
「広島で大人が遊ぶところと言えば?」
「遊ぶところを選ぶときのポイントは?目的別に教えてほしい!」
観光地として有名な広島ですが、「大人が楽しめる場所って意外と限られてる?」と感じたことはありませんか。
歴史に触れる静かな時間も、自然に癒やされるアクティビティも、夜の街でほろ酔い気分に浸るひとときも——すべてが揃うのが広島の魅力です。
移動のしやすさや季節ごとの風景も、大人の旅には欠かせない要素。
この記事では、広島で大人が本当に満足できる遊ぶところを厳選してご紹介します。次の休日がちょっと特別になるヒントがきっと見つかるはずです。
- 広島には自然や文化をゆっくり味わえる大人向けスポットが多くある
- 移動のしやすさやアクセスの良さが、大人の観光をより快適にしている
- 四季や天候に合わせて楽しめる体験型のアクティビティが充実している
「広島で大人が遊ぶところ」の視点で見れば、歴史・自然・癒やしを味わえる大人向けスポットが多彩に存在します。
移動の利便性も高く、旅の満足度を高めてくれる要素が詰まっています。気分や季節に合わせた過ごし方ができるのも、広島の魅力のひとつです。
【厳選】広島で大人が遊ぶところ32選
広島観光を計画している人や、広島で大人が遊ぶところを探している方に向けて、地元の魅力を再発見できるようなスポットを厳選しました。
自然や歴史、グルメ、ナイトライフまで、多彩なジャンルから32カ所をピックアップ。
ここでは、定番から穴場まで「大人だからこそ楽しめる場所」にこだわり、時間を忘れてゆったり過ごせるスポットを幅広く紹介しています。
次の項目で、目的や気分に合わせて選べるおすすめの遊び場をご案内します。
【おすすめ】広島で大人が遊ぶところ12選
広島で大人が遊ぶところを探している方に向けて、ゆったりとした時間を過ごせる場所や心に残る体験ができるスポットを厳選しました。
歴史や自然、癒しやグルメを楽しめるスポットなど、さまざまな魅力を持つ場所をバランスよく紹介しています。
ここでは、観光や週末のお出かけ先を探す大人世代にぴったりな「遊びの選択肢」を12カ所をまとめました。心が満たされる遊び場を詳しくチェックしてみてください。
広島市中央公園(広島城・美術館エリア)
- 都心にありながら約42.8ヘクタールのゆったり広々とした緑地空間
- 広島城跡やひろしま美術館をはじめ文化・歴史施設が揃う充実のエリア
- 年間約470万人が訪れる、多世代が集う交流のステージ
広島の中心部で、「なんとなくゆっくりしたい」と思ったときに立ち寄りたくなるのが、広島市中央公園です。広島城や美術館、図書館がひとまとまりにあるエリアで、にぎやかな街中にありながら、どこか空気がやわらかく感じられる場所です。
四季折々の景色を楽しみながら、歴史ある城跡を歩いてみたり、美術館で印象派の作品にふれてみたり。なにか特別なことをしなくても、時間がすっと流れていくような感覚があります。静けさと文化が、ちゃんと隣り合っているのも心地いいところです。
敷地の広さは約42ヘクタール。数字にすると大きく感じますが、実際に歩いてみると、ちょうどいい広さです。中心地にあるのに、足音だけが聞こえる瞬間もあって、ああ、こういう場所が大人には必要なんだなと、しみじみ思わされます。
原爆ドーム & 平和記念資料館
- 原爆の悲惨さを語りかける、唯一無二の世界遺産としての存在感
- 被爆の実相を伝える写真や遺品、証言が並ぶ展示空間
- 街の中心にありながら、静かに想いをめぐらせる落ち着いた場所
広島を訪れた大人にこそ、足を運んでほしいのが原爆ドームと平和記念資料館です。街の静けさに溶け込むように建つ原爆ドームは、観光というより“向き合う場所”という表現がしっくりきます。喧騒から離れ、自分のペースで歩きながら、ただじっと眺める時間が不思議と心に残ります。
資料館の展示は、想像よりずっと現実的で、目を背けたくなるものも少なくありません。被爆した人々の遺品や写真、それに肉声の証言が、言葉以上に多くのことを語ってくれます。1955年に開館してから今まで、ここが静かに発信し続けてきたメッセージの重さを感じる人も多いはずです。
建物は東館と本館に分かれていて、それぞれに異なる視点があります。過去に何があったのか、そして世界はいま何を選ぼうとしているのか——そうした問いかけに自然と向き合える場所として、資料館はただの観光スポットとは違う意味を持っています。時間をかけてじっくり訪ねてみてください。
縮景園(広島市中心部・庭園エリア)
- 四季折々の豊かな植栽と庭園構成、美しい景観の移ろい
- 池にかかる約240年前の太鼓橋「跨虹橋」、優雅で歴史あるランドマーク
- 約110本の桜と梅、多様な花々が彩る植物の宝庫
広島の街なかを歩いていて、ふと静けさが恋しくなったときに、足が向くのが縮景園。石垣の門をくぐると、そこには400年の時が流れる庭があります。池を中心に広がる木々の影、水面に映る空、そして歩を進めるたびに表情を変える景色。都会にいることを忘れてしまいそうな、深い呼吸ができる場所です。
池のほとりをのんびり歩いていると、小島や橋が絶妙な距離感で並び、視線の先にちいさな茶屋やあずまやが見えてくる。江戸時代に「景色を縮めて写した」と言われるその名のとおり、季節や時間によって庭の見え方が変わります。ただの風景ではなく、空間そのものに物語があるような、そんな感覚を覚える庭です。
敷地の入り口近くには、甘味やお茶でひと息つける泉水亭もあります。季節ごとに開かれるお茶会や文化行事は、形式張らず気軽に参加できるものばかり。心の余白をつくるには、こういう場所がちょうどいいのだと思います。大人だからこそ味わえる贅沢な時間が、ここにはあります。
おりづるタワー & 千光寺頂上展望台
- 風抜けるウッドデッキの展望台から広島市街と原爆ドーム/宮島弥山の絶景
- 12階「おりづるの壁」へ願いを込めた折り鶴を積み重ねる参加型体験
- 広島の逸品揃う物産館と地元素材カフェで“広島らしさ”味わう、寛ぎのひととき
広島の街を見渡す場所を探すなら、選びたいのはおりづるタワーの屋上。ウッドデッキが広がる展望フロア「ひろしまの丘」では、ビルの上とは思えないほど風が心地よく、視界の先には原爆ドーム、平和記念公園、その奥には弥山の稜線までもが浮かび上がります。街の息づかいと過去が同時に見える、不思議な場所です。
12階の「おりづる広場」では、折った鶴を透明な壁の中へそっと落とすことができます。あれだけたくさんの鶴が積み重なっているのに、ひとつひとつに重みがあるように見えるのは、きっと願いごとの数だけ物語があるからなのでしょう。旅の記念ではなく、心の置き土産に近い体験です。
館内には、地元の食材を使ったカフェや、広島らしいものがそろう物産館もあります。見て、感じて、何かを持ち帰るまでが自然とつながるような流れ。派手さはないけれど、じわっと胸に残る時間がここにはあります。大人が静かに楽しめる場所として、真っ先に思い浮かべたい場所です。
黄金山・灰ヶ峰展望台
- 標高737mの独立峰から広がる、急勾配ゆえの宝石のように輝く呉の夜景
- 旧海軍高射砲台跡を活かした展望台から広島県上位の夜景を一望
- 光の筋が「くれ」と読めれば恋が叶うというロマンチックな伝説も
夕暮れどき、呉の街を見下ろす場所を探して辿り着くのが、標高737メートルの灰ヶ峰展望台。眼下には、港を中心に広がる市街地と瀬戸内の海、そして遠く浮かぶ島々。時間が止まったかのような静けさの中で、夜の帳が降りると、街が宝石のように輝き出します。その光景は“日本三大夜景”にも数えられるほどの美しさです。
展望台があるのは、かつて帝国海軍の高角砲台が設置されていた場所。歴史の重みが漂うこの地で、今は人々がそっと夜景に見入っています。車で気軽にアクセスできる道が整備され、駐車場やトイレも完備されているため、ふらっと立ち寄るにもぴったりなスポットです。
光の軌跡が「くれ」の文字に見えるという、ちょっとしたロマンもこの場所の魅力。地元では夜景観光バスや観光タクシーも運行されており、特に大人のカップルには人気です。賑やかすぎず、静かすぎず、肩肘張らずに心を委ねられる場所——そんな展望台です。
湯来交流体験センター・弥山トレッキング
- 広島市中心から車で約1時間、豊かな自然あふれる奥湯来の拠点
- 清流を使ったシャワークライミングや弥山へのガイド付き登山体験
- BBQやテントサウナ、こんにゃく作りなど多彩な体験プログラム
広島市中心部から車を1時間ほど走らせると、空気がふっと変わる瞬間に出会います。太田川の源流に囲まれた湯来(ゆき)は、地元でも“奥湯来”と呼ばれる自然の宝庫。その静けさに抱かれるように佇む「湯来交流体験センター」では、川遊びや山歩きなど、大人が素直に楽しめる体験が揃っています。
中でも人気なのが、弥山へのトレッキング。標高はそれほど高くないのに、山頂に立てば瀬戸内海が広がり、言葉がいらなくなるほどの眺めが待っています。ガイド付きで歩けば、草木の名前や地形の話も聞けて、旅に深みが増していきます。
体を動かした後は、センター内でそば打ちやこんにゃく作りに挑戦してみるのもいい時間です。薪のサウナや地元の特産品販売所もあり、手にしたものの温かさや匂いまでも、思い出として持ち帰れます。気取らずに過ごせて、でも心に残る。そんな場所が、ここにはあります。
呉湾艦船めぐり(夕呉クルーズ体験)
- 護衛艦や潜水艦を海上から間近に見られる、迫力あるクルーズ体験
- 屋上オープンデッキで瀬戸内の風を感じながらの航行体験
- 日の入り直前に行われる、ラッパ吹奏と自衛艦旗降納のセレモニー体験
夕暮れ前、呉の港を出発するクルーズがあると聞いて、足を運んだのが「呉湾艦船めぐり」。出航は呉中央桟橋。船に乗り込むと、すぐそばに停泊する護衛艦や潜水艦が目に飛び込んできます。静かに構える艦船の姿が、ただの観光とは違う空気をまとっているのを感じました。元自衛官の案内がまた絶妙で、堅さもなく、それでいて深い話が聞けるのが印象的です。
特に心に残ったのが「夕呉クルーズ」。日没の少し前に出港するこの便では、自衛艦旗が降ろされる儀式に合わせて航行します。艦から聞こえるラッパの音、静かに掲げられる君が代。夕日が差し込む中で、その光景を船上から見届ける時間は、言葉にしにくい感情が湧いてきます。あれは一度見たら、忘れられません。
35分ほどの短いクルーズ。けれどその中に、歴史、誇り、静寂、美しさがギュッと詰まっていました。料金は大人1,700円。海に浮かびながら、過去と今がつながる瞬間に立ち会える。そんな時間を、ただの「観光」とは呼びたくありません。
熊野筆づくり体験(熊野町)
- 伝統工芸士の実演と共に、「衣毛巻き」と「仕上げ」の工程を体験
- 1週間前予約で軸に名前彫刻、世界に一つだけの筆づくり
- 常設展示やセレクトショップ約1,500本、触れて選べる筆の宝庫
広島市内から車で30分ほど、山に囲まれた静かな町・熊野町。そこにある「筆の里工房」では、日常ではなかなか味わえない“筆づくり”の世界に触れることができます。展示室の奥では、職人が穏やかに筆を仕上げる手元が見られ、その丁寧な所作に思わず見入ってしまいます。
体験コースでは、筆の毛をまとめる「衣毛巻き」と、毛の形を整える「仕上げ」を自分の手で行うことができます。所要時間はおよそ1時間、料金は3,500円(別途入館料)で、希望すれば筆軸に名前も入れられます。対応人数は1名から7名までで、団体利用も事前相談で可能です。
館内には、巨大な「世界一の大筆」や多彩な熊野筆が並ぶショップもあり、眺めるだけでも楽しいひととき。筆で文字を書くという行為が、こんなにも奥深くてあたたかいものなのかと、心がじんわりほどけていきます。時間をかけて、丁寧に「つくる」ことの尊さを感じられる、大人にこそすすめたい場所です。
オリーブオイル農業体験(江田島)
- 収穫から搾油まで体験できる、“畑からテーブルへ”の一体型オリーブツアー
- オリーブオイル鑑定士によるテイスティングで味の違いを五感で学ぶ体験
- 農園周辺の自然とともに、オリーブを使ったランチや工芸体験を楽しむ贅沢時間
広島県・江田島の海辺を歩いていると、ふとオリーブの香りが風に乗って届く。そんなときに立ち寄ってほしいのが「江田島オリーブファクトリー」です。畑で育つオリーブの木を間近に眺めながら、どうやってオイルになるのかを知る工程見学は、普段の生活ではなかなか出会えない貴重な体験です。
併設のレストランでは、地元産のオリーブオイルをたっぷり使った料理が並びます。注ぎ足し自由のオイルを、目の前の一皿に何度もかけて味わっていると、油というよりも“香り”や“時間”を楽しんでいるような気持ちになります。食を通じて五感が満たされていくのを、ぜひ感じてみてください。
帰り道、ショップで見つけた瓶入りのオイルや塩漬けオリーブをお土産にすると、家に戻ったあとも江田島の風景がふと蘇ります。忙しい毎日から少し離れて、感覚のスイッチを切り替える、そんな大人の遊び方にぴったりの場所です。
湯来温泉(日帰り温泉リラクゼーション)
- 源泉かけ流しの浴槽に身をゆだね、清流の景観と木の温もりに包まれる露天温泉
- 貸切可能な檜風呂「誠の桧湯」で、香り豊かな湯浴みを気兼ねなく満喫
- 日帰り入浴750円という手軽さで、大人が気軽に癒しの時間を得られる温泉地
広島市中心部から車で1時間ほど。山の静けさに包まれた湯来温泉は、慌ただしい日常をしばし忘れさせてくれる場所です。地元の人に“奥座敷”と親しまれてきたこの温泉地では、ラドンを含む泉質がじんわりと体に染み込み、心まで緩んでいきます。
なかでも「湯来ロッジ」の大浴場は、木の温もりと自然の風景が溶け合う心地よさが魅力。ガラス越しに広がる渓谷の景色を眺めながら、源泉かけ流しの湯に体を沈めるだけで、不思議と呼吸まで深くなっていきます。
もう少し贅沢を味わいたいなら、檜づくしの貸切風呂「誠の桧湯」もおすすめ。60分単位の完全予約制で、周囲に気兼ねなく、木の香りに包まれるひとときを独り占めできます。湯けむりとともに、肩の力がすっと抜けていく感覚がたまりません。
広島のナイトライフエリア(流川・八丁堀・エキニシなど)
- 中国・四国屈指の歓楽街として賑わう流川、飲食店やバー文化の中心
- ショッピングや飲食店が融合し、昼夜を問わず人通りが絶えない八丁堀の利便性
- 広島駅南口すぐに広がるエキニシ、トレンディな飲屋街へと生まれ変わった進化のエリア
広島で「夜を大人っぽく楽しむ」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?観光地のイメージが強い広島ですが、実はローカルな魅力がギュッと詰まったナイトスポットも豊富です。
例えば、県内最大の繁華街・流川エリア。賑やかなネオンの下に個性的なバーや落ち着いたダイニングが軒を連ね、気さくなマスターとの会話を楽しみに足を運ぶ常連も多いです。観光客向けではない、本当の広島の夜を味わえる場所として根強い人気があります。
もう少しカジュアルに楽しみたいなら、八丁堀やエキニシもおすすめ。エキニシは広島駅南口すぐに広がる飲み屋街で、昔ながらの味わいを残しつつ、今風の洒落たお店も増えています。平日でも早い時間から若いカップルや出張帰りのビジネスマンでにぎわい、活気のある雰囲気が漂います。
観光の一日を締めくくる一杯。広島の夜には、そんな贅沢な時間が用意されています。気取らず、飾らず、地元に溶け込むような感覚で楽しめるのがこの街の魅力です。
シーシャバー・クラブ(Blue Ocean/LIBRA/Amethyst/club G)
- 深夜まで営業、ネオン煌めく流川で異世界のような時間を楽しむシーシャバー
- 幻想的な星空や鉱石モチーフの照明で包まれる、大人のための非日常空間
- クラブGでは音と光の演出に浸りながら、静かに夜の余韻を楽しむスタイリッシュ体験
広島の夜を、もう少し深く味わってみたい——そんな気分のときに立ち寄りたくなるのが、流川や八丁堀に点在するシーシャバーやクラブです。
例えば「Blue Ocean」。名前の通り、店内は深海を思わせる静かな青の照明に包まれています。照度を落とした空間に腰を下ろせば、まるで水の中に沈み込んでいくような感覚に。ふわりと広がる香りとともに、時間の流れも忘れてしまいそうになります。
雰囲気にこだわるなら「LIBRA」や「Amethyst」も外せません。天井に星空が投影されるLIBRAでは、ほんの少し自分に戻れるような夜が待っています。アメジスト色の光が揺れるAmethystは、飾らないけど品のある空間。どちらも“騒がしくない夜”を過ごしたい大人にちょうどいい場所です。
そして音で遊びたい夜には、「club G」が候補に浮かびます。流川のど真ん中に構えるこのクラブでは、DJの選曲と照明がつくる高揚感が、言葉を超えて胸を打ってきます。踊らなくても、立っているだけで音楽が体に染み込んでくる——そんな夜も、たまにはいいものです。
【カップル向け】広島で大人が遊ぶところ5選
広島で特別な時間を過ごしたいカップルに向けて、大人が楽しめるデートスポットを厳選しました。
季節ごとに表情を変える自然や、静かに語り合える空間、美しい景色を眺められるロケーションなど、大人同士だからこそ味わえる魅力が詰まった場所を紹介します。
落ち着いた雰囲気の中で、心地よい距離感を保ちながら楽しめるカップル向けの広島で大人が遊ぶところ5選をぜひ参考にしてください。
世羅高原農場(季節の花畑デートスポット)
- 春のチューリップや初夏の薔薇が丘を彩る、四季折々の大花畑
- キャンドルナイトで揺れる灯りと満天の星に包まれる夜の幻想
- 開放感あるガーデン内でのランチや散策、自然を感じる穏やかな時間
広島県世羅町にある「世羅高原農場」は、カップルでのんびり季節を感じながら過ごしたい大人にとって、ちょっと特別な場所です。春から秋にかけて、花畑が次々と主役を変え、訪れるたびに違った景色を見せてくれます。
たとえば春。丘一面に75万本のチューリップが咲きそろう光景は、まるで絵画の中にいるような感覚です。初夏には、イングリッシュローズの甘い香りが風に乗って広がり、バラ摘み体験やアロマづくりなど、ふたりで楽しめる企画も用意されています。
園内には、おしゃれなバーガーショップやカフェが点在していて、散策の合間に立ち寄れるのも魅力。花を眺めながら飲むハーブティーは、きっと日常を忘れさせてくれる味になるはずです。
三段峡(秘境の峡谷&渡し舟体験)
- エメラルドグリーンの清流と巨岩が織りなす、16kmにわたる大峡谷の絶景
- 黒淵・猿飛の渡舟でしか味わえない、神秘的な水面からの峡谷観賞
- 森林セラピーR認定の遊歩道を歩けば、心も身体もほどける自然癒し体験
三段峡に一歩足を踏み入れると、街の喧騒とは無縁の深い緑と、水の音しか聞こえない世界が広がります。舗装されすぎていない山道が、かえって自然との距離を縮めてくれて、手をつないで歩けば、言葉がなくても心が通い合う。そんな空間です。
峡谷の中でも「黒淵渡舟」は格別です。小さな舟に身をゆだねて、両岸にそびえる岩肌を見上げながら進むひとときは、まるで時が止まったような静けさ。透明度の高い水面に木々の影がゆらぎ、風がそっと背中を押してくれるような感覚に包まれます。
さらに奥へ進めば「猿飛渡舟」や「二段滝」が待っています。力強く流れ落ちる水の音に包まれていると、自然の中に抱かれているような安心感すら覚えるはずです。ありきたりなデートとはまるで違う、ふたりだけの記憶が、ここに刻まれます。
未来心の丘(尾道・大理石の庭園)
- 約5,000㎡の白い大理石に包まれた、異国のような静謐な庭園空間
- イタリア・カッラーラ産の大理石が織りなす、彫刻家の自然との対話芸術
- 海と青空を背景に、二人だけの写真にも映えるフォトジェニック空間
尾道の耕三寺博物館、その裏手に広がる白い世界——それが「未来心の丘」です。瀬戸内の海を望む高台に、約5,000㎡にわたって大理石が敷き詰められ、どこを見渡してもまばゆいほどの白に包まれます。青空とのコントラストはまさに絶景で、カメラを構える手が止まりません。
この丘を造り上げたのは、彫刻家・杭谷一東(くえたにいっとう)氏。12年もの年月をかけて生み出された彫刻は、自然との対話から生まれたものばかり。カップルで作品を見て歩くうちに、言葉を交わさなくても不思議と心が通じる——そんな静かな時間が流れます。
歩き疲れたら、園内にある白を基調としたカフェ「カフェ クオーレ」へ。窓の外に広がる大理石の景色を眺めながら、オリジナルドリンクを片手にひと息つける空間は、特別な日を締めくくるのにぴったりです。
SEND Hiroshima(キャンドル作り体験)
- 100種以上のドライフラワーと50種の香りから選ぶ、世界に一つだけの手作りキャンドル体験
- 所要約90分、完成したキャンドルをその場で持ち帰れる“ふたりだけの記念品”制作
- 袋町公園すぐそば、予約不要のショートタイム参加も可能な気軽さ
繁華街のすぐ近く、袋町の路地裏にひっそり佇むキャンドル専門店「SEND Hiroshima」。ふらっと立ち寄ったその瞬間から、空気がふわりと変わります。店内に並ぶのは、100種を超えるドライフラワーと、思わず深呼吸したくなる50種類の香り。カップルで訪れれば、香り選びも色合わせも自然と会話が生まれ、ただの体験がちょっと特別な時間に変わっていきます。
一番人気の「ボタニカルキャンドル」は、好きな花材を自由に詰め込めるのが魅力。見た目も香りも、自分たちらしく仕上げられるので、世界にひとつだけの作品が完成します。体験時間は2時間ほど。キャンドルが固まるまでの間は、外のカフェでひと休みするのもよい時間です。
予約は公式サイトから可能ですが、当日の空きがあれば飛び込み参加も歓迎とのこと。事前の大がかりな準備は不要です。旅の合間に思い立ったら、手ぶらで立ち寄れる気軽さもありがたいポイント。肩ひじ張らずに楽しめる、広島らしい温もりあるデートにおすすめです。
宮島水族館(みやじマリン)
- 350種以上13,000点の生きものが並ぶ、瀬戸内海の生態を感じる癒しの空間
- 磯の生きものに触れる“ふれあいの磯”で、自然との距離がふたりの距離にも近づく体験
- スナメリやアシカのショーなど、共感を呼ぶ演出が会話以上の思い出をくれる場所
水族館デートにどこか懐かしさを感じるのは、静かな時間を一緒に過ごせるからかもしれません。宮島観光の途中に立ち寄れる「みやじマリン」は、カップルにとって絶妙な癒しスポットです。世界遺産・厳島神社から徒歩圏内という立地も嬉しいところ。
館内では、瀬戸内海に生息する魚たちを中心に約380種類、13,000点もの生きものが展示されています。スナメリやペンギン、アシカ、カワウソたちが気ままに泳ぎ回る水槽の前で、ふたり並んで眺める時間は格別です。
アシカのショーも見逃せません。トレーナーとの息の合ったやり取りに、思わず声を出して笑ってしまうこともあるはず。さらに、磯の生きものに触れられる体験ゾーンでは、予想外のリアクションに笑い合う瞬間も。水族館って、やっぱり距離が縮まる場所なんだと実感できます。
【大学生向け】広島で大人が遊ぶところ5選
広島で大人が遊ぶところを探している大学生にとって、気軽に立ち寄れて日常を忘れられる場所は魅力的です。
特に大学生向け広島で大人が遊ぶところ5選では、遊びながら癒されるスポットや、友人同士で盛り上がれる体験型施設などをピックアップしています。
観光をかねて地元を再発見したい方にもおすすめの内容です。
屋内トランポリンパーク広島
- 室内いっぱいのトランポリンで体幹もバランスも鍛える、エネルギッシュな運動空間
- 忍者コースやダンクシュートに挑戦、自分と競い合えるスリル満点の遊び体験
- 季節や天候を気にせず楽しめる、おしゃれな大学生デートの新定番
広島で遊び場を探している大学生にとって、「屋内トランポリンパーク広島」はちょうどよいバランス感を持ったスポットです。スポーツとしても楽しめて、友達やサークル仲間との時間を盛り上げられる場所としておすすめです。
広島市安佐南区、駅から歩ける場所にあるこの施設では、床一面にトランポリンが敷き詰められていて、雨の日でも気にせず遊べる全天候型のレジャー施設です。ジャンプだけでなく、ボール遊び感覚で楽しめるダンクシュートや、忍者のように障害をクリアする「忍者コース」まで、多彩な遊び心が詰まっています。
運動が苦手でも大丈夫です。5分のジャンプでジョギング1km分の運動効果が期待でき、体幹やバランスづくりにもつながります。大学生には体力を使って思い切り遊ぶ爽快さと、運動不足の解消としても人気があります。
館内はオンラインで同意書登録をしておけば入場もスムーズに。料金も1時間約1,900円からと手ごろで、ちょっとした息抜きや仲間とのリフレッシュにぴったりです。
レトロカフェ&バー HYBRID
- 昭和自販機でセルフ購入、懐かしさと自由さが同居するユニーク空間
- アーケードゲームやダーツなど遊び心が詰まったノスタルジックな遊技場
- 本通駅すぐ、深夜まで開いていて大学生デートにもぴったりの立地良
昭和の香りがほのかに漂う、ちょっとクセのある遊び場が好きなら——広島の「HYBRID」は一度覗いて損はありません。袋町の裏通り、雑居ビルの2階にひっそりと構えるこのカフェバー。ドアを開けた瞬間、古い自販機の音がカタリと響いて、なんとも言えない懐かしさに包まれます。
店内に並ぶのは、瓶入りジュースやレトロな缶詰たち、そしてマリオやボンバーマンといった昔ながらのゲーム機。気取ったおしゃれカフェとは一線を画す“遊び心”が、この空間にはぎっしり詰まっています。気づけばゲームに夢中になって、隣に座った友人とつい笑い合っている。そんな時間が自然と流れていきます。
アクセスは本通駅から歩いてすぐ。しかもドリンクはセルフ式で、1オーダーだけでOKという気軽さもうれしいところ。バイト終わりにふらっと立ち寄ったり、仲間との飲み会の前後にひと遊びしたりと、大学生の日常にちょうどいい“遊び場”です。ここで過ごすひとときが、何年後かにきっと懐かしい思い出になる、そんな場所です。
塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園
- 14種類のお風呂に加え、源泉かけ流しの岩風呂で疲れた体をしっとり癒す温泉体験
- 岩盤浴「チムジルバン汗蒸洞」で遠赤外線と静かな時間がセットになったリフレッシュ空間
- 駅チカで深夜まで営業、入浴+岩盤浴で大学生の“いつもの遊び”にぴったり
キャンパスライフが忙しくて、気づけば心も体もパンパン。そんな大学生にすすめたいのが、佐伯区にある「塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園」。楽々園駅から歩いてすぐという立地は、夜遅くなっても安心です。
ここの湯は本格派。地下1,100メートルから湧き出る天然温泉が、露天の岩風呂に贅沢にかけ流されています。炭酸泉やジェットバスも完備されており、たまった疲れをほぐすには十分すぎるほど。湯船に浸かった瞬間、ふっと力が抜けていく感覚が心地よく、気づけば長湯してしまうほどです。
岩盤浴エリア「汗蒸洞(はんじゅんどう)」では、遠赤外線でじんわり汗をかいてデトックス。広めの休憩スペースでは漫画を読んだり、友達とおしゃべりしたり。温泉の後は併設の食事処で、唐揚げ定食やうどんを頬張れば、まるで小旅行帰りのような充実感。何気ない1日が、少し特別に感じられる場所です。
ヌマジ交通ミュージアム
- 陸・海・空の乗り物模型約2,000点が並ぶ展示フロア
- 直径20mの巨大ジオラマ「ビークルシティ」で操作体験のワクワク
- 被爆電車や面白自転車など、触れて楽しむ屋外展示も充実
アストラムライン「長楽寺駅」から歩いて数分。静かな住宅街を抜けると、まるで乗り物の宝箱のような建物が現れます。「ヌマジ交通ミュージアム」。ここは、ただの博物館ではありません。幼い頃に描いた未来の乗り物や、どこか懐かしい昭和の風景が、驚くほどリアルに詰まっています。
展示は約2,000点。どれも眺めるだけで終わらず、手を動かしてスイッチを押したり、ジオラマを動かしたりと、体験型にこだわった内容が魅力です。特に直径20メートルの未来都市「ビークルシティ」は圧巻。ボタン一つで動き出す街の様子に、思わず夢中になります。
館外には、被爆電車の実物展示やバッテリーカーが楽しめるコーナーもあり、童心に返って過ごせる空間が広がっています。座って眺めるだけの博物館ではなく、「自分で楽しむ余白」がたっぷりある、そんな場所です。大学生にこそ訪れてほしい、大人の遊び場です。
瀬戸内カヤック・SUP体験
- 白く広がる約800mの遠浅ビーチで、波に揺られながらカヤックやSUPに挑戦
- インストラクター付きで60分~90分、初心者でも安心のマリンアクティビティ体験
- 美しい夕景に囲まれ、遊びと癒しが同時に味わえる自然の中のデートに最適
尾道・生口島にある「瀬戸田サンセットビーチ」は、白くなめらかな砂浜がどこまでも続き、瀬戸内らしい穏やかな海を目の前にしたとき、思わず深呼吸したくなります。800メートル以上ある浜辺には、都会の喧騒とは無縁の時間が流れていて、心をふっと軽くしてくれる力がある場所です。
この静かなロケーションで楽しめるのが、カヤックやSUPといったマリンアクティビティ。どちらも初心者向けに設計されており、40分~90分の体験プログラムにはしっかりとしたレクチャーと安全管理が用意されています。人数も1人から最大40人まで対応してくれるので、大学の友人同士の少人数グループからサークルのレクリエーションまで幅広く利用できます。
日中は思い切り遊び、夕方には名前の通り“サンセット”を眺めながら浜辺でゆったり。赤く染まる海と空を背景に語らう時間は、スマホも会話も、どこか特別なものに感じられるはずです。
【デートスポット】広島で大人が遊ぶところ5選
広島で大人が遊ぶところを探している方や、観光中にちょっと特別な時間を過ごしたい方には、カップルで楽しめるデートスポットのチェックがおすすめです。
デートスポット向け広島で大人が遊ぶところ5選では、景色や体験、グルメなどが揃った、心に残る場所を厳選しています。
非日常を感じながら、ふたりの時間を満喫できるスポットを紹介していきます。
大久野島(うさぎ島・竹原市・離島エリア)
- 忠海港から船で15分、瀬戸内国立公園に浮かぶ周囲約4kmの小さな癒しの離島
- 約500~600羽の野うさぎが自然のままに暮らす“うさぎの楽園”ロード
- 温泉泊・キャンプ・海水浴も楽しめ、自然と癒しをそっと共有できる大人の時間
竹原市の忠海港からフェリーで15分ほど。船が着くと、すでに港のあたりで数羽のうさぎが出迎えてくれます。ここ大久野島は、地元では「うさぎ島」と呼ばれるほど野うさぎが多く、現在300羽以上がのびのびと暮らしています。島全体がのんびりした空気に包まれていて、日常を少しだけ忘れたいときにぴったりです。
島を歩いていると、うさぎたちが近寄ってきて、足元でぴょこんと座ったり、のんびりと草を食んでいたりします。触れることはできませんが、静かに見守りながら距離を縮めていく時間が心地よく、自然との向き合い方を思い出させてくれるような体験です。
散策を終えたら、休暇村でひと休みするのがおすすめです。宿泊はもちろん、日帰り入浴やレストランの利用も可能で、海を見ながらのんびりと食事や温泉を楽しめます。天気の良い日は「夕日の丘」まで足を延ばせば、瀬戸内海に沈む夕陽がふたりの時間をそっと包んでくれます。
八天堂ビレッジ(パン作り体験&カフェ)
- 初心者でも安心、世界でひとつのオリジナルパン作り体験
- VR工場見学とのセット体験で、遊び心と学びのデートが実現
- 併設カフェでランチやくりーむパンケーキを楽しむ癒しの時間
広島空港のすぐそばにある「八天堂ビレッジ」は、ただの観光地ではありません。ここで味わえるのは、ふたりで手を動かしながら楽しめるパン作り体験。カフェリエ内の体験工房では、くりーむパンで有名な八天堂が用意した生地を使い、自分たちだけのパンを焼き上げます。焼き上がるまでの時間さえ、思い出に変わっていくのが魅力です。
体験は、焼くだけでは終わりません。クリームを詰めてデコレーションする工程では、相手の意外なセンスに驚かされたり、笑い合ったりと、自然と会話が弾みます。さらにVRを使った工場見学など、楽しめる仕掛けも豊富に用意されています。
体験の後は、併設されたカフェでランチやスイーツをゆったりと。窓の外ののどかな風景を眺めながら、ふたりで焼き上げたパンを味わう時間は、ちょっと特別なデートの締めくくりにぴったりです。
Joy Cruise(尾道クルーズ体験)
- 瀬戸内海を背景に「動く別荘」で過ごす、完全貸切の特別なクルージング
- 船上で旬の地元食材を楽しむ専属シェフ付き、美食×景色の贅沢体験
- 30分の気軽な係留プランから一泊まで、ふたりだけの時間を自由にデザイン
尾道で、少し特別な時間を過ごしたいときにぴったりなのが「Joy Cruise」。港を出て瀬戸内海へ向かえば、日常がふっと遠のいて、ふたりだけの贅沢な時間が静かに流れ始めます。
船内は、イタリア製クルーザーらしい落ち着いた雰囲気。木の温もりが感じられるラウンジ、海風が心地いいジャグジー、景色に溶け込むようなデッキ。まるで海外映画のワンシーンのような空間で、肩肘張らずにくつろげます。
クルーズプランは意外と柔軟で、30分からの係留利用や、鞆の浦を巡る半日チャーター、さらには船上で一泊するプランまで。ディナー付きのコースなら、海に沈む夕陽とともにグラスを傾けるひとときが味わえます。
上ノ原牧場カドーレ(牧場デート&スイーツ)
- 牧場で搾った新鮮ミルクを使った、手作りジェラートやチーズの味わえるスイーツ贅沢空間
- 仔牛の哺乳やバター作りなど、体験しながら思い出になる牧場アクティビティ
- 自然に包まれたカフェで、緑の景色とペースの合う二人時間を過ごせる癒しの場所
のんびりとした午後に、東広島の「上ノ原牧場カドーレ」へ足を運んでみるのはいかがでしょうか。ここは、ただの牧場ではありません。搾りたての牛乳から作る濃厚なジェラートや、焼き立てのピザ、口どけの良いチーズケーキなど、手間ひまかけた味わいがそろった小さなグルメの宝庫です。
牧場内には動物とのふれあいスペースもあり、ヤギやロバがすぐ目の前までやって来ます。仔牛へのミルクやり体験やバター作りもあり、日常のデートでは味わえない“手のひらサイズの非日常”が楽しめます。カメラを向ければ、自然と笑顔になる一コマも。
気候の良い季節にはテラス席で風を感じながらのランチやスイーツタイムもおすすめ。自然のなかで時間を忘れ、二人だけの穏やかな会話がゆっくり育つ、そんな場所です。
みろくの里(レトロ街並み&遊園地アトラクション)
- 昭和30年代の「いつか来た道」で懐かしく、会話が弾むタイムスリップ体験
- 50m大観覧車や迫力のジェットコースターなど、心が弾む遊園地エリア
- 夏はプール、冬はイルミネーションなど、四季折々の演出に彩られる
瀬戸内の丘の上にある「みろくの里」は、どこか懐かしくて、でも新しい——そんな感覚に包まれる不思議な遊園地です。デート先に迷った大人カップルにこそ、一度足を運んでみてほしい場所です。
園内の一角にある「いつか来た道」は、昭和30年代をリアルに再現した街並み。古びた木造の商店や、駄菓子が並ぶ棚の前で、自然と会話も弾みます。まるで昔話に入り込んだような感覚が、ふたりの距離をぐっと近づけてくれます。
ジェットコースターや観覧車といった定番の乗り物だけでなく、恐竜たちが現れる「ダイナソーパーク」など、大人も本気で楽しめるアトラクションが満載。季節によっては満開の花々や冬のイルミネーションも加わり、何度訪れても飽きのこない魅力にあふれています。
【夜の大人の遊び場】広島で大人が遊ぶところ5選
広島には日中の観光地だけでなく、夜ならではの魅力を堪能できる「夜の大人の遊び場」も充実しています。
バーやラウンジ、クラフトビール専門店など、大人だからこそ楽しめる空間が点在し、落ち着いた時間を過ごせるスポットが多数あります。
広島観光を計画している方や、夜にゆっくりと過ごせる場所を探している方にぴったりのエリアです。
次から、夜の広島をより深く味わえるスポットを厳選してご紹介します。
Bar the Lounge Top Note 別館(袋町・隠れ家バー)
- 築65年以上の古民家を改装した和モダンな隠れ家バー
- 中庭を望む個室空間で、静かな会話を楽しめる落ち着き
- 夕方~深夜まで営業、大人カップルの夜の特別な時間にぴったり
袋町の路地裏。にぎやかな通りから一歩奥へ入ったところに、まるで時が止まったような一軒家がぽつんと建っています。「Bar the Lounge Top Note 別館」。扉を開けると、そこには木造の温もりと静けさが広がっていて、喧騒とは無縁の大人の時間が流れています。
テーブルに灯るキャンドル、しんとした中庭、ほんのり香る木の匂い。グラスを傾ける声も、どこかゆっくりになるような気がします。カウンターもいいですが、和室の個室に通されると、まるで自宅に招かれたような心地よさ。時間を気にせず語らえる空気があります。
夕方15時から深夜まで。ちょっと早めのアペリティフにも、食事のあとの余韻にもぴったりです。記念日じゃなくても特別な気持ちになれる場所って、実はそう多くはありません。袋町でそんな一夜を過ごすなら、Top Note 別館は一度訪れて損はない大人の隠れ家です。
REAL BEER STYLE GOLDEN GARDEN(クラフトビール専門パブ)
- 樽生8種+ボトル100種以上の世界ビールが揃う充実のラインナップ
- クラフトビールと相性抜群な、イタリアン出身シェフ仕立ての酒場フード
- 仕事帰りにも寄れる16時スタートで、深夜までゆったり過ごせる居心地
REAL BEER STYLE GOLDEN GARDENは、広島の夜をしっぽり過ごしたい大人にとって、まさに理想的な場所です。八丁堀駅から歩いてすぐという立地のよさもあり、ふらりと立ち寄るにはちょうどいい距離感があります。
扉を開けた瞬間、そこはもう別世界。2007年の創業からずっと、クラフトビール一筋。店内では樽生が8種、さらにボトルビールは100種以上も揃い、ビール好きなら何時間でも居られそうなラインナップです。イタリアン出身のシェフによる惣菜がまた絶妙で、ビールの旨みを静かに引き立ててくれます。
場所はちょっと古びた雑居ビルの2階。決して派手ではないけれど、だからこそ落ち着く。夜16時から深夜24時までの営業で、仕事帰りのひと息や、恋人とのゆるやかな時間にもぴったりです。ビールが好きな人も、そこまで詳しくない人も、きっとこの空間が好きになります。
RAKU BEER(クラフトビールバー・八丁堀)
- 常時15タップの国産クラフトビールが飲み比べできる専門性
- 「RAKU BEERカレー」など個性的なフードで深まるビールの味わい
- 落ち着いた木の空間で、昼から夜までじっくり愉しめる大人時間
広島・八丁堀の路地裏に佇む「RAKU BEER」は、クラフトビール好きにはたまらない一軒です。2011年にオープンして以来、地元に根ざしながらも全国のビアファンを魅了してきました。店に一歩入れば、木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間。肩肘張らずにふらっと立ち寄れる雰囲気が心地よく、カウンター越しのスタッフとの会話もまた、醍醐味のひとつです。
最大の魅力は、常時15種類もそろう樽生のクラフトビール。その日の気分や料理に合わせて、おすすめを尋ねてみるのも楽しい時間です。ビールに合う自家製ソーセージやつまみ系のフードメニューも豊富で、思わず長居してしまう人も少なくありません。
平日は16時から営業、週末はなんと13時から昼飲みも可能。仕事帰りの一杯もよし、昼からゆるっと始める贅沢な休日にもぴったりです。観光の合間に、ふらっと寄れる“大人のたまり場”として記憶に残るはずです。
bar303 1st(流川・ギミックバー)
- 流川の夜を彩るピンクネオンに包まれた遊び心あふれる空間
- シーシャ・ダーツ・カラオケ・ボードゲームが揃う大人の遊び場
- カウンターでもボックス席でも自由に選べる柔軟な楽しみ方
広島・流川エリアの喧騒を抜けた先で、ひと味違う夜を過ごしたいなら「bar303 1st」がおすすめです。ネオンの明かりが柔らかく灯る隠れ家的な空間で、大人だけの遊び時間がゆっくりと流れます。
店内に足を踏み入れた瞬間、目を引くのは印象的なピンクのネオンと洗練されたインテリア。そこに広がるのは、日常のスイッチをオフにしてくれるような非現実感。とはいえ奇をてらいすぎず、初めて訪れた人でも自然とリラックスできる絶妙な空気感が漂っています。
カウンターで香り豊かなシーシャを楽しみながら語り合うのも良し、ダーツやボードゲームで仲間と盛り上がるのもまた一興。深夜6時まで営業しているため、遅めの合流でも十分ゆったり過ごせます。二軒目としてはもちろん、「最初から最後までここで過ごす」そんな使い方もできるバーです。
ZATTA(ヒルトン広島・バー&ラウンジ)
- 瀬戸内の青を基調にレザーや大理石が映えるラグジュアリー空間
- Asia’s 50 Best Bars「bar TRENCH」監修の独創カクテル体験
- 週末夜はライブ演奏付き、ムードを彩る贅沢なナイトタイム
広島の夜、少し背伸びをして“大人の特別な時間”を過ごしたいなら、ヒルトン広島内にある「ZATTA」は外せません。流川や八丁堀の喧騒とは一線を画すその空間は、足を踏み入れた瞬間から静かに別世界へ誘ってくれます。
ソファ席に腰を下ろし、まずは一杯。ここで味わえるのは、恵比寿の名店「bar TRENCH」監修による本格カクテル。広島のクラフトスピリッツや柑橘を使った一杯は、口に含んだ瞬間、香りとともに心までほどけていくようです。もちろん、地酒やワインのラインナップも秀逸。メニュー選びに迷ったら、好みに合わせて味の傾向を探せる“マトリックス表”に頼ってみるのも一つの手です。
週末の夜には生演奏も入ります。ジャズやソウル、アコースティックなど日替わりの演奏が空間に深みを与え、会話すら忘れたくなるほどの心地よさに包まれます。音と光、そしてグラスの中で揺れる琥珀色。日常をそっと忘れるために、ZATTAはちょうどいい場所です。
広島で「大人が遊ぶところはない」ってホント?
広島といえば、世界遺産やグルメの印象が強いものの、「広島で大人が遊ぶところはない」と感じてしまう方も少なくありません。
観光地の多くが夕方には閉まり、若者や家族向けのスポットが中心になっているのも理由のひとつです。
しかし、大人ならではの楽しみ方ができる場所も広島には点在しています。
ここからは、そうした“穴場”を知ることで、旅の選択肢をもっと広げるためのヒントをご紹介します。
観光施設のほとんどが夕方に閉まってしまうから
「夜に広島を観光しようと思っていたのに、どこも閉まっていてがっかりした」——そんな声をよく耳にします。実際、広島市内にある有名な施設の多くは、夕方にはもう営業終了。たとえば平和記念資料館は19時まで開いているとはいえ、夏季限定。普段は17時や18時で閉まる施設がほとんどです。
縮景園のように自然を楽しめる場所も、日が暮れる前には門を閉じてしまうため、仕事終わりにふらっと寄るには少々難しいのが現実です。観光地として人気の高い広島ですが、夜をどう過ごすかという観点では、選択肢が少ないと感じる人が多いのも納得です。
とはいえ、すべてが閉まるわけではありません。千光寺の展望台や、宮島の夜間遊覧船など、日中とはまた違った表情を見せてくれる場所もあります。事前に営業時間をチェックして、夜でも開いている場所をおさえておけば、「広島は夜がつまらない」なんて印象はきっと変わるはずです。
若者や家族向けのスポットが中心になっているから
広島で「大人が楽しめる場所が少ない」と感じる理由のひとつは、観光スポットの多くが子ども連れや若者をメインターゲットにしている点です。
市内や近郊にあるレジャー施設を見てみると、たとえば『みろくの里』のような遊園地や、夏場ににぎわう『福山メモリアルパーク』のようなプールつき公園など、どちらかといえば家族や学生にうれしい内容が多くを占めています。もちろんそれ自体が悪いわけではありませんが、静かな時間を求める大人にとっては、ちょっと賑やかすぎると感じてしまうかもしれません。
日中にふらりと立ち寄れるカフェやショップはあるものの、夜までじっくり過ごせる大人向けの場所となると選択肢は絞られてきます。とはいえ、完全にないわけではなく、例えば八丁堀や流川エリアには隠れ家的なバーやクラフトビール専門店なども点在していて、落ち着いた時間を過ごしたい方にはぴったりです。
大人の遊び場は、目立たない場所にこそひっそりと存在しているもの。表通りばかりに目を向けず、ちょっと視点を変えてみると、広島での過ごし方にもきっと幅が出てくるはずです。
夜に開いているお店が少なく早く閉まることが多いから
広島を訪れた観光客が夜になると「行く場所がない」と感じる理由は、意外とシンプル。観光施設や人気のショップ、カフェなどが、夕方を過ぎると一斉にシャッターを下ろしてしまうからです。せっかくの旅行なのに、夜があっけなく終わってしまう──そんな経験をした人も少なくないでしょう。
実際、広島市内の多くの観光スポットは17時~18時には営業終了。夜の時間帯に足を延ばせるような施設やアクティビティは、観光地としてはまだまだ発展途上なのが現状です。ただし、だからといって「何もない」わけではありません。
たとえば、流川や八丁堀、エキニシといったエリアには、夜遅くまで営業している大人向けのバーやダイニングが点在しています。「Mac Bar」は50年近く愛されてきた老舗バーで、店内にはジャズやロックが流れ、落ち着いた時間が過ごせる名店。また、「Bar Alegre」では季節のフルーツを使ったオリジナルカクテルが人気で、特別な夜にぴったりです。
要するに、広島の夜をどう過ごすかは、選び方次第。観光施設が閉まったあとでも、大人にしか楽しめない“夜の顔”が、確かにこの街には存在しています。
広島で大人が遊ぶところを選ぶ際のポイント
広島で大人が遊ぶところを探す際は、「どんな時間を過ごしたいか」によって選び方も大きく変わってきます。
のんびり過ごすも良し、刺激を求めるのもまた一興。観光地としての魅力が凝縮された広島には、静けさと賑わいの両方が共存しています。
ここでは、広島観光を計画している人や、広島で大人が遊ぶところはどこか調べている人に向けて、シーン別に押さえておきたい選び方のポイントを整理しました。
大人がゆっくり過ごせる時間帯や営業時間を確認する
せっかく広島の夜を楽しむなら、時間に追われるような予定は避けたいところ。大人が落ち着いて過ごすには、行き先の「営業時間」が意外とカギになります。
たとえば、広島市中区にある「BAR陀陀」は夜19時から翌3時まで営業していて、都会の喧騒が落ち着く時間にふらりと立ち寄れる一軒。静かにグラスを傾けるにはちょうど良い時間帯です。もう少し遊び心が欲しい夜なら、ゲームバー「C vas」もおすすめ。こちらはなんと朝5時まで開いているので、時間を気にせず仲間とじっくり楽しめます。
観光地にありがちな“夕方に閉まる”スポットとは違い、こうした深夜帯に楽しめるお店を押さえておくと、夜の選択肢がぐっと広がります。大人の広島旅をしっかり満喫するなら、営業時間を事前に見ておく——実はそれが、満足度を左右する大事な一手です。
歴史や文化を深く楽しめる落ち着いた場所を重視する
「せっかくの旅だから、ただ移動して終わるような時間にはしたくない」——そんなふうに感じるなら、歴史や文化が息づく場所を選んでみてください。広島には、ただ眺めるだけでなく“感じる”ことができる静かなスポットがちゃんとあります。
たとえば縮景園。広島市の中心にありながら、鳥の声が響くほど静か。池を囲むように石橋や東屋が点在し、季節の花々がそっと視界に入ってきます。春の桜、秋の紅葉、そして雨に濡れた苔の緑までが、まるで時間をとめてくれるようです。
一方、現代的な建築と平和への祈りが融合した「おりづるタワー」は、また違った静けさがあります。展望台から見えるのは、あの原爆ドーム。折り鶴を投じる体験ができるスペースもあり、手を動かしながら、知らず心が整っていくのを感じられるはずです。
観光地というより、心をゆるめる“居場所”に出会いたい——そんな旅人には、広島のこうした落ち着いた空間が、きっと深く響くはずです。
晩ごはんやカフェなどグルメと一緒に楽しめる場所を探す
広島で大人の時間を満喫するなら、遊びのついでに“おいしいもの”があるかどうかで、満足度はずいぶん変わります。たとえば、夕方から市内をぶらりと歩いたあと、そのままふらっと立ち寄れるお店があると助かりますよね。
実際、地元でも評判の高い「リーガロイヤルホテル広島」の最上階レストラン「リーガトップ」は、夜景が素晴らしいです。33階から広島市内を一望できて、ワイン片手にコース料理を楽しむ時間は、まさに“大人の贅沢”。しっかり食事をしながら会話を楽しみたい日にはぴったりの一軒です。
一方でもう少しカジュアルに過ごしたい夜には、本通りから少し外れた「リバーカフェ」もおすすめです。遅くまで営業していて、軽めの食事やデザートも選べるので、ディナー後にもう少しだけ余韻を楽しみたい時に重宝します。川辺の席なら、風に吹かれながらコーヒーを片手に静かに夜を締めくくることも。
遊びとグルメをセットで楽しめる場所を選べば、広島での時間はより濃く、印象的なものになります。場所選びの際は「遊んだ後、どこで何を食べたいか」も頭の片隅に置いてみてください。
自然の癒しや体験型プログラムを重視する
観光にせっかく出かけるなら、ただ歩き回るだけでなく、心がほどけるような体験があると嬉しいもの。特に大人の旅には、自然の中で過ごす時間や、手を動かして何かに集中するひとときが、いいリフレッシュになります。
広島の自然体験でまず外せないのは、「湯来交流体験センター」。ここでは四季折々の山と川に囲まれながら、シャワークライミング、こんにゃく作り、テントサウナなどが楽しめます。予約なしで気軽に参加できるプログラムもあるので、旅の途中にふらりと立ち寄れるのも魅力です。
一方で、静かな時間を過ごしたい方には「筆の里工房」もおすすめ。職人による筆づくりの実演を間近で見ながら、自分の名前を彫ったオリジナル筆を作る体験は、広島ならではの文化に深く触れる機会になります。
ただ眺めるだけで終わらない、大人だからこそ楽しめる「体験」が広島にはあります。自然に癒され、少しだけ日常から離れて、感性が研ぎ澄まされるようなひとときを過ごしてみませんか。
季節や天候に合わせたスポットを選ぶ
広島で大人が遊ぶ場所を探すなら、季節感や空模様に少しだけ目を向けてみてください。そうするだけで、旅の印象がまるで変わります。
たとえば春。広島市内なら縮景園の桜が美しく、朝の静かな時間に訪れれば、風に揺れる花びらと鳥のさえずりに包まれて、まるで別世界にいるような感覚になります。気温が心地よい秋には、宮島の紅葉谷公園や三段峡を歩いてみてください。鮮やかな赤や黄の葉が視界いっぱいに広がり、深呼吸したくなるほど空気が澄んでいます。
一方、冬の広島では「広島ドリミネーション」のイルミネーションが街を彩り、いつもの通りが一気に幻想的な空間に。冷たい夜風さえもどこか心地よく感じられるから不思議です。そして雨の日には、あえて美術館や温泉に足を運んでみるのも一つの手。天候に左右されない楽しみ方が、大人の余裕を感じさせます。
要は「今日はどんな日か」に耳を澄ませるだけで、広島の楽しみ方はもっと柔らかく、もっと深くなるのです。
移動手段やアクセスの便利さを考慮する
広島で大人がゆったり楽しめる場所を選ぶとき、実は「どう移動するか」が旅の快適さを大きく左右します。どんなに魅力的なスポットでも、アクセスが悪ければ心から楽しむ余裕もなくなってしまいます。
たとえば、広島市内を巡るなら、路面電車や観光ループバス「めいぷるーぷ」が頼もしい味方。広島駅を起点に、原爆ドーム、平和記念公園、縮景園といった主要スポットへスイスイ移動できて、時間のロスも最小限に抑えられます。もちろんICカードも使えるので、切符の煩わしさもありません。
一方で、市街地を離れた自然エリア──たとえば江田島のオリーブ農園体験や、湯来温泉でのリラクゼーション──へ足を伸ばすなら、やはりレンタカーがベストです。広島の交通は中心部と郊外で“足回りの事情”がまるで違うので、行き先に合わせた手段の選び方が大切になってきます。
移動がスムーズだと、心も時間も余裕が生まれます。せっかくの広島旅、大人らしい過ごし方をするためにも、目的地だけでなく“どうたどり着くか”にも目を向けてみてください。
【Q&A】広島で大人が遊ぶところに関するよくある質問
最後に広島で大人が遊ぶところに関するよくある質問をまとめました。
観光を検討している人が気になる点にフォーカスして、分かりやすくお答えしていきます。旅の計画にお役立てください。
広島県でエモい場所は?
どこか懐かしくて胸がきゅっとなるような風景を探すなら、尾道の千光寺公園をぜひ訪れてみてください。坂道を登った先に広がる海と町の景色は、夕暮れどきに差し込む光と重なって、心にじんわり染みわたります。
ほかにも、耕三寺の敷地内にある「未来心の丘」も忘れられません。一面に広がる真っ白な大理石の庭園は、まるで空の上に迷い込んだような非日常。大人が静かに感情を揺さぶられる、そんな“エモさ”が詰まった場所です。
広島でお金使わない遊びは?
「今日はあまりお金をかけずに楽しみたい」──そんな日には、呉の「てつのくじら館」がおすすめです。潜水艦の中を実際に歩いて見学できて、しかも入館は無料。大人でも驚きと発見があって、気づけば時間を忘れてしまいます。
自然を感じたい方なら、尾道の白滝山へ。整備された山道を登れば、展望台から見える360度の大パノラマ。財布を開かずとも、心が大きく開かれるような体験が待っています。
広島で大人が楽しめる日帰りお出かけスポットはどこ?
日帰りでもたっぷり満足できる広島の名所を巡るなら、まずは中心部から。縮景園の静けさに癒され、おりづるタワーの展望フロアで街を一望したら、平和記念資料館で心を整える──そんなルートなら移動もスムーズで、観光の濃度も文句なしです。
もう少し足を伸ばせるなら、三原市の「八天堂ビレッジ」も魅力的。パン作り体験ができる上、カフェやベーカリーも併設されているので、ふらっと立ち寄っても半日しっかり楽しめます。観光と“ちょっといい時間”の両立、叶います。
広島市内を気ままにぶらぶら歩いて楽しめる場所は?
広島の街は、ふと歩きたくなる道があちこちにあります。たとえば「縮景園」。駅からそう遠くないのに、門をくぐれば静寂と季節の移ろいに包まれる、心がすっとほどけるような場所です。池に映る木々や、石橋を渡る音までが旅の記憶になります。
そこから少し歩けば、平和記念公園やおりづるタワー、美術館やグルメの並ぶ並木通りもすぐ近く。寄り道しながら歩いているうちに、気づけばひとつの物語ができている——広島の街歩きには、そんな楽しさがあります。疲れたら、川沿いのカフェでひと息ついてもいいですね。
広島で大人もイチャイチャできるデートスポットはある?
恋人とちょっと特別な時間を過ごしたいとき、広島には静かに寄り添える場所がちゃんとあります。たとえば尾道の千光寺。石畳の坂道を登りきると、瀬戸内の海がパッと開けて、ふたりで息を呑むほどの景色が待っています。派手さはないけれど、あの静けさこそが大人の贅沢かもしれません。
季節を感じたいなら、世羅高原農場もおすすめです。春のチューリップや夏のひまわり畑、秋のダリア——どの季節も、まるで絵本の中に入ったような景色で、自然と手をつなぎたくなる。日常の喧騒から少し離れて、ふたりでのんびり過ごせる場所は、探せば意外とたくさんあるんです。
広島で高校生が楽しめるおすすめの遊ぶ場所といえば?
お金をかけすぎず、気軽に遊べて写真にも残せる——そんな場所を探している高校生にぴったりなのが「ヌマジ交通ミュージアム」。名前だけ聞くと地味に思えるかもしれませんが、実際に行くと模型を操作できたり、動く展示があったりして、大人でもつい夢中になってしまうほどです。
ちょっとオシャレに楽しみたいなら、「Cafe Bar HYBRID」も話題のスポット。レトロゲーム機が置いてあって、アニメの中みたいな空間でくつろげます。放課後の時間をちょっとだけ非日常に変えてくれる、そんな場所が広島にもちゃんとあるのが嬉しいですね。
まとめ:広島で大人が遊ぶところを目的別に厳選紹介
広島で大人が遊ぶところを目的別に厳選紹介してきました。
改めて、広島で大人が遊ぶところ32選をまとめると、
- 広島市中央公園(広島城・美術館エリア)
- 原爆ドーム & 平和記念資料館
- 縮景園(広島市中心部・庭園エリア)
- おりづるタワー & 千光寺頂上展望台
- 黄金山・灰ヶ峰展望台
- 湯来交流体験センター・弥山トレッキング
- 呉湾艦船めぐり(夕呉クルーズ体験)
- 熊野筆づくり体験(熊野町)
- オリーブオイル農業体験(江田島)
- 湯来温泉(日帰り温泉リラクゼーション)
- 広島のナイトライフエリア(流川・八丁堀・エキニシなど)
- シーシャバー・クラブ(Blue Ocean/LIBRA/Amethyst/club G)
- 世羅高原農場(季節の花畑デートスポット)
- 三段峡(秘境の峡谷&渡し舟体験)
- 未来心の丘(尾道・大理石の庭園)
- SEND Hiroshima(キャンドル作り体験)
- 宮島水族館(みやじマリン)
- 屋内トランポリンパーク広島
- レトロカフェ&バー HYBRID
- 塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園
- ヌマジ交通ミュージアム
- 瀬戸内カヤック・SUP体験
- 大久野島(うさぎ島・竹原市・離島エリア)
- 八天堂ビレッジ(パン作り体験&カフェ)
- Joy Cruise(尾道クルーズ体験)
- 上ノ原牧場カドーレ(牧場デート&スイーツ)
- みろくの里(レトロ街並み&遊園地アトラクション)
- Bar the Lounge Top Note 別館(袋町・隠れ家バー)
- REAL BEER STYLE GOLDEN GARDEN(クラフトビール専門パブ)
- RAKU BEER(クラフトビールバー・八丁堀)
- bar303 1st(流川・ギミックバー)
- ZATTA(ヒルトン広島・バー&ラウンジ)
そして、広島で大人が遊べる場所を選ぶための5つのポイントもまとめると、
- 広島市中心部はアクセスが良く、路面電車や観光バスで快適に移動できる
- 大人向けの遊び場には、歴史や文化を感じられる静かなスポットが多い
- 自然に癒やされる体験型の観光地は郊外にあり、レンタカー利用が便利
- 夜の広島も魅力的で、クラフトビールや隠れ家バーで大人時間を楽しめる
- 季節や天気に合わせてスポットを選ぶと、旅行の満足度がぐっと上がる
広島で大人が遊ぶところを探すなら、目的や移動手段に合わせてスポットを選ぶことが肝心です。
市内では文化的施設やナイトスポットが、郊外では自然と触れ合う体験が充実しています。アクセスの良さも旅の快適さを左右するポイントなので、行き先ごとの移動方法も事前にチェックしておくと安心です。