐車場やバス停が近くにあり、思い立った時にふらっと行ける立地の良さ
呉市にある「アレイからすこじま」は、海辺の静かな遊歩道から潜水艦を間近に眺められる、ちょっと特別な場所です。海沿いの小道には大正時代の魚雷発射場の跡地が残っていて、赤レンガの建物やクレーンなど、歴史を感じさせる景色が点在しています。どこか懐かしくて、写真を撮る手が自然と伸びる場所です。
歩いていると、波音と一緒に潜水艦の重厚なシルエットが目に飛び込んできます。それがただ停まっているだけなのに、ものすごく存在感があるんです。しかも、時間帯によって停泊している艦の数や位置が変わるので、何度訪れても違う表情が楽しめます。友達と来て、写真や動画を撮りながら盛り上がるのにもぴったりです。
敷地内は無料で入れますし、駐車場も完備。週末になると屋台が並ぶこともあって、のんびり歩きながら軽食を楽しむのもおすすめです。広島市内からのアクセスも良好なので、旅の途中に立ち寄るにはちょうどいい、ちょっとした穴場スポットです。
【おもしろスポット】広島観光で若者向けスポット4選
続いて、おもしろスポットの広島観光で若者向けスポット4選をご紹介します!
広島観光で若者向けのスポットを探している方にぴったりなのが、「おもしろスポット」です。
自然の不思議や動物とのふれあい、音の仕掛けや飛行機が間近に見える展望など、思わず「すごい!」と声が出るような体験を集めました。
SNS映えする写真も撮れるので、大学生の旅行や友達とのお出かけにもおすすめです。次から、それぞれのスポットの魅力をご紹介します。
五色岩(福山市)
- 青・赤・黄・白・黒の5色が並ぶ珍しい岩肌が約200メートル続く、見応えある絶景
- 鞆の浦から船でわずか5分、到着後も徒歩ですぐ行ける気軽なアクセスの良さ
- 自然の中で心が整うような静けさが魅力、のんびりリフレッシュできる非日常の空間
福山市の鞆町沖に浮かぶ仙酔島。その島の海岸線に並ぶ「五色岩」は、自然が長い時間をかけてつくりあげた不思議な景色が楽しめる場所です。青・赤・黄・白・黒、それぞれの色を帯びた岩が約200メートルにわたって連なり、歩くごとに表情が変わっていく光景は、まるで地球の鼓動を感じるかのよう。スマホを構えたくなるスポットが随所にあり、SNSでシェアしたくなる写真もたくさん撮れます。
仙酔島へは、鞆の浦から渡船でほんの5分。運賃は大人240円。港から五色岩までは遊歩道が整備されていて、のんびり歩いても10分とかからないほど。島全体がゆったりした空気に包まれているので、時間に追われず、のんびりと自然と向き合えるのも魅力です。
ただし、海の状態や天候によっては通行が制限されることもあるので、出発前に福山市の公式サイトで最新情報をチェックしておくと安心です。観光地としては有名すぎず、でも確かな存在感を放つ五色岩。広島旅行の中にほんの少し「未知との出会い」を加えたいとき、足を運ぶ価値のある一軒です。
大久野島(別名:うさぎ島)(竹原市)
- 島じゅうを自由に歩き回る500羽以上のうさぎたちに癒される、のどかな離島体験
- フェリーで15分ほどの手軽なアクセスと、徒歩や自転車で気ままに巡れる島の規模感
- かつての毒ガス工場跡や資料館が残る、歴史を肌で感じられる知的なスポット
竹原市の忠海港からフェリーに揺られて15分ほど。瀬戸内海に浮かぶ小さな島、大久野島は、のんびりとした時間が流れる場所です。車が走らない静かな道を、徒歩やレンタサイクルで気ままに巡るだけでも、ちょっとした冒険気分を味わえます。
この島で特に目を引くのが、あちこちに姿を見せる野生のうさぎたち。500羽以上が暮らしており、耳をぴんと立てて近づいてくる姿は、何度見ても飽きません。手渡しでエサをあげれば、すぐに打ち解けてくれるので、友達と写真を撮るのも盛り上がります。
さらに、かつての毒ガス製造工場跡や資料館もあり、観光だけでなく歴史を学ぶきっかけにもなる場所です。癒しと学びがぎゅっと詰まった、大久野島。広島旅行に“ちょっと変わった一日”を加えたい人に、そっとおすすめしたいスポットです。
多々羅 鳴き龍(今治市~尾道市エリア)
- 橋の中央で手を叩くと龍のような音が返ってくる、思わず試したくなる不思議な音響体験
- 海風を感じながら歩ける広い歩道と、瀬戸内の島々を一望できる絶景パノラマ
- サイクリング途中の立ち寄りに最適な場所で、橋の構造美と自然の雄大さを同時に満喫
瀬戸内しまなみ海道の名所のひとつ、多々羅大橋。今治市と尾道市の間に架かるこの美しい橋は、歩いて渡れる数少ないスポットのひとつです。中でも注目したいのが「鳴き龍」と呼ばれる不思議な音の現象。橋の中央に立って手を叩くと、音が柱に反響して“龍が鳴く”ような共鳴が返ってきます。この響きを体験した瞬間、思わず立ち止まってしまう人も多いはずです。
橋の歩道は広く取られており、周囲を見渡せば、どこまでも広がる瀬戸内の海と島々。天気が良ければ、空と海の青が溶け合う絶景が目の前に広がります。のんびりと歩くのも良し、サイクリングで風を感じるのも良し。写真好きなら、時間帯によって変わる光の表情を狙ってみるのもおすすめです。
自転車を持っていれば、橋の途中で降りて一息つくのもOK。しまなみ海道ならではの開放感と、ちょっとした驚きがセットで楽しめるこの場所は、仲間と一緒に巡る旅の中でも、きっと記憶に残る瞬間をつくってくれます。
広島空港の展望デッキのぞき窓(安芸区/三原市最寄)
- フェンスの一角に開けられた“のぞき窓”から間近で見る飛行機の迫力と高揚感
- 視界を遮るものがなく、空と山々を一望できる開放感あふれる展望スポット
- 朝から夜まで開放されていて、昼間の青空も夜のライトアップも楽しめる魅力
広島空港の3階にある展望デッキは、飛行機の迫力を間近で感じられる場所として、ひそかに人気を集めています。離陸直前の轟音や、空へ舞い上がる瞬間の緊張感は、動画では伝わらない生の迫力。飛行機に乗らなくてもワクワクできる、ちょっと特別な体験です。
デッキからは滑走路だけでなく、周囲の山並みや遠くの海まで見渡せる広々とした景色が広がります。タイミングが合えば、青空と飛行機が重なる瞬間をカメラにおさめることもでき、映える写真を狙うにはぴったりのスポットです。
朝は7時から開いていて、夜は21時30分まで。昼間の爽快な空も、夕暮れに染まる滑走路の灯りも、どちらもそれぞれに美しい表情を見せてくれます。旅の前後にちょっと寄り道して、空と風に触れてみたくなる場所です。
【アクティビティ】広島観光で若者向けスポット3選
続いて、アクティビティが楽しめる広島観光で若者向けスポット3選をご紹介します!
自然と一体になれる体験型の観光地は、広島観光を計画している若者や大学生にとって特に人気です。
市街地の観光だけでなく、ちょっと足を伸ばしてアクティブに過ごせるスポットも充実しています。
広島には、カヤックやSUP(スタンドアップパドル)、森林アスレチックなど、友人やカップルと一緒に楽しめるアクティビティが満載です。
このアクティビティスポットとして、話題性もあり非日常を体験できる注目の場所をご紹介します。
似島カヤック無人島ツアー(広島市南区)
- 穏やかな瀬戸内の海を進みながら、カヤックでしか行けない無人島を目指す小さな冒険
- 初めての人でも安心できる、親切なレクチャーと装備がそろった安全重視のツアー設計
- 潮風を感じるカヤック体験と無人島でのんびり過ごす時間が、日常を忘れさせてくれる開放感
広島市内からフェリーでわずか20分。似島(にのしま)で体験できる「カヤック無人島ツアー」は、ちょっとした冒険気分を味わいたい若者にぴったりのアクティビティです。広がる瀬戸内の海に漕ぎ出しながら、カヤックでしか辿り着けない静かな無人島を目指します。ガイドの説明も分かりやすく、初めてでも安心して参加できます。
集合は午前と午後の2回。動きやすい服装で集まり、まずは陸上で漕ぎ方のレクチャーからスタート。そこから1時間ほど海上を進み、島に到着したら小さな冒険の始まりです。島では自由に散策ができ、貝殻を拾ったり、のんびり海を眺めたり、それぞれの楽しみ方ができます。帰り道の海風も心地よく、リフレッシュできること間違いなしです。
料金は7,000円(税込)で、対象は小学5年生から69歳まで。2人以上から予約でき、中学生以下は保護者の同行が必要です。安全面も配慮されており、悪天候時は中止となるので無理な開催はありません。のんびりしたい人にも、ちょっと刺激が欲しい人にもおすすめできる、穴場的な広島の自然体験です。
広島市内のSUPクルーズ(広島市中区)
- 川の上をゆっくり進む開放感と、足元に広がる水面が生む特別な浮遊感
- ボードの乗り方からしっかり教えてもらえる、初心者にやさしいサポート体制
- 広島の街並みや歴史的な風景を、水上という視点から味わえる写真映えスポット
広島市中区の街なかを流れる穏やかな川。その水面を、ボードの上に立ってゆっくり進むSUPクルーズは、観光ついでにちょっと体を動かしたい若者に人気のアクティビティです。最初に操作のコツを丁寧に教えてくれるので、初挑戦でも不安なく楽しめます。
体験時間は1時間程度の気軽なものから、川をじっくり味わえる3時間コースまでいろいろ。川沿いには原爆ドームや緑の風景が広がり、水上から眺める広島の街はいつもと少し違って見えます。スマホを忘れずに、川面に映る景色を撮るのもおすすめです。
料金は6,000円前後で、シャワーや更衣室も用意されており、終わったあとに立ち寄れるカフェ付きのプランもあります。街の真ん中で自然を感じながら、心も体もリフレッシュ。友達や恋人との旅に、ちょっとしたアクセントを加えてくれるアクティビティです。
フォレストアドベンチャー・広島(安芸高田市)
- 高さ14メートル、長さ150メートル超のジップラインで森の中を駆け抜ける爽快体験
- 身長140cmから挑戦できるコース設計で、初心者でもチャレンジしやすい安心感
- 四季折々の風景が楽しめる「森林浴の森100選」の自然が広がるもみのき森林公園
広島県・安芸高田市にある「フォレストアドベンチャー・広島」は、森そのものを遊び場にしたアウトドア施設。広々とした“もみのき森林公園”内にあり、木漏れ日のなかで思いきり体を動かせる場所です。都会の喧騒から離れ、自然の中でリフレッシュしたい若者にぴったりのスポットです。
名物の「アドベンチャーコース」では、地上14mの高さから150mのジップラインで森を滑り抜けるスリルが待っています。一方で「キャノピーコース」は、少し高さを抑えた空中散歩のようなコース。運動が得意じゃない人も楽しめる工夫がされています。
小学4年生以上・身長140cmから利用可能で、中学生以下は保護者の付き添いが必要です。利用料金はアドベンチャーコースが4,000円、キャノピーコースが3,000円。制限時間内なら繰り返し遊べるのも嬉しいポイント。紅葉や新緑といった季節の風景も魅力で、SNS映えも抜群。思い出に残る1日になること間違いなしです。
【ショッピング】広島観光で若者向けスポット3選
そして、ショッピングが楽しめる広島観光で若者向けスポット3選をご紹介します!
広島観光を楽しむ若者や大学生にとって、おしゃれで個性あふれるショッピングスポットは旅の大きな魅力のひとつです。
地元のトレンドを感じられる雑貨店やファッションショップ、思わず立ち寄りたくなるカフェ併設型の施設など、買い物だけでなく過ごし方も楽しめるエリアが点在しています。
今回は、広島観光で若者向けにおすすめのショッピングが楽しめる若者向けスポットをご紹介します。観光の合間に立ち寄れるアクセスの良さも魅力です。
広島本通商店街(広島市中区)
- アーケードが続く長い通りで、雨の日でも気にせず楽しめる気軽なショッピング空間
- 古着や雑貨の個性的なお店が多く、自分だけの“お気に入り”を探すのが楽しいエリア
- 買い物の合間に立ち寄れるカフェや飲食店が充実していて、休憩しながら一日過ごせる場所
広島の中心街にある「本通商店街」は、若者や大学生にとって見逃せないショッピングエリアです。広島電鉄の「本通」電停からすぐの場所にあり、全長およそ577メートルのアーケードには、服・雑貨・グルメなどを扱う店がずらりと並びます。天気を気にせず歩けるのも、旅の途中には嬉しいポイントです。
通りには、古着店やセレクトショップなど個性派の店も点在していて、ちょっとした掘り出し物を見つける楽しみがあります。全国的に有名なチェーンと、広島ならではのローカルな店が混在しているので、気軽に流行をチェックしながら、自分のスタイルに合ったアイテムを探せます。
歩き疲れたら、カフェや軽食のお店で一息つけるのも魅力です。お好み焼きや地元のソウルフードが味わえる飲食店も多く、買い物とグルメが同時に楽しめるスポットとしても人気があります。街歩きを楽しむなら、まずは本通から始めてみるのがおすすめです。
サンモール(広島市中区紙屋町)
- 流行のアイテムが揃うファッションや雑貨の専門店が充実し、気軽に楽しめる買い物スポット
- 屋上にはブルーベリー園があり、初夏には摘み取りも体験できる自然を感じる癒やしの空間
- 地下にスーパー「ゆめマート」があり、軽食や飲み物の調達にも便利な立地と使い勝手の良さ
広島・紙屋町の中心にある「サンモール」は、流行に敏感な若者が集まるショッピングスポットです。地下1階から上階までバラエティ豊かなショップが並び、ファッションや雑貨を楽しみながら、気軽にウィンドウショッピングができます。友人と一緒にふらりと立ち寄っても、一人でじっくり見て回るのも楽しい場所です。
屋上には、小さなブルーベリー園が広がっており、初夏には摘み取り体験も可能です。街中で自然に触れられるこの空間は、ちょっとした気分転換にもぴったりで、広島観光の合間に立ち寄るにはもってこいの穴場です。
地下フロアには食品スーパー「ゆめマート」があり、おにぎりやドリンクなども手に入りやすく、観光中の小休憩にも便利です。夜まで営業しているため、観光帰りに立ち寄るのにも使い勝手がよく、地元の人たちにも愛されている複合施設です。
LECT(広島市西区)
- 本や雑貨、食品までそろう「知・食・住」がテーマの複合施設で、買い物も過ごし方も自由自在
- 蔦屋書店やカインズでは、期間限定のポップアップや体験イベントが多く飽きずに楽しめる工夫
- リンツのチョコレートカフェやタリーズの限定アイテムも注目、カフェ巡りにもちょうどいい場所
広島市西区にある「LECT(レクト)」は、本や雑貨、カフェ、地元の食材まで一度に楽しめる複合型ショッピングモールです。若者や大学生にも人気の理由は、ショッピングだけでなく、過ごし方の選択肢が多いところにあります。
館内には、大型の「蔦屋書店」やおしゃれな生活用品が揃う「カインズ」、そして日常使いにうれしい食品スーパー「ゆめマート」などがそろっています。ファッションやインテリア、グルメなどジャンルを問わず幅広く楽しめるのが魅力です。
週末には、ポップアップショップやイベントが開かれることも多く、行くたびに新しい発見があります。交通アクセスも便利で、広電の「商工センター入口」やアルパークから歩いてすぐ。観光の合間にちょっと寄り道するにはぴったりの場所です。
広島観光で若者向けスポットを巡る際の注意点
広島には魅力的な観光地が多く、若者に人気のスポットも充実していますが、安全や快適さを意識した行動も大切です。
とくに広島観光で若者向けスポットを巡る際の注意点を知っておくことで、トラブルを避けながら楽しい時間を過ごすことができます。
事前にチェックしておきたい交通手段や服装の工夫、夜間の行動に関するポイントなど、ちょっとした気配りが旅の満足度を左右します。
思わぬ不便や危険を回避しながら、広島の街を安心して満喫するためにも、以下のアドバイスを参考にしてみてください。
夜間に人通りが少ない場所は避ける
日が暮れてからの広島を歩くなら、どこを通るかは案外大事なポイントです。中心街の本通りや平和公園周辺は明るく人通りも多く、観光客が歩いていても不安は少ないでしょう。でも、少し路地に入ると雰囲気がガラッと変わる場所もあります。
とくに歓楽街として知られる流川周辺では、時間帯によっては酔っ払いが増え、治安面で気を張る必要があります。観光地のつもりでふらっと歩くには向いていないエリアもあり、地元の人でも「夜はあまり通らない」という声があるほどです。
旅先では気分が開放的になりがちですが、安全が第一。夜の散策を楽しむなら、明るく人目のある通りを選び、無理せず公共交通機関やタクシーを使うのが賢明です。「少し不安だな」と感じた道には、そっと背を向けておくくらいがちょうどいいかもしれません。
公共交通はICカードPaspyやICOCAを活用する
広島を旅する若者にとって、公共交通の使いやすさは移動の快適さを大きく左右します。なかでも、ICカードを使ったスムーズな移動は、もはや旅の必需品と言っても過言ではありません。
以前は広島独自のICカード「PASPY」が定番でしたが、現在は全国対応のICOCAやSuicaなどに切り替わっています。PASPYは2025年3月末でサービス終了が決まっており、今後は主要な交通機関でICOCAをはじめとする共通ICカードが主流になる流れです。
実際、JR西日本の電車や広島電鉄の路面電車、市内バスなどもICOCAに対応しており、チャージしたカード1枚でスマートに移動できます。旅先で迷ったり慌てたりしないためにも、事前にICOCAやSuicaを用意しておけば、広島の街歩きがずっと快適になります。
寒暖差に備え重ね着で調整する
広島を旅するなら、朝晩の冷え込みと日中の気温差に注意が必要です。特に春や秋は、昼間は上着いらずでも、夕方になると10℃前後まで一気に空気が冷えてきます(出典:過去の気象データ「広島」)。油断して薄着のまま外を歩くと、せっかくの旅行中に風邪を引くなんてことにもなりかねません。
たとえば、薄手のインナーにシャツやパーカー、軽めのアウターを重ねておけば、気温の変化に合わせて脱ぎ着しやすく、見た目もすっきり決まります。観光スポットを1日かけて巡る日には、気軽にバッグにしまえる羽織り物が一枚あると本当に便利です。
旅先で快適に動き回るには、服装のちょっとした工夫が欠かせません。広島の街歩きを楽しむためにも、「寒さを感じたらすぐ羽織れる服」を意識して準備しておくことをおすすめします。
歩きやすい靴で観光向け服装にする
広島の観光地を巡るなら、何より大切なのは「足元の準備」です。特に若い旅行者ほど、景色をじっくり楽しみたいと思うはず。そのとき、靴の選び方ひとつで一日の充実度がまるで変わってきます。
実際、原爆ドームや平和記念公園周辺は舗装されているとはいえ、街中を歩き回るとかなりの距離になりますし、宮島や弥山のように坂や石段が続く場所も多くあります。おしゃれももちろん大事ですが、歩くことを前提にクッション性のあるスニーカーや、足にしっかりフィットする靴を選ぶのがベストです。
個人的におすすめしたいのは、ニューバランスやホカオネオネの軽量スニーカー。クッション性が高く、見た目もシンプルで服に合わせやすいです。もし時間があれば、旅先で足に合わせたインソールを調整してくれる店を覗いてみるのも一案です。
せっかくの広島旅行、途中で足が痛くなってしまってはもったいないですよね。身軽で動きやすい服装と、信頼できる一足が、何よりの旅の相棒になります。
夜遊び時はグループ行動で安全を確保する
広島のナイトスポットは魅力が多い反面、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクもゼロではありません。だからこそ、夜に出歩くときは一人行動を避けて、友人同士でまとまって行動するのが鉄則です。
繁華街の流川や本通あたりでは、居酒屋やバーが深夜まで賑わっていますが、初めての場所では地理に不慣れなこともあり、迷いやすいのも事実。特に終電がなくなったあと、スマホの充電が切れて連絡が取れなくなる…というのはありがちな話です。そんなとき、仲間が一緒なら心強いですし、判断力が落ちる夜だからこそ、周囲の目があることで冷静さを保てる場面も増えます。
ナイトスポットを安心して楽しむには、気心の知れた仲間と行動することが何よりの安全対策。ひとりでふらっと出歩くのは避け、笑顔で帰れる夜を過ごしましょう。
貴重品はホテルセーフティボックスに預ける
広島で観光を満喫するなら、まず安心して行動できる準備が大切です。特に、スマートフォンや財布、パスポートといった貴重品は、常に肌身離さず持っていると疲れてしまう場面もあります。そこで頼りになるのが、宿泊先にあるセーフティボックスです。
多くのホテルでは、客室に鍵付きの金庫が設置されていて、簡単な操作で利用できます。もし客室に備えがない場合でも、フロントで預かってもらえるサービスがあるか確認しておくと安心です。最近では、カジュアルなゲストハウスでもロッカー設備を整えている施設が増えています。
せっかくの広島旅行。観光中は身軽なスタイルで、思い切り動き回りたいものです。荷物の管理に神経を使わずに済むよう、出発前に安全対策を整えておくと、旅がもっと気楽に、もっと楽しくなります。
【Q&A】広島観光で若者向けスポットのよくある質問
最後に広島観光で若者向けスポットのよくある質問をまとめました。
仲間と一緒に、友人同士、女子旅など、これからの広島旅のプラン作りの参考に、ぜひお役立てください。
広島でお金がなくても楽しめる場所は?
学生旅行などで予算が限られているときでも、広島には無料で楽しめる場所が意外とたくさんあります。
たとえば原爆ドームと平和記念公園は、静かな雰囲気の中で歴史を感じられる広島の代表的スポットです。歩いて巡るだけでも十分に意味があり、心に残る体験になるはずです。
また、自然を満喫したいなら、市内からアクセスしやすい似島(にのしま)や広島港周辺をのんびり歩いてみるのもおすすめ。自然の景色と海風に癒やされながら、のびのびとした時間を過ごせます。
お金をかけずに、でも心を動かす旅をしたい方には、広島はまさにぴったりの土地だと言えます。
女子旅で行きたい広島の映えスポットは?
写真好きの女性にとって、旅先選びは“映え”が大事。そんな視点で広島を見てみると、思わずシャッターを切りたくなる場所があちこちにあります。
たとえば「おりづるタワー」の展望台は、街並みと折り鶴モチーフが調和する独特の空間。夕暮れ時は特にロマンチックで、誰が撮っても映えます。
もうひとつ、尾道方面にある「千光寺公園」も見逃せません。坂道の風景、海と街を一望する景色、そして季節ごとの表情が写真映え抜群。春は桜、秋は紅葉と、季節を変えて訪れたくなる場所です。
さらに鞆の浦のレトロな街並みも、女子旅にはぴったり。まるで昔話に迷い込んだような景色が広がり、歩くだけで絵になります。友達と一緒に、写真を撮りながらゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。
カップルでも楽しめる広島の遊ぶところはどこ?
デートで広島を訪れるなら、二人の距離が自然と縮まる場所を選びたいところです。
たとえば、厳島神社を散策したあとは、宮島の裏手にあるロープウェイで弥山に登れば、瀬戸内海の絶景をバックに、記念写真もひと味違った仕上がりに。
あるいは、懐かしい遊園地「みろくの里」では、観覧車やレトロな街並みが映画のワンシーンのようなひとときを演出してくれます。王道からちょっと外しても、ふたりだけの楽しい旅になるのが広島の魅力です。
若者が集まる広島の街中のおすすめ場所は?
広島市中心部を歩いていると、若者たちが思い思いの時間を過ごしている姿に自然と目がいきます。
特に活気にあふれているのが、「うらぶくろ」と呼ばれる袋町エリアや本通り界隈。ここには小さなカフェやアパレルショップ、個性ある古着屋、さらにはトレンドに敏感な人が集うバーまでがギュッと詰まっています。
たとえば、袋町には路地裏の小さなカフェやギャラリーが点在し、インスタを見て訪れる学生も多く、週末は朝からカメラを片手に歩く人の姿も珍しくありません。一方、本通りでは地元ブランドから人気チェーンまで揃い、ショッピング目当ての若者が多く集まります。夕方には、そのまま中町や並木通りのダイニングで食事を楽しむ流れが定番です。
「広島で友達と集まるならどこがいい?」と聞かれたら、筆者なら迷わずこのエリアを挙げます。買い物、グルメ、カフェ、全部そろっているからこそ、気軽に何度でも訪れたくなる。それが、若者たちが自然と集まってくる理由なのです。
大学生にも人気の広島で遊ぶところといえば?
大学生に支持されている遊び場のひとつが「おりづるタワー」。
広島市街を一望できる屋上デッキは、昼夜問わず写真映えスポットとして話題です。近くの平和記念公園や原爆ドームとセットで訪れるのが定番の流れ。買い物をするなら本通りや八丁堀が王道ですが、袋町の個人経営のカフェを巡るのも、広島らしい時間の過ごし方です。
少し足を伸ばして宮島まで日帰り旅に出かければ、ロープウェイや弥山のハイキングで自然も堪能できます。都会と自然のバランスが取れていて、アクティブにもリラックスにも楽しめるのが、広島が大学生に人気の理由かもしれません。
まとめ:広島観光で若者向けおすすめスポットを目的別に厳選紹介
広島観光で若者向けおすすめスポットを目的別に厳選紹介してきました。
改めて、広島観光で若者向けおすすめスポット50選をまとめると、
- 厳島神社(廿日市市)
- 原爆ドーム(広島市中区)
- 広島平和記念資料館(広島市中区)
- おりづるタワー(広島市中区)
- 広島城(広島市中区)
- 縮景園(広島市中区)
- お好み村(広島市中区)
- 宮島ロープウェイ・弥山(廿日市市)
- 広島市現代美術館(広島市南区)
- MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(広島市南区)
- 未来心の丘(耕三寺博物館)(尾道市)
- 愛宕神社(広島市安芸区)
- 三段峡(山県郡安芸太田町)
- 帝釈峡(庄原市)
- 千光寺公園(尾道市)
- 鞆の浦歴史民俗資料館(福山市)
- たけはら町並み保存地区(竹原市)
- 世界一の大杓子(廿日市市)
- 二葉の里歴史の散歩道(広島市東区)
- 奥田元宋・小由女美術館(三次市)
- Wood Egg お好み焼館(広島市西区)
- DOUBLE FLAT(広島市中区)
- Recolter(広島市中区)
- 商業藝術(広島市中区)
- 尾道ラーメン 暁(広島市中区)
- Cafe Classic(広島市中区)
- cafe citron(広島市中区袋町)
- shimaji coffee roasters(広島市南区)
- 44(キャラントキャトル)(広島市中区立町)
- OBSCURA COFFEE ROASTERS FUKUROMACHI(広島市中区袋町)
- ONOMICHI U2(尾道市)
- SOSU ATHLETE(広島市安佐北区)
- VS PARK イオンモール広島府中店(安芸郡府中町)
- リトルプラネット LECT広島(広島市西区)
- 瀬戸内海クルージング体験「Joycruise」(尾道市)
- 黄金山の夜景(広島市南区)
- 荒谷山で雲海(広島市安佐北区)
- 広島大橋の夜景(広島市西区~南区)
- 元宇品公園の夕焼け&瀬戸内海ビュー(広島市南区)
- アレイからすこじまの潜水艦ビュースポット(呉市)
- 五色岩(福山市)
- 大久野島(別名:うさぎ島)(竹原市)
- 多々羅 鳴き龍(今治市~尾道市エリア)
- 広島空港の展望デッキのぞき窓(安芸区/三原市最寄)
- 似島カヤック無人島ツアー(広島市南区)
- 広島市内のSUPクルーズ(広島市中区)
- フォレストアドベンチャー・広島(安芸高田市)
- 広島本通商店街(広島市中区)
- サンモール(広島市中区紙屋町)
- LECT(広島市西区)
そして、広島観光で若者におすすめしたいスポットをポイントでまとめると、
- 歴史とアートを感じられるスポットが市内中心部に充実
- 宮島や弥山など、自然と文化が調和した体験が可能
- お好み焼きや尾道ラーメンなどグルメも旅の楽しみのひとつ
- インスタ映えする絶景やユニークなカフェが多数点在
- ICカードやセーフティボックスなど便利で安心な旅支援が整備
広島は、若者が歴史に触れながら楽しめる観光地として注目を集めています。
平和記念資料館や宮島といった定番から、SNS映えするカフェやアクティビティまで幅広い楽しみ方ができます。交通アクセスも良く、ICカード利用や荷物の預け先など安心できる環境が整っているのも魅力です。若者向けの広島観光は、記憶に残る体験がきっと見つかる旅になるはずです。