
「広島の女子旅で外せないインスタ映えスポットはどこ?」
「女子旅の定番スポットは?どうやって広島を巡るのがおすすめ?」
広島で女子旅を計画中だけれど、「どこへ行けば写真映えするの?」「グルメも景色も楽しみたい!」と悩んでいませんか?
そんな時こそ、魅力あふれる広島の定番・自然スポットがおすすめです!
歴史ある神社やロマンチックな海辺、おしゃれなカフェまで、感性をくすぐるスポットが満載。
この記事では、広島で女子旅にぴったりなインスタ映えスポットを厳選してご紹介します!
見た瞬間に「ここ行きたい!」と思えるような風景との出会いを、ぜひ広島旅の参考にしてみてください。
- 歴史ある神社仏閣や自然の絶景は女子旅の王道スポット
- おしゃれなカフェやスイーツで写真も心も満たされる
- マナーや服装に配慮しながら、安心して撮影を楽しめる
広島で女子旅を楽しむなら、インスタ映えするスポットをめぐるルートを意識すると充実度が大きく変わります。歴史、自然、グルメが揃った広島は、写真に残したくなる魅力の宝庫です。
【広島の定番】女子旅で外せないインスタ映えスポット10選
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早速、【広島の定番】女子旅で外せないインスタ映えスポット10選をご紹介します!
広島の女子旅でインスタ映えスポットを探しているなら、まずチェックしたいのが「広島の定番スポット」です。
歴史を感じる神社やロマンチックな展望スポット、自然と都会が調和する景観など、どれも写真に残したくなる魅力的な場所ばかりです。
フォトジェニックな背景で、旅の思い出がより一層華やかになります。ここでは、広島の女子旅を計画している人にぴったりな映えスポットを、分かりやすくご紹介します。
厳島神社(廿日市市)
- 海の満ち引きで表情が変わる、朱色の大鳥居が浮かぶ幻想的な風景
- 優美な回廊と社殿がつくり出す、まるで平安時代に迷い込んだような世界観
- JR宮島口駅からフェリー約10分+徒歩約10分で訪ねられる手軽な立地
広島の女子旅で「ここだけは外せない」と言われる場所のひとつが、宮島にある厳島神社です。海の上に建つ朱色の大鳥居は、潮の満ち引きでまったく違う表情を見せてくれます。満潮時はまるで海に浮かんでいるように、干潮時は鳥居の足元まで歩いて近づくことができます。スマホのカメラでも十分に美しく撮れるので、インスタ映えを狙うにはぴったりです。
アクセスは意外と簡単で、JR宮島口駅からフェリーに乗って約10分。船の上から見る瀬戸内海と大鳥居の景色も、思わず息をのむほどの美しさです。フェリーを降りてから神社までは徒歩約10分ほどなので、スニーカーでの観光がおすすめです。
境内には、歴史を感じる回廊や舞台、そして絵になる朱塗りの柱が並びます。特に朝や夕方のやわらかな光が差し込む時間帯は、写真に奥行きが生まれ、旅の思い出がぐっと鮮やかになります。静けさと風景が溶け合うこの空間は、広島の旅を彩る特別な一枚を残すには理想的な場所です。
おりづるタワー(広島市中区)
- 最上階「ひろしまの丘」から望む、瀬戸内海や原爆ドームを一望できる開放感あふれる景色
- 12階の「おりづる広場」で折った鶴を投じられる、平和への思いをかたちに残せる参加体験
- 1階のカフェとショップで味わう、広島産ドリンクと雑貨にほっとできる旅のひととき
広島市の中心にそびえるおりづるタワーは、女子旅の立ち寄り先としてとてもおすすめです。屋上にある「ひろしまの丘」からは、原爆ドームを眼下に、広島の街並みと遠く瀬戸内海まで一望できます。風に吹かれながら撮る写真は、飾らないのに不思議と映える一枚に仕上がります。
12階にある「おりづる広場」では、願いを込めた折り鶴を自分で折って、専用のガラス壁に投じる体験ができます。ただの観光じゃなく、何かを残していける場所。そんなところも、女子旅にぴったりです。
1階のカフェや物産館では、地元食材を使ったドリンクやスイーツが楽しめるほか、広島ならではのお土産選びもできます。展望、体験、食のすべてがそろうおりづるタワーは、旅の途中で立ち寄るにはちょうどいい“ひと息スポット”です。
広島城(広島市中区)
- 天守最上階から見渡す広島の街並みと、遠くに浮かぶ宮島の山々まで楽しめる開放感ある眺望
- 復元された模型や本物の甲冑・刀が並ぶ展示で、歴史に触れながら散策を楽しめる体験型の空間
- 市電「紙屋町東」から徒歩15分、大人370円で入館できるアクセスと手軽さがうれしい立ち寄りスポット
広島市の中心にある広島城は、街中とは思えないほど緑に囲まれた場所です。城を囲む堀に映る天守と木々のコントラストは、写真好きなら思わずシャッターを切りたくなる美しさ。最上階の展望室からは、市内がぐるりと見渡せて、晴れた日には瀬戸内の山並みまで見通せます。
館内には、戦国時代の道具や模型が並び、歴史に詳しくなくても見ていて飽きません。展示の中には、実際に手に取れる甲冑などもあり、ちょっとした体験気分も味わえます。肩の力を抜いて、ふらっと立ち寄れる気軽さも魅力です。
アクセスも抜群で、市電の「紙屋町東」から徒歩15分ほど。大人370円という入館料もうれしいポイントです。街歩きの途中で立ち寄るにもぴったりで、歴史と自然が調和した広島城は、女子旅にやさしい立ち寄り先のひとつです。
黄金山(広島市南区)
- 標高221.7mの山頂から広がる、広島の街と瀬戸内海を一望できる開放感あふれるパノラマ風景
- 春には登山道を彩る約480本の桜と、桜越しにのぞく朝焼けや夕暮れが写真に映える絶好の景色
- 徒歩約1時間の登山道と車でのアクセスが選べ、夜には橋の灯りと街の光がきらめくロマンチックな夜景
広島市南区にある黄金山は、標高221.7メートルと小ぶりながら、街と海を一望できる展望スポットです。もともと「仁保島」と呼ばれていたこの山は、今では春になると登山道に咲く約480本の桜で知られています。桜越しに望む夕暮れや朝焼けの景色は、言葉にしづらいほど美しく、カメラを構える手も自然と止まります。
登山ルートは徒歩で約1時間が目安ですが、山頂までは車でも行けるため、気軽にアクセスしたい女子旅にもぴったりです。登る途中、木々の間から広がる海や街の景色にふと足を止めたくなる瞬間が何度も訪れます。山頂のロータリー広場にたどり着くと、視界いっぱいに広がる景色に思わず声がこぼれます。
夜の黄金山も見逃せません。広島大橋や海田大橋がオレンジ色に光るころ、市街地の明かりが宝石のように輝きはじめます。幻想的な光景にうっとりしてしまうほどですが、23時から翌朝5時までは車両の乗り入れができないため、時間には少し注意が必要です。
女子旅の写真アルバムに、自然と街の絶景を詰め込みたいなら、黄金山はその期待を裏切りません。
広島大橋(広島市南区)
- 全長1,020mの橋の上から見えるのは、広島湾と空がゆっくり溶け合う、思わず車を止めたくなるような景色
- 日中は陽にきらめく海面、夕方には淡い光に染まる橋と空が絵のように美しい絶好の撮影ロケーション
- 広島ICから車で約20分とアクセス良好で、気軽に立ち寄れるドライブ旅のちょうどいい寄り道スポット
広島市から呉方面へ向かう途中、ふと視界が開ける瞬間があります。広島大橋に差しかかるそのタイミング。全長1,020メートルの橋の上からは、広がる海と空、そして遠くに見える島々がつくる絶景が迎えてくれます。運転席も助手席も、思わず声が漏れるような景色です。
橋の上から見下ろす広島湾は、昼間は光にきらめき、夕方には淡いオレンジ色に染まります。特に日が傾き始める時間帯は、写真を撮るには絶好のチャンス。海と空が溶け合うような時間が流れています。
広島ICから車でおよそ20分。ドライブの途中で立ち寄るもよし、目的地として目指すのもあり。道中も含めて気持ちがゆるむ、そんな景色に出会える橋です。旅の途中にちょっと立ち止まりたくなる、美しい通過点です。
荒谷山(三原市)
- 標高620mの山頂から広がる、雲海に包まれる幻想的な朝景が心を奪う絶景ポイント
- 雲海が最も美しく現れるのは9~11月、長雨のあと晴れた朝にだけ出会える特別な瞬間
- 徒歩でも車でも登れるルートがあり、山頂近くではスカイスポーツの離陸場からの眺めも楽しめる
広島市の北部、安佐北区にある荒谷山は、標高620メートルの高さから雲海を望める絶景スポットです。特に朝が早い日、ふもとの街並みをすっぽり包み込むように現れる霧は、息をのむほど幻想的。9月から11月の澄んだ空気の朝が、いちばん美しいと地元でも知られています。
頂上までは登山でも車でもアクセス可能なので、体力やスケジュールに応じて選べるのがうれしいところ。登るほどに視界が開けていく山道は、自然と気持ちも高まっていくような感覚にさせてくれます。
山頂に着いた瞬間、眼下に広がる雲のじゅうたんに朝日が差し込み、光のグラデーションが山肌にゆっくり広がっていきます。その景色は、ただ「きれい」だけでは言い表せないほど。カメラを構える手が止まらなくなる、そんな一瞬に出会える場所です。荒谷山は、自然の静けさと写真映えが共存する、女子旅の隠れた名所です。
世羅高原農場(世羅町)
- 夏の青空に映えるのは、110万本のひまわりが広がる約65,000㎡のスケール感あふれる花景色
- 約1,000台分の無料駐車場を完備しており、車での女子旅でも気兼ねなく立ち寄れるロケーション
- 入園料は大人600~1,200円・子ども300~600円と良心的で、季節の花をゆったり満喫できる空間
広島県世羅町にある世羅高原農場。夏の女子旅でここを外す理由が見つからないほど、インパクト抜群の花景色に出会えます。見渡す限り、ひまわり、ひまわり、ひまわり。広さおよそ65,000㎡、その中に50品種・110万本が咲きそろう光景は、どこを切り取っても絵になります。黄色のじゅうたんに立っていると、自然と笑顔になってしまうから不思議です。
毎年7月下旬から8月下旬にかけて開かれる「ひまわりまつり」では、タイミングが合えば早朝オープンや夕方延長の日もあります。朝のやわらかい光に包まれた花畑は、昼とはまた違う美しさ。ひまわりの背丈と視線を合わせて撮ると、写真映えもばっちりです。
入園料は大人600円~1,200円、子どもは300円~600円(※花の状態によって変動)。駐車場は無料で約1,000台分あるので、車移動の旅でも安心です。都会では出会えないスケールの花景色と、のびのびとした空気に癒される時間。写真も記憶も、きっと鮮やかに残ります。
耕三寺・未来心の丘(尾道市)
- 約5,000㎡の真っ白な大理石が広がる丘。青空と海を背景に、まるで海外リゾートのような非日常風景
- 彫刻家・杭谷一東氏が手がけた個性豊かなモニュメントが並び、光と影のコントラストが写真映え抜群
- 大人1,400円、学生800~1,000円で寺社建築と彫刻庭園の両方を楽しめる、充実のカルチャースポット
広島・尾道の瀬戸田エリアにある耕三寺。その奥に広がる「未来心の丘」は、初めて訪れる人が必ず足を止める白い世界です。約5,000㎡もの敷地一面に、大理石で造られた彫刻群と石の道が続いています。まぶしいほどの白が、青い空と瀬戸内海のコントラストに溶け込んで、どこを切り取ってもフォトジェニック。イタリア産の大理石を使い、彫刻家・杭谷一東さんが長い歳月をかけて創り上げたこの空間は、まるで異国のような雰囲気です。
庭園内には大小さまざまな石の造形があり、歩くごとに景色が変わっていく感覚が心地よく、写真を撮る手が止まりません。強い日差しの下では石が淡く光を放ち、夕方になると影がやわらかく浮かび上がり、時間帯によって違う表情を見せてくれます。
敷地内の「カフェ・クオーレ」では、大理石の風景を眺めながらスイーツやドリンクを楽しめるひとときも。五感で満たされるような場所です。女子旅でちょっと特別な景色を探しているなら、未来心の丘は間違いなく候補に入れておきたいスポットです。
千光寺公園(尾道市)
- 展望デッキ「PEAK」から望む尾道水道としまなみの島々、晴れた日は四国の山並みまで広がる絶景
- ロープウェイ山頂駅から徒歩すぐ、エレベーターもあるので誰でも気軽に楽しめる展望スポット
- 春は桜1,500本が咲き誇り、夜には水辺の夜景が輝く“昼も夜も映える”女子旅向きの名所
尾道に来たら、一度は立ち寄ってほしいのが千光寺公園です。中でも展望施設「PEAK(ピーク)」は、思わず声が出るほどの景色が広がる場所。全長63メートルのデッキからは、尾道水道のきらめきやしまなみ海道の島々、さらには四国の山並みまで見渡せます。ぐるりと見渡す360度の景色は、まるで空の上に浮かんでいるような気分にさせてくれます。
公園まではロープウェイが便利。山頂駅から歩いて2分ほどで展望台に着けるので、歩きなれない人でも安心です。エレベーターもあるので、ベビーカーや車いすでもスムーズに移動できます。余裕があるなら、JR尾道駅から坂道をのんびり上がっていくのも、町歩き気分が味わえておすすめです。
季節ごとの花々もこの公園の魅力。春には桜、初夏には藤やツツジが咲き、園内にある文学のこみちを歩けば、心もふっとゆるみます。夜になれば、眼下に尾道の街あかりが広がる夜景スポットとしても人気。昼も夜も楽しめる、女子旅にはうれしい贅沢な時間がここにはあります。
ONOMICHI U2(尾道市)
- 約2,000㎡の倉庫をリノベーションした開放的な空間に、ホテルやカフェ、ショップが心地よく集まる複合スポット
- 全28室のHOTEL CYCLEでは、自転車と一緒に泊まれる客室や専用のハンガー付き設備が整ったサイクリスト仕様
- 炭火グリル料理や海辺のKOG BARのドリンクとともに、尾道水道を眺めながら過ごす特別な食と景色のひととき
尾道の海辺を歩いていると、ふと現れるのが「ONOMICHI U2」。もともとは古い海運倉庫だった建物をリノベーションし、今ではホテルやカフェ、ベーカリー、雑貨店が一つになった“泊まれる複合施設”として人気を集めています。無骨な鉄骨と温もりある木材が交差する空間には、尾道らしいゆったりとした空気が流れています。
中でも注目なのが、自転車と一緒に泊まれるホテル「HOTEL CYCLE」。客室には尾道名産の備後デニムを使ったルームウェアが用意されていて、アメニティもナチュラル志向。自転車用ハンガーやメンテナンススペースもあるので、サイクリストにはうれしい環境が整っています。
海を望むレストランでは、瀬戸内の食材を使った炭火料理が楽しめます。朝の光を浴びながらのコーヒータイムも、夕暮れどきのディナーも、どちらも絵になる時間です。倉庫の無骨さと尾道のやさしさがちょうどいいバランスで混ざり合う場所。女子旅なら、フォトジェニックな1日をここから始めるのもおすすめです。
【広島の自然】女子旅で外せないインスタ映えスポット8選
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続いて、【広島の自然】女子旅で外せないインスタ映えスポット8選をご紹介します。
広島の女子旅をより思い出深いものにするなら、自然の中で写真を撮るのがぴったりです。
四季折々の表情を見せる滝や渓谷、静かな湖や緑豊かな山々など、自然そのものがフォトジェニックな舞台となります。
広島の自然スポットでは、カメラ片手に訪れたい美しい風景を厳選して紹介します。自然の癒しと感動を、写真とともに楽しめるスポットが満載です。
三段峡(安芸太田町)
- 黒淵や猿飛、二段滝などが点在し、全長16kmの渓谷を歩きながら楽しめる壮大な自然美
- エメラルドグリーンの水面を進む黒淵の渡し舟で、峡谷ならではの静けさと迫力を堪能
- 春の新緑から秋の紅葉まで、季節によって表情が変わる風景は、写真好きにたまらない魅力
広島・安芸太田町にある「三段峡(さんだんきょう)」は、知る人ぞ知る絶景の宝庫。全長約16kmの渓谷は、まるで絵画のような風景が続き、国の特別名勝にも選ばれています。四季によって表情を変える木々や清流の透明感が魅力で、歩くだけで心がほどけていくような感覚になります。
なかでも人気なのが、黒淵(くろぶち)と呼ばれるエリア。エメラルドグリーンの水面を小さな渡し船が静かに進むその光景は、カメラを構えずにはいられません。黒淵荘での休憩もおすすめで、川のせせらぎを聞きながらそうめんや地元の軽食を味わう時間は、まさに非日常です。
ルートは気軽に散策できる10分ほどの短いものから、滝を巡る本格的なハイキングコースまで揃っているので、体力や旅の予定に合わせて選べます。インスタ映えを狙うなら、新緑の春や紅葉の秋に訪れるのがベストです。自然の中で深呼吸しながら、とっておきの一枚を撮ってみませんか。
帝釈峡(庄原市・神石高原町)
- 石灰岩が何万年もかけて形作った、高さ40メートルの天然の橋「雄橋」の圧倒的存在感
- 湖面に映る新緑や紅葉に心奪われる、神龍湖の静けさに包まれた遊覧船クルーズ
- 白雲洞の幻想的な岩肌や、自然に囲まれた遊歩道で出会う写真に残したくなる風景
広島・庄原市から神石高原町へと続く帝釈峡は、広がり約18kmの壮大な渓谷です。なかでも目を引くのが「雄橋(おんばし)」。高さ40メートル、幅18メートルの天然の石の橋は、自然が長い時間をかけて作り上げたものとは思えないほどのスケールで、写真に収める手が止まりません。
神龍湖では、四季折々の景色が水面に映り込み、特に春の新緑や秋の紅葉は息をのむほどの美しさです。遊覧船に乗って静かな湖上から眺める景色は、まるで絵本の中に入り込んだかのような気分にさせてくれます。カヤックやオープンボートなど、自分のスタイルに合わせた楽しみ方ができるのも魅力です。
歩いて楽しみたい方には、整備された遊歩道もおすすめです。4kmほどのハイキングコースを進めば、白雲洞などの鍾乳洞や渓谷の絶景を間近に感じられます。のんびり散策するだけでも、カメラを向けたくなる景色にきっと出会えるはずです。
神龍湖(神石高原町)
- 全長8km・周囲24kmの広々とした湖に、四季の彩りが静かに映り込む水辺の風景
- 40分ほどのんびり進む遊覧船から、岸にそびえる断崖や緑の深さをじっくり堪能
- 赤く彩られた桜橋や神龍橋を額縁に、湖面越しに広がる絵になる景観
帝釈峡の一角に広がる神龍湖は、大正時代に造られた周囲24km、全長8kmの穏やかな人造湖です。石灰岩の峡谷に囲まれ、湖面には季節の風が運ぶ新緑や紅葉がやさしく映り込みます。水辺に立つと、まるで時間がゆっくりと流れているような気分になります。
湖をぐるりと巡る遊覧船は約40分のコース。波一つ立たない水面を進む船からは、切り立った岩肌や奇岩の造形をじっくりと楽しめます。静かな湖面に鳥のさえずりと風の音が響き、写真はもちろん、心も癒される時間です。
岸辺には赤い神龍橋や桜橋が架かり、橋のトンネル越しに覗く風景は、まさに“撮りたくなる”一枚。カヤックやボートで湖に出て、水上から見る帝釈峡の表情を味わうのも女子旅らしい贅沢な体験です。
石ケ谷峡(広島市佐伯区)
- 新緑や紅葉が映える渓谷風景が広がる、全長約7kmの自然美あふれる名勝地
- 滝や奇岩が次々に現れる遊歩道は、立ち止まりたくなる絶景が続くフォトスポット
- 車で約25分、バスでも約65分とアクセス良好な、自然を気軽に楽しめる女子旅の穴場
広島市佐伯区・湯来町にある石ケ谷峡は、川のせせらぎを聞きながら歩ける全長約7kmの渓谷です。断崖が続く道沿いには、いくつもの小さな滝が現れ、春は芽吹いた木々の緑、秋には鮮やかな紅葉が谷全体を彩ります。昭和12年に広島県の名勝に指定されたのも納得の美しさです。
川沿いに整備された遊歩道は、起伏がほどよく、歩く人のペースで楽しめるのが魅力。足元の岩を踏みしめ、水辺をのぞき込むたびにシャッターチャンスが訪れます。夏には水しぶきを浴びながら滝壺へダイブする「シャワークライミング」も体験でき、アウトドア好きな女子旅にもぴったりです。
アクセスは車なら五日市・廿日市ICから約25分。公共交通ならJR五日市駅から湯来温泉行きバスで約65分、最寄りのバス停からは徒歩5分ほどです。街の喧騒を離れて、自然に囲まれた谷の空気を胸いっぱいに吸い込みながら、自分らしい一枚をカメラに収めてみてはいかがでしょうか。
縮景園(広島市中区)
- 約400年の歴史を持つ日本庭園で、池と緑が織りなす静かな時間が心地よいロケーション
- アーチ状に架かる「跨虹橋」が池に映り込む光景は、どの角度から見ても絵になる絶景
- 桜・アジサイ・紅葉と季節が進むたびに装いが変わり、歩くだけで写真が撮りたくなる景色
広島の中心街に、まるで時間がゆっくり流れているかのような場所があります。「縮景園」。400年前、浅野家の別邸として築かれた庭園で、今もなおその静けさと美しさを保ち続けています。およそ47,000㎡という広さの中に、池と島、橋や茶室が巧みに配置され、どこを歩いても絵になる風景が広がります。
なかでも「跨虹橋(ここうきょう)」と呼ばれる優美な石のアーチ橋は、水面に映る姿まで計算されたかのよう。季節ごとに姿を変える木々が、池のまわりを彩ります。春には桜、初夏はアジサイ、秋はカエデやイチョウ。どの季節でも、足を止めてカメラを構えたくなる瞬間がきっと見つかります。
広島駅からは徒歩約10分、市電なら「縮景園前」すぐの好立地。街歩きの途中にふらりと立ち寄れば、都会の喧騒を忘れさせてくれる穏やかな時間が待っています。写真を撮るのはもちろん、ただゆっくりと歩くだけでも、気持ちがすっと軽くなる庭園です。
白滝山(三原市)
- 標高226メートルの山頂から広がるのは、瀬戸内海の島々と尾道水道を一望する大パノラマ
- 登山道の脇に並ぶ約700体の五百羅漢像が、穏やかな表情で迎えてくれる静かな石仏の風景
- そっと願いを込めて手を当てたくなる「恋し岩」が、女子旅に人気の恋愛パワースポット
白滝山は、標高わずか226メートルながら、山頂からの眺めは想像を超えた壮大さがあります。山道を歩いていくと、石段のわきに並ぶ約700体の五百羅漢像が迎えてくれます。無言で佇むその姿は、どこか温かみがあり、足を止めて一つひとつ表情を見たくなる不思議な魅力があります。
山頂にたどり着くと、そこには360度見渡せる大パノラマ。瀬戸内海に点在する島々がまるで浮かぶように広がり、遠く尾道水道まで見晴らせます。吉井勇が詩に詠んだ「島あれば海、海あれば島」の風景が、まさに目の前に広がります。裏参道は整備されていて、登山初心者でも安心して登れる道のりです。
山の中腹には「恋し岩」と呼ばれる小さな岩があります。願いごとを心に浮かべながらそっと手を当てると、不思議と気持ちが落ち着いていくような感覚になります。静けさの中に優しさを感じる白滝山は、インスタ映えだけではなく、心まで満たされる広島女子旅の立ち寄りスポットです。
弥山(廿日市市・宮島)
- 標高535メートルの山頂から広がる、瀬戸内の海と島々を一望できる開放感たっぷりの絶景
- 今もなお燃え続ける「消えずの火」に守られた霊火堂がつくり出す、静かで神聖な空気
- くぐり岩や干満岩など自然の造形が点在し、思わずカメラを向けたくなる風景の連続
宮島にそびえる弥山(みせん)は、標高535メートル。登山というより“旅のクライマックス”のような場所です。ロープウェイを使えば獅子岩まであっという間ですが、そこから山頂までは石段を登って30分ほど。息を整えながら歩く道すがら、眼下に広がる瀬戸内の景色が、疲れを吹き飛ばしてくれます。
山頂には、思わず深呼吸したくなるほどの絶景が待っています。空と海と島々が幾重にも重なって、まるでパノラマ画を見ているよう。展望台からは360度の景色が広がり、晴れていれば四国の山々まで見えることもあります。伊藤博文が「弥山の頂からの眺めこそが真価」と絶賛したのも、頷ける迫力です。
道中には、1200年以上火を灯し続ける霊火堂や、不思議な形の岩が点在する修験道の跡もあります。「くぐり岩」や「干満岩」などは、写真を撮る手が止まらなくなるポイント。自然と歴史が溶け合う弥山は、ただ美しいだけではなく、歩くごとに何かを感じさせてくれる山です。女子旅にこそ訪れてほしい場所です。
常清滝(三次市)
- 高さ126メートル、三段にわたって流れ落ちる姿が美しく、目の前で見ると息をのむほどの迫力
- 新緑・紅葉・雪景色と、訪れる季節ごとに表情を変える滝周辺の風景が写真映えにぴったり
- 駐車場から滝壺までは歩いて10分ほど。自然に包まれながら気軽に楽しめる静かな散策路
広島県三次市作木町にある常清滝は、落差126メートルというスケールを誇る三段の滝です。水は上段で荒々しく落ち、中段では白糸のように繊細に流れ、最後は玉水のように丸みを帯びて落ちていきます。見る角度によって印象が変わるこの滝は、日本の滝百選にも名を連ねており、訪れた人の目を奪います。
周囲を囲むのは、四季折々の自然。春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、そして冬には氷瀑となって幻想的な風景が広がります。特に雪の中に浮かび上がる白い滝は、どこか神聖な雰囲気すら感じさせてくれます。公式サイトではドローンで撮影された360度の映像も公開されており、その壮大さは画面越しでも伝わってきます。
滝の入り口から滝壺までは歩いて10分程度。舗装された遊歩道が整備されているので、スニーカーで十分。近くにはカヌー体験ができる施設や地元グルメが楽しめる川の駅もあり、写真撮影だけでなく、自然の中での時間そのものをゆっくり楽しめる場所です。女子旅にもぴったりの一日が過ごせます。
【広島の食べ物】女子旅で外せないインスタ映えスポット5選
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続いて、【広島の食べ物】女子旅で外せないインスタ映えスポット5選をご紹介します!
広島の女子旅をもっと楽しく、もっとオシャレにしたい方にぴったりなのが、広島の食べ物巡りです。
見た目も可愛く、思わず写真に残したくなるグルメがたくさん登場します。
味はもちろん、見た目の美しさや店内の雰囲気にもこだわったお店が多く、SNSで話題になること間違いなしです。
旅の思い出を美味しく彩ってくれる、広島ならではのグルメスポットを紹介します。
紅葉堂 本店(廿日市市)
- 衣はカリッと、中はふんわり熱々。ひと口で笑顔になる名物「揚げもみじ」
- 瀬戸内産の小麦と国産卵を使った、やさしい甘さが魅力のこだわり生地
- 明治45年創業、伝統の味に新しさを加えた宮島観光に欠かせない老舗和菓子店
宮島に行くなら、ただの観光じゃもったいない。地元の人にも長年親しまれてきた「紅葉堂 本店」は、広島女子旅に欠かせない立ち寄りスポットのひとつです。ここで話題なのが、店頭で揚げたてを提供してくれる「揚げもみじR」。さっくりとした衣の中から、ふんわり生地とやさしい甘さの餡がとろけるように広がります。
表参道商店街のちょうど真ん中あたり、赤いのぼりと看板が目印になっています。朝9時頃から夕方5時半まで営業していて、散策の途中に立ち寄るのにもぴったり。ちょっと歩き疲れたときに、ほっと一息つける場所です。
定番のこしあんをはじめ、抹茶やクリームなど味のバリエーションも豊富。揚げもみじを片手に、商店街をバックに写真を撮れば、SNSでも注目される一枚になるはずです。旅の合間に、温かい甘さで心をほぐしてくれる、そんな存在です。
牡蠣祝(廿日市市)
- 瀬戸内の海と宮島の五重塔を望む、開放感あふれる絶景テラスがある古民家カフェ
- 広島産の新鮮な牡蠣を、焼きや揚げで丁寧に仕上げた素朴で滋味深い一皿
- レモンシロップや焼き菓子、ワインが揃い、食後もゆったり過ごせる大人の空間
宮島の路地を抜け、少しだけ坂をのぼった先に現れるのが、古民家を改装した隠れ家カフェ「牡蠣祝(かきわい)」です。窓の向こうに広がる瀬戸内海と、凛と佇む木造の空間。テーブルに座った瞬間から、観光の喧騒がふっと遠のきます。
ここで味わえるのは、牡蠣専門店「牡蠣屋」直送の新鮮な牡蠣。香ばしく焼いた牡蠣、ぷっくり揚がったかきフライ、ほっとする味わいのかきめしまで、どれも素材の良さを感じる一品ばかり。数は少なめですが、そのぶん一皿ごとの満足度が高く、つい写真を撮りたくなります。
食後は、レモンの爽やかなドリンクや焼き菓子を手に、テラス席でゆったりと。春や秋の晴れた日には窓が全開になり、潮風とともに過ごす時間がいっそう贅沢に感じられます。気取らないけれど、心をととのえてくれる場所。それが「牡蠣祝」です。
みっちゃん総本店 ekie店(広島市南区)
- 昭和25年に屋台から始まった、広島風お好み焼きのルーツとされる老舗の安心感
- 駅直結の便利さと、目の前で焼き上げるライブ感が合わさった鉄板前の特等席
- 王道のそば肉玉子に加え、牡蠣や牛コウネなど広島らしさが詰まった豊富な品ぞろえ
広島でお好み焼きを食べるなら、旅のはじまりに「みっちゃん総本店?ekie店」へ立ち寄るのがおすすめです。広島駅に直結しているので、観光やショッピングの合間にも立ち寄りやすく、駅構内とは思えないほど落ち着いた雰囲気が漂っています。
みっちゃんといえば、戦後の屋台からスタートし、今では広島風お好み焼きの元祖として知られる名店。ekie店でもそば入りの定番スタイルや、プリッとした牡蠣を使った焼き物などが楽しめます。甘めのソースと香ばしい生地のバランスが絶妙で、焼き上がる様子にも自然とカメラを向けたくなります。
席数は41。グループでも一人でも気兼ねなく過ごせる空間で、旅の合間にしっかり食事ができるのも魅力です。テイクアウト対応もあるので、新幹線の待ち時間に購入して持ち帰る人も少なくありません。広島の味を気軽に楽しみたいなら、ここから始めるのが正解です。
Cafe Espressebo 2nd(広島市中区)
- 本通りの路地裏にひっそり佇む、色とりどりの本が並ぶ遊び心あふれるブックカフェ
- 苺をふんだんに使った「いちごまみれパフェ」は、その華やかさとボリュームで圧巻
- 北欧食器に注がれる直火エスプレッソと軽めのフードで過ごす静かな午後のひととき
広島の街歩きに少し疲れたとき、ふらりと立ち寄りたくなるのが「Cafe Espressebo 2nd」です。本通りから路地を入った先にあり、カラフルな本棚とイラストが彩る店内は、まるで誰かの秘密基地のような居心地のよさがあります。
看板メニューは、目にも鮮やかな「いちごまみれパフェ」。旬のいちごを一箱以上惜しみなく使い、グラスの隅々までいちごで埋め尽くした一皿は、初めて見る人なら誰もが声をあげてしまう迫力です。甘さだけでなく食感や風味のバランスにもこだわりを感じます。
北欧ブランドのカップで供されるエスプレッソや、体にやさしい軽食メニューも充実していて、つい長居したくなる場所です。人気の季節限定メニューはすぐに埋まることが多いため、確実に味わいたい方は事前の予約が安心です。静けさとときめきが共存する、まさに“映える”一杯に出会えるカフェです。
AIDA with CAFE(広島市中区)
- 袋町電停からすぐ、木のインテリアと雑貨に囲まれて過ごす心地よいカフェ時間
- キャラメル香るシフォンケーキや季節パフェが北欧テイストの器に映える一皿
- 週替わりランチやオムカレーなど、しっかり食べたい日の女子旅ランチにも最適
広島・袋町の路面電車を降りて少し歩くと、静かな通りに溶け込むように現れるのが「AIDA with CAFE」。雑貨とカフェが一体になったこのお店は、ただ食べるだけじゃなく、空間そのものを味わいたくなる場所です。ウッディで柔らかな雰囲気の店内には、暮らしの道具がさりげなく並んでいて、時間がゆっくり流れていくのを感じます。
人気のランチは、野菜がたっぷり乗ったプレートや手づくりのシフォンケーキ。季節の果物を使ったミニデザートや、香ばしいキャラメルソースの組み合わせは、見た目も味も女子旅にぴったり。メニューはどれもボリュームがありながら、優しい味つけでほっとする内容です。
食後は店内の雑貨コーナーへ。北欧風のマグや、手触りの良い文房具など、ちょっとした旅の記念に持ち帰りたくなるアイテムが見つかります。広島でおしゃれと癒しを同時に楽しめる、そんな一軒です。
【広島のカフェ】女子旅で外せないインスタ映えスポット5選
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続いて、【広島のカフェ】女子旅で外せないインスタ映えスポット5選をご紹介します!
広島の女子旅をより思い出深いものにするなら、おしゃれで写真映えするカフェ巡りは外せません。
このカフェスポットでは、内装やメニューが可愛く、SNSにアップしたくなる雰囲気たっぷりの人気カフェを紹介します。
地元の素材を使ったスイーツやアートのようなドリンク、個性あふれるインテリアが楽しめるスポットを厳選しました。
写真好きな方やカフェ好きの女性同士の旅にぴったりの内容です。
CORITA CAFE(広島市中区)
- 紙屋町のビル地下にひっそり佇むレトロなカフェ。ビートルズが流れる落ち着いた空間
- 看板スイーツは三層の抹茶チーズケーキ。手づくりの味わいが心に残る限定メニュー
- 13時から18時まで営業、ラストオーダーは17時半。月曜は定休日なので事前確認がおすすめ
広島・紙屋町の地下にひっそりと佇む「CORITA CAFE」は、女子旅の合間に立ち寄りたくなる、とっておきの一軒。階段を降りると現れるのは、どこか懐かしくて、レコードの音が似合いそうなレトロ空間。テーブルや照明にも温もりがあり、街の喧騒を忘れて深呼吸したくなるような雰囲気です。
看板メニューの抹茶チーズケーキは、三層仕立てで口あたりなめらか。甘さ控えめで、抹茶の風味がふわっと広がります。ガトーショコラや自家製プリンも素朴で飾らない味。どのスイーツも盛り付けが丁寧で、つい写真を撮りたくなる可愛さがあります。
営業時間は11:00~17:00(ラストオーダーは16:30)。月曜・火曜はお休みなので、訪れる際は事前にチェックを。広島の女子旅で、ちょっとだけ静かな時間を過ごしたくなったら、ぜひ思い出してほしい場所です。
Obscura Coffee Roasters(広島市中区)
- 本通や袋町、緑に囲まれたPark店など、店舗ごとに異なる木のぬくもりが感じられる内装
- 自家焙煎した豆を使ったドリップコーヒーは香り高く、丁寧に淹れた一杯が味わえる満足感
- 店内ではコーヒー豆やドリップバッグの販売もあり、広島旅の思い出をご自宅でも楽しめる
広島・中区に店を構える「Obscura Coffee Roasters」は、本通や袋町、そして緑あふれる平和大通り沿いのPark店など、旅の途中でふらっと立ち寄れるロケーションが魅力です。木の質感が心地よい店内は、落ち着いた雰囲気ながらも写真映えする空間で、静かに流れる時間を楽しめます。
一杯ずつ丁寧に淹れられるハンドドリップコーヒーは、焙煎したての豆を使っていて香りも味わいも豊か。豆やドリップバッグの販売もあり、広島の思い出をご自宅で楽しむこともできます。旅先で出会った味が、そのままお土産になるのはうれしいポイントです。
Park店はテイクアウト専用のスタンドタイプ。焙煎所も併設されているため、できたてのコーヒーがすぐ手に入ります。街歩きの途中に立ち寄って、少しだけ深呼吸をする。そんなひとときを過ごすのにぴったりな、女子旅におすすめのカフェです。
AKAM COFFEE WORKS(広島市中区)
- 白壁と黒のカウンターに黄色い焙煎機が映える、無機質で洗練された店内の世界観
- 自家焙煎されたコーヒー豆を使った一杯は、香ばしさとほどよい苦みのバランスが絶妙
- 中煎りのブラジル豆などを150g1,600円前後で販売、おしゃれなお土産にもぴったり
広島・中区の静かな通りに店を構える「AKAM COFFEE WORKS」は、焙煎の香りがふわりと漂う、知る人ぞ知る自家焙煎のコーヒースタンドです。黒を基調にした無機質な外観に、鮮やかな黄色の焙煎機が映える佇まい。窓から差し込むやわらかな光が、思わずシャッターを切りたくなる雰囲気をつくり出しています。
中に入ると、白壁とカウンターだけのシンプルな空間が広がります。装飾を削ぎ落とした分だけ、焙煎機の存在感が際立ち、豆の焼ける音や香ばしい香りまでもが体験の一部に。コーヒーを味わうというより、“向き合う”場所という印象を受けます。
メニューはエスプレッソとドリップが中心。中煎りのブラジル豆は150gで1,600円前後、店頭で購入も可能です。営業時間は11:00?20:30(L.O.20:00)、日曜はお休み。観光に疲れた午後、静かな一杯を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。旅の記憶に、香りが残るはずです。
古民家カフェ&宿 むすび(三原市)
- 瀬戸内海を一望できる庭と、築100年を超える古民家が醸し出す和の情緒ある佇まい
- 優しい味わいの「むすび御膳」1,380円と、季節を映した手作りケーキの目にも美しい彩り
- 一日一組限定の宿泊で過ごす、静かな庭と海風に包まれる贅沢な時間
三原市須波、瀬戸内海を望む国道沿いに、ひっそりとたたずむ「古民家カフェ&宿 むすび」。築100年を超える日本家屋をリノベーションした空間は、懐かしさと丁寧な美しさが同居しています。目の前には穏やかな海が広がり、手入れの行き届いた庭園とともに、訪れる人の心をゆるやかにほどいてくれます。
店内では、品数豊富な「むすび御膳」(1,380円)をはじめ、月替りのランチやお魚中心の御膳など、和の優しさが詰まった料理が並びます。小鉢の一つひとつまで丁寧に盛られ、目でも味でも楽しめるのが魅力です。食後には、自家焙煎のコーヒーや季節の手作りケーキでゆっくり過ごすのもおすすめです。
宿泊は一日一組限定。夕暮れの庭を眺めながら過ごすひとときは、観光とは別の「滞在」の楽しみを教えてくれます。カフェの営業時間は11時から14時半(L.O.13時半)と、18時半から21時まで。月・火曜は定休なので、旅の計画には少し余裕を持って訪れるのが良さそうです。
SocialBookCafeハチドリ舎(広島市中区)
- 平和公園のすぐ近く、県産の木を使った本棚と家具が優しい空気をつくる読書空間
- 映画の上映や語り部の話など、月に30件以上のイベントで人と社会をゆるやかにつなぐ場所
- ドリンクや軽食はセルフ式、本をめくりながら思い思いに過ごせる自由な雰囲気
広島・土橋にある「Social Book Cafe ハチドリ舎」は、街の喧騒から少し離れた、穏やかな時間が流れる場所です。平和公園から歩いてすぐ。ビルの2階にあるカフェには、広島県産の木材で作られた椅子や本棚が並び、訪れた人をやさしく迎えてくれます。ガラス越しに差し込む光が、店内の木の色をあたたかく照らします。
飲み物はセルフサービスで、気取らない雰囲気。ハンドドリップのコーヒーや軽食とともに、気になる本を手に取って過ごす人の姿もあれば、初めて会った人と自然に会話が生まれることも。毎月30?40件ほど行われるイベントには、映画の上映や音楽ライブ、戦争体験を語る“語り部”の会もあり、日常とは少し違う時間に出会えます。
観光途中にふらっと立ち寄るも良し、広島という場所をもっと深く知りたいときにもぴったり。写真に映える可愛らしさではなく、“心に残る”スポットとして、女子旅にそっと寄り添ってくれる一軒です。
【広島のスイーツ】女子旅で外せないインスタ映えスポット5選
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続いて、【広島のスイーツ】女子旅で外せないインスタ映えスポット5選をご紹介します!
広島の女子旅をより楽しく彩るなら、写真に残したくなるような可愛いスイーツ巡りは欠かせません。
地元食材を使った絶品スイーツや、おしゃれな内装のカフェで味わうデザートなど、見た目も味も大満足なスポットが揃っています。
今回は、広島の女子旅で外せないインスタ映えスポットの中から、特にスイーツが楽しめる人気のお店を5つ厳選しました。
どのお店も思わず写真を撮りたくなる魅力にあふれています。
cafe de unji(広島市中区)
- 袋町の小さなビルの2階にある、焼き菓子と紅茶の香りが心地よい静かな隠れ家カフェ。
- 紅玉を使ったタルトやミルクジェラートなど、季節感たっぷりで彩りも華やかなグラススイーツ。
- 苺のミルフィーユやタルトなど、思わず写真に収めたくなるような可愛らしい見た目のスイーツ。
広島市中区の大手町、通りに静かに佇むビルの2階。そこに「cafe de unji(カフェ ド アンジ)」という、ちょっと特別なカフェがあります。袋町駅や本通駅から歩いて数分の好立地ながら、喧騒から離れた隠れ家のような空間が広がっています。
店内に入ると、焼き菓子の甘い香りと、窓から差し込むやわらかな光が迎えてくれます。ショーケースには、旬のフルーツをふんだんに使ったスイーツがずらり。たとえば、苺のミルフィーユや白桃のグラスデザートなど、どれも丁寧に作られていて、思わず写真を撮りたくなる美しさです。
スイーツに加えて、キッシュプレートなどの軽食メニューも人気。素材にこだわった料理は、目でも舌でも楽しめます。席数は多くないため、事前の予約がおすすめ。広島で“おいしい”と“かわいい”を同時に味わいたい女子旅には、まさにぴったりの場所です。
T’s Cafe ゲートイン(広島市中区)
- 1976年にオープンし、白い馬の人形が目印の落ち着いたカフェ。紙屋町西駅から歩いてすぐの立地。
- 広島レモンとマスカット、苺や桜など旬の素材を贅沢に使った彩り鮮やかな季節限定パフェ。
- 禁煙・喫煙を分けた店内は半個室風の席もあり、会話を楽しみながらゆっくり過ごせる空間。
広島・本通エリアの賑わいから少し離れた大手町にある「T’s Cafe ゲートイン」は、どこか懐かしさを感じさせるカフェです。1976年創業、通りに立つ大きな馬のオブジェが目印で、初めて訪れる人でもすぐに見つけられます。
店内は広々としていて、全60席。禁煙席と喫煙席に分かれ、半個室のような落ち着いたスペースもあるため、旅の合間にのんびり過ごすのにぴったりです。女子旅の途中で、荷物を置いて一息つける“居場所”があるのはうれしいポイントです。
このカフェの楽しみといえば、やはり季節限定のパフェ。たとえば、シャインマスカット×広島レモン、マスクメロン×ラベンダーといった組み合わせは、見た目にも華やかでSNS映え間違いなし。日替わりランチやフルーツサンドなども人気で、気取らずにおいしさを楽しめる一軒です。広島の街歩きの途中に、ふらっと立ち寄りたくなるカフェです。
Patisserie Cogumaya(三原市)
- 旬の果物や地元食材を贅沢に使ったスイーツが常時20種類以上並ぶ、三原の小さな洋菓子店。
- 国産苺のフルーツプリンは三層仕立ての美しさと味のバランスで人気を集め、通販でも高評価を獲得。
- 木目がやさしい店内と、まるでジュエリーのように並ぶケーキたちは、写真に収めたくなる華やかさ。
広島・三原市の住宅街にある「Patisserie Cogumaya(こぐまや洋菓子店)」は、まるで物語の中に登場するような小さなケーキ屋さん。店に入ると、木の温もりに包まれた空間と、天井から吊るされたツリーの飾りが出迎えてくれます。どこか懐かしく、つい長居したくなるような雰囲気です。
ショーケースには、常時20種類以上のケーキや焼き菓子が並びます。地元・広島の素材を中心に使い、すべて店内で丁寧に手作り。季節ごとに内容が変わるため、訪れるたびに新しい味と出会えるのも楽しみのひとつです。
中でも人気なのが「国産苺のフルーツプリン」。苺ゼリー、濃厚プリン、自家製キャラメルが層になった贅沢な一品で、見た目の可愛らしさに思わずカメラを向けたくなります。甘さ控えめで大人も楽しめる味わいは、広島女子旅の立ち寄りスポットとしておすすめです。
natural stance(広島市中区)
- 並木通りを見下ろせるビルの4階、ガラス張りの店内とソファ席が生む開放感と居心地の良さ。
- 桃やベリーなど旬の果物をふんだんに使った彩り豊かなパフェは、写真映えする華やかさが魅力。
- ランチから夜カフェまで使える豊富なメニューと、全席禁煙・Wi-Fi完備の過ごしやすい空間。
広島の中心地、並木通り沿いにある「natural stance(ナチュラルスタンス)」は、雑居ビルの4階にひっそりと構える隠れ家カフェ。窓際の席からは通りを見下ろすことができ、ガラス張りの店内に広がる光とゆったりしたソファ席が、思わず深呼吸したくなるような心地よさを演出しています。
この店の看板メニューといえば、季節の果物を贅沢に使ったパフェ。その中でも「もりもり桃のパフェ」は見逃せません。丸ごとの桃が大胆に盛られたビジュアルは、インスタグラムでも注目されていて、スイーツ好きな女子の心をつかんで離しません。
カフェタイムだけでなく、夜になると照明が落ち着き、アルコールメニューも楽しめる大人の空間に変わります。昼はゆっくりとスイーツを、夜はカクテル片手に語り合う。そんな使い方ができるのも、このお店の魅力です。広島女子旅の途中に、少し足を止めて立ち寄ってみたくなる一軒です。
MUSIMPANEN(広島市中区)
- 銀山町の川沿いに建つ、赤いテントと木の扉が印象的なパティスリー。2007年オープンの人気店。
- 苺や桃など旬の果物を使った華やかなケーキがずらり。ピスタチオ×ラズベリーなど個性的な一品も。
- 川を望むテラス席と落ち着いたカウンター席で楽しむ、ゆったりとした午後のティータイム。
広島・銀山町の川沿いを歩いていると、ふと目に留まる赤いテント。そこが「MUSIMPANEN(ムッシムパネン)」の入り口です。木のドアを開けると、白を基調にした明るい空間が広がり、昼下がりには差し込む光がテーブルを優しく照らします。
ショーケースには、苺や桃、メロンといった旬のフルーツをふんだんに使ったケーキが並び、どれも丁寧に仕上げられた美しい姿に思わず目を奪われます。ラズベリーとピスタチオを組み合わせた少し大人なケーキなど、味も見た目も妥協のないラインナップが魅力です。
カフェスペースには川を眺められるテラス席もあり、季節の風を感じながらゆったりとした時間を過ごせます。席は全て禁煙で予約も可能。広島女子旅で、ちょっと贅沢なスイーツタイムを味わいたい人にはぴったりの一軒です。
【広島の壁アート】女子旅で外せないインスタ映えスポット3選
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続いて、【広島の壁アート】女子旅で外せないインスタ映えスポット3選をご紹介します!
広島の女子旅でインスタ映えスポットを探しているなら、街なかにひっそりと描かれたアートにも注目してみてください。
壁アートでは、カフェや観光地だけでなく、思わず足を止めて写真を撮りたくなる個性的なアートスポットをご紹介します。
フォトジェニックな背景としてもぴったりなので、旅行の思い出を彩る1枚を残したい人におすすめです。
平和通りのストリートアート(広島市中区)
- 色とりどりの折り鶴や鳩の壁画が並び、平和都市・広島の想いを感じられるアート空間
- 冬季限定の「ドリーミネーション」で、光とアートが調和する幻想的な風景が楽しめる
- 市内中心部に位置しながらも人通りが落ち着いていて、写真撮影にぴったりの穴場スポット
広島市の中心部、平和通りを歩いていると、思わず足を止めてしまう色鮮やかな壁画に出会えます。広島ならではの「平和」をテーマにしたアートが通り沿いのあちこちに描かれていて、どれも印象的。折り鶴や鳩、希望を象徴するモチーフがやさしい色合いで描かれており、観る人の心を静かに揺さぶります。
毎年冬になると、「ドリーミネーション」と呼ばれるイルミネーションイベントも開催され、光に包まれたストリートアートとのコラボレーションが幻想的な風景を生み出します。昼と夜でまったく違う表情を見せるので、時間帯を変えて訪れるのもおすすめです。
観光としての知名度はまだ高くありませんが、その分、人混みを避けてゆっくり写真を撮れるのが魅力。SNSに載せたくなる一枚を探しながら、広島の街と対話するように散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ドコモ広島大手町ビル「“どこにもない島”壁画」(広島市中区)
- 広島各地で撮影された植物写真を素材に仕上げた、唯一無二の“想像の島”の風景表現
- 縦およそ3メートル、横に約31.7メートル続く大壁画が街角で自然の力強さを描き出す迫力
- 大手町中心部に位置し、旅の合間に立ち寄れる手軽さと、アート背景としての存在感
広島市中区、大手町の一角でふと見上げると、まるで夢の中の風景のような巨大な壁画が現れます。ドコモ広島大手町ビルの壁面いっぱいに広がる「どこにもない島」は、実在する広島の植物たちが、写真とアートで織りなす“想像の島”。全長約31.7メートル、縦3メートルというスケール感にも圧倒されます。
この作品に使われているのは、広島県内で撮影された178枚・162種類の植物写真。アーティストの渡辺真悠さんが、瀬戸内海の穏やかな空気感を思わせる優しい色合いで、一つひとつ丁寧に重ねています。見る角度や時間帯によって印象が変わるのも魅力です。
大通り沿いという立地からアクセスも良く、旅の途中でふらっと立ち寄れるのも嬉しいポイント。華やかすぎず、自然体で写り込むアートが背景になり、広島らしい柔らかな一枚が残せます。女子旅のフォトスポットとして、静かにおすすめしたい場所です。
おりづるタワー WALL ART PROJECT “2045 NINE HOPES”(広島市中区)
- おりづるタワーのスロープ「散歩坂」沿いに続く全長約450mの壁画、歩きながら変化を楽しめる構成
- 広島に縁のある9人のアーティストが参加、世代を超えて紡ぐ“2045年への願い”というメッセージ性
- 縦約4m・横24mの圧巻サイズ、中心部に位置しながら落ち着いて写真が撮れるインスタ映えの穴場
広島市中心部にあるおりづるタワー。その東側の壁に広がるのが「2045 NINE HOPES」と名付けられたアートプロジェクトです。テーマは“戦後100年の未来へ向けた希望”。ただの壁画ではありません。9人のアーティストが描いた9層のアートが、タワーをぐるりと囲むスロープ「散歩坂」の内側に広がっていて、ゆっくりと歩きながらアートと向き合える設計になっています。
作品はどれも広島にゆかりのある作家たちによるもので、年齢も20代から90代までと幅広く、それぞれの人生や想いが色彩に込められています。縦約4メートル、横24メートルというスケール感も相まって、どの壁面にも圧倒される迫力があります。
このプロジェクトは、アートと社会が交差する場として評価され、メセナアワード2023の優秀賞も受賞しました。観光地であることを忘れるほど静かで、力強い空気が漂う場所。写真映えはもちろんですが、何より心に残る時間を過ごせるスポットとして、女子旅にぜひ加えてほしい場所です。
【広島の神社・お寺】女子旅で外せないインスタ映えスポット3選
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続いて、【広島の神社・お寺】女子旅で外せないインスタ映えスポット3選をご紹介します!
厳かな雰囲気と美しい建築が魅力の神社やお寺は、広島の女子旅で外せないインスタ映えスポットとして注目されています。
四季折々の自然と調和した境内は、どこを切り取っても写真映えするロケーションばかりです。
歴史ある建造物や心落ち着く風景に包まれながら、女子旅らしいしっとりとした一枚を撮影できるのが魅力です。
今回は、広島の神社・お寺スポットとして、思わず写真を撮りたくなるおすすめの場所をご紹介します。
大島神社(三原市)
- 石段を埋め尽くすように連なる67基の赤い鳥居が生み出す、迫力ある写真映えの構図
- 毎年2月下旬から3月上旬に登場する、階段いっぱいに広がる約420体の石のおひな様
- 三原駅から歩いて15分、町の中にひっそり溶け込んだ山裾の静けさと非日常感
広島・三原の町を歩いていると、赤い鳥居がずらりと連なる坂道に、思わず足を止めてしまいます。ここは「大島神社」。観光ガイドにはあまり載らないけれど、女子旅にはうってつけの、ちょっと特別な場所です。
連なる鳥居をくぐるたびに、違う世界に一歩ずつ足を踏み入れていくような感覚になります。実はこの神社、小早川隆景の居城だった「三原城」の守り神としてまつられてきた歴史があるのだとか。春になると石段の両側に約420体もの“石のおひな様”が並び、それだけで一枚の絵になります。
坂の中腹あたり、鳥居の隙間から差し込む光が地面に落とす影は、市松模様みたいで、シャッターを切る手が止まりません。JR三原駅から歩いて15分ほど。駅からのんびり散歩がてら立ち寄れるのも、女子旅にはうれしいポイントです。きっと、誰かに見せたくなる写真が撮れますよ。
広島東照宮(広島市東区)
- 被爆を免れた貴重な木造建築として、今も当時のまま残る朱塗りの社殿
- 51段の石段を登ると両脇に並ぶ石灯籠が迎えてくれる、神聖で静かな参道
- 広島駅から徒歩圏内とは思えない、高台から街を一望できる開放的な景色
広島駅から歩いて8分ほど。街の喧騒を抜けて石段を上がっていくと、静けさに包まれた「広島東照宮」にたどり着きます。朱塗りの唐門と本殿は、戦火を逃れた貴重な歴史建築。写真を撮る手が自然と動いてしまう、美しい空間が広がっています。
境内からは広島市街が見渡せて、晴れた日には遠くの山並みまでくっきり。朝は6時半から開いているので、旅の始まりに訪れるのもおすすめです。特に石段の途中で振り返ると、木々の隙間から街がのぞく風景が印象的。ここでシャッターを切れば、旅の思い出がぐっと深まります。
季節ごとに境内の雰囲気が変わるのも魅力です。春には花が咲き、秋には紅葉が彩りを添えてくれます。安産や厄除けなどのご利益をいただきながら、広島女子旅の一コマにやさしい彩りを加えてくれる場所です。
三瀧寺(広島市西区)
- 山あいを流れ落ちる「駒ヶ滝」「梵音の滝」「幽明の滝」が響かせる涼やかな水音と静けさの空間
- 朱塗りの多宝塔や平安時代の木造阿弥陀如来坐像に息づく、千年の歴史を感じる重厚な佇まい
- 参道に広がる苔の緑と「補陀落の庭」が織りなす、凛とした空気に包まれる静寂のフォトスポット
広島市西区の三滝山にひっそりとたたずむ三瀧寺(みたきでら)。石段を一歩ずつ上がるたびに、街の喧騒が遠のき、空気がしんと澄んでいくのがわかります。寺の名前の由来になった三本の滝が、山中にやさしい水音を響かせていて、自然の中で呼吸を整えたくなる場所です。
秋になると境内は紅葉で燃えるように染まり、どこを撮ってもフォトジェニック。庭園「補陀落の庭」は、苔と石と水が織りなす静けさの世界。昭和の作庭家・重森三玲が手がけたこの空間は、時間がゆっくり流れるような感覚を味わえます。
JR三滝駅から徒歩20分ほど。アクセスは少しだけ歩きますが、その分たどり着いたときの清々しさは格別です。多宝塔や観音堂など歴史ある建物も点在しており、自然と歴史、そして静けさを写真に閉じ込めたくなる、そんな一日が過ごせます。
【広島の海辺・ビーチ】女子旅で外せないインスタ映えスポット3選
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そして、【広島の海辺・ビーチ】女子旅で外せないインスタ映えスポット3選をご紹介します!
広島の女子旅を楽しむなら、自然と海の美しさが調和した「広島の海辺・ビーチスポット」は見逃せません。
夕日がきらめく海岸や、白い砂浜に映えるカラフルな建物など、どの場所も心ときめく写真が撮れる絶景ばかりです。
のんびり波音を聞きながら散歩したり、おしゃれな夏コーデで写真を残したりと、リラックスしながら特別なひとときを楽しめます。
インスタ映えはもちろん、癒やしの時間も満喫できるおすすめのビーチスポットをご紹介します。
瀬戸田サンセットビーチ(尾道市)
- 白砂が800メートル続く開放的なロケーションと、瀬戸内海の静かな波がつくる美しい景観
- 環境省選定「日本の水浴場88選」にも入る清潔な海と、カヤックやSUPなど体験アクティビティの充実
- 夕暮れどきに広がる茜色の空と海、沖に浮かぶひょうたん島とのコントラストが絵になる絶景
尾道の島々を結ぶしまなみ海道、その途中にある生口島で、思わず足を止めたくなるのが「瀬戸田サンセットビーチ」です。砂はさらさらで真っ白。まるで南の島のような雰囲気に包まれながら、瀬戸内の穏やかな海をのんびり眺められます。全長およそ800メートル、広がる景色も開放感たっぷり。ここが「日本の水浴場88選」に選ばれているというのも納得です。
夕暮れ時には、空が少しずつ赤く染まり、水平線の向こうに沈む太陽が海に溶けていくよう。まさに名前の通り、夕陽の名所と呼ぶにふさわしい風景が広がります。沖に浮かぶ「ひょうたん島」とのバランスも写真映え抜群で、スマホのカメラでも映画のワンシーンのような1枚が残せます。
ビーチの近くには、シーカヤックやSUP体験、そしてサイクリング中に立ち寄れる休憩スポットなども充実。日中はアクティブに、夕方はしっとりと。そんな過ごし方ができるのも、瀬戸田サンセットビーチの大きな魅力です。
しまなみビーチ(因島・尾道市)
- 瀬戸内の青い海と空を背景に、約600メートル続く白砂のビーチが広がる絶好の撮影ロケーション
- 夏の海開き期間には遊泳時間を設け、洋式トイレやバリアフリーのシャワーも整った安心の設備
- 大橋と島々、行き交う船がつくる海辺の風景は、写真に残したくなるようなインスタ映えの一枚に最適
尾道市の因島にある「しまなみビーチ」は、因島大橋のたもとに静かに広がる白砂の海岸です。長さは約600メートル。目の前には穏やかな瀬戸内海、空を横切る大きな橋、そしてゆっくり進む船の影。まるで時間が緩やかに流れていくような、そんな景色が広がっています。
海開きの時期には、朝9時半から夕方5時まで安全に遊べるよう配慮されており、トイレやシャワーも完備。洋式トイレにはベビーシート、身体障がい者にも対応した設備も整っているので、女子旅でも不安なく楽しめます。
広場にはビーチサッカー用のゴールが設置され、ふらっと立ち寄っても身体を動かせるのがうれしいところ。駐車場も200台分あるのでアクセスも良好です。潮風が心地よく、どこを切り取っても画になるロケーションで、気軽に撮れる“映え写真”にもぴったりの海辺スポットです。
梶ヶ浜海水浴場(下蒲刈島・呉市)
- 白砂の浜がゆるやかにカーブし、松林の緑と澄んだ海が織りなす、穏やかで美しい海辺の風景
- 6月下旬から8月末まで海開き。シャワー200円、トイレも整い、女子旅でも気軽に過ごせる快適な設備
- 遊歩道から見下ろす瀬戸内の島々と夕焼けの海、思わずカメラを構えたくなる静かな絶景スポット
呉市の下蒲刈島、海沿いの静かな場所にあるのが梶ヶ浜海水浴場です。緩やかな弧を描いて続く白砂の浜辺は約200メートル。背後には松林が並び、前方には透き通った瀬戸内の海。海水の透明度は高く、水質も「AA」と環境省が認めたほど。浜辺に立てば、視界に飛び込んでくる色のコントラストに思わずシャッターを切りたくなります。
海開きの期間は6月下旬から8月末。トイレやシャワーなど基本の設備もそろい、シャワーは200円で利用可能です。女子旅にありがちな「着替えやすさ」や「設備の清潔さ」もクリアしていて、気軽に過ごせる安心感があります。敷地内にはキャンプ場やコテージも併設されており、宿泊込みの滞在にもぴったりです。
すぐ裏手にある観音平遊歩道を歩けば、小高い場所から瀬戸内の多島美を一望できます。夕暮れどきには空が茜色に染まり、波打ち際と空が溶け合うような瞬間に出会えることも。静かに過ごしたい女子旅にこそ訪れてほしい、そんな一枚を撮るのにふさわしい海辺のスポットです。
広島の女子旅でインスタ映えスポットを巡るおすすめモデルコース
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広島で女子旅を計画するなら、写真に残したくなる絶景やおしゃれな景色を効率よく巡りたいところです。
そこで!広島の女子旅でインスタ映えスポットを巡るおすすめモデルコースを紹介していきます!
このモデルコースを参考にすれば、海や神社、カフェなど雰囲気の異なる人気スポットを1日で満喫できます。
定番の宮島エリアからはじまり、広島市内の展望デッキや和風庭園、尾道の絶景スポットまで、移動も楽しみながら充実した一日旅が叶います。
宮島・厳島神社と大鳥居で定番ショット
朝の光が差し込む時間、潮の香りと静けさに包まれる宮島。その空気に背中を押されながら歩く参道の先に、海に浮かぶ厳島神社の朱色が目に入った瞬間、旅のスイッチがふっと入るような感覚になります。広島を訪れる女子旅なら、やっぱりこの神社から始めたいものです。
世界遺産として知られるこの神社は、潮の満ち引きによってその表情を変えます。満潮時は社殿が水に浮かぶように見え、干潮時には大鳥居の足元まで歩いて近づくことができます。どちらも絵になる景色で、時間帯によって印象ががらりと変わるのが魅力です。日中の青空に映える鳥居も素敵ですが、夕暮れ時のやわらかな光に包まれる瞬間は、まるで絵画のような美しさがあります。
歩き疲れたら、参道沿いの店で揚げもみじや焼き牡蠣を片手にひと息。写真を撮る手が止まらないのも、このエリアの楽しみのひとつです。運が良ければ、人懐っこい鹿がフレームインしてくれることも。カメラを構えるなら、なるべくシンプルな服装で和の小物を添えると、全体がぐっと映える一枚になります。
華やかさも、落ち着きも、風情もある厳島神社は、旅の序盤にぴったりなインスタ映えスポットです。景色だけでなく、その場の空気感までも写したくなる、広島らしさの詰まった一枚をぜひここで。
宮島行きフェリーで海の景色を背景に写真
広島の女子旅で、最初に「旅してるなぁ」と実感できる時間。そんな瞬間が、宮島へ渡るフェリーの上にあります。駅からのアクセスもよく、わずか10分ほどで海を越えて非日常の世界へ。景色がどんどん開けていくこの移動時間が、まさかこんなにも「映えポイント」だとは、乗ってみるまで気づかないかもしれません。
デッキに立ってみると、目の前には瀬戸内の穏やかな海。そして視線を左に移すと、少しずつ近づいてくる赤い大鳥居。晴れた日は、空と海の青に朱色がひときわ映えて、まるで絵葉書のような景色が広がります。観光が始まる前のこの時間に、スマホを手に撮る1枚は、旅のスタートを彩る特別なショットになるはずです。
ポイントは、写真を撮る「時間帯」。午前中の光は柔らかく、顔色も明るく写ります。夕方は逆光でシルエット撮影にもぴったり。船の柵をフレームにして顔だけのぞかせたり、海を背景に風に髪をなびかせるカットもおすすめです。自然体の笑顔が引き出せるのは、船の上ならではの開放感ゆえかもしれません。
フェリーは単なる交通手段ではなく、「旅の一部」として楽しむことができます。移動の途中ですら写真映えする広島の魅力。女子旅のアルバムを飾る一枚を、ぜひ船の上から残してみてください。思いがけない“映えシーン”が、あなたを待っています。
おりづるタワー展望デッキで広島街並みを一望
広島の街歩きを終えたら、旅の締めくくりに立ち寄りたいのが「おりづるタワー」。原爆ドームのすぐ隣にあり、広島らしい景色を丸ごと眺められる展望スポットです。ここから見渡す風景は、ただの“高いところ”ではありません。過去と今とが同じ空の下に広がる、広島らしい風景が静かに胸に届きます。
展望フロア「ひろしまの丘」は、屋上とは思えないほど居心地の良い空間。木の温もりを感じるデッキに、のんびりと腰掛けられるベンチ。視界を遮るガラスはなく、風と一緒に広島の空気を感じられるのが魅力です。街を一望できる眺めは圧巻で、特に夕暮れ時には、街のシルエットがやさしい光に包まれ、写真映えも抜群です。
おすすめは、陽が傾き始める時間帯。市街地に光と影のコントラストが生まれ、スマートフォンでも見違えるほど立体的な写真が撮れます。あえてポーズを決めずに、自然体のまま街を見つめる後ろ姿を収めるのもおすすめ。旅のワンシーンとして、印象的な一枚になります。
おりづるタワーの展望デッキは、単なるフォトスポットにとどまりません。広島の“今”を感じながら、“未来”への想いを静かに写真に刻める、特別な場所です。女子旅の一コマとして、ここで過ごす時間が、きっと深く心に残るはずです。
縮景園で日本庭園の緑と水辺を撮影
広島市の中心部、繁華街から少し歩いた先に広がるのが「縮景園」。慌ただしい日常を忘れさせてくれるような、静けさと緑に包まれたこの日本庭園は、まさに女子旅の途中で立ち寄るのにぴったりの癒し空間です。特に、広島で“インスタ映え”を狙うなら、この庭園の落ち着いた美しさは外せません。
池のほとりをゆっくり歩いていると、時折吹き抜ける風に水面が揺れて、その反射に木々の緑が溶け込んで見える瞬間があります。その景色は、スマホ越しよりも目で見て感じたくなるほど。とはいえ、写真好きなら、池を背にしたアーチ橋の上や、小道のカーブを活かしたショットもおすすめです。
春の桜、夏の深緑、秋の紅葉と、どの季節も絵になる景観ですが、特に朝や夕方は光がやわらかく、写真の色味もやさしく整います。派手さはないけれど、和傘や浴衣を合わせて撮るとぐっと雰囲気が出て、思わず保存したくなる一枚になるはずです。
縮景園は、華やかさではなく「しっとりとした美しさ」で勝負する場所。広島の女子旅の合間に、心を静かに整えながらシャッターを切る――そんな時間を過ごしたい方には、自信を持っておすすめできるスポットです。
千畳閣や五重塔で神社仏閣と海景フォト
厳島神社を訪れたなら、足を止めたいのが少し奥まった高台にある千畳閣と五重塔。観光パンフレットではなかなか語られないこの場所こそ、落ち着いた雰囲気と美しい眺望が共存する、隠れた“映え”スポットです。朱色の塔と海の青、そして緑が重なり合う風景は、写真に残しておきたくなる美しさがあります。
千畳閣に一歩入ると、まずその広さと静けさに驚きます。天井のない開放的な造りは、まるで舞台のよう。素足で歩く畳の感触と、海風がそよぐ音がなんとも心地よく、旅の緊張感もすっとほどけていきます。大きな窓の向こうには瀬戸内海が広がり、穏やかな光が差し込む室内は、どこを切り取っても絵になります。
すぐ隣には五重塔。朱塗りの柱と曲線を描く屋根が、背景の青空と絶妙にマッチします。塔の前に立って見上げたり、階段の途中からカメラを構えたり。アングルを変えるだけで、何通りもの雰囲気ある写真が撮れるのも魅力です。
宮島の中でも、ここは喧騒を離れて自分らしい時間を楽しめる貴重な場所。どこか懐かしくて、だけど今っぽい。そんな雰囲気に触れながら過ごす時間が、きっと旅の印象をやさしく、深くしてくれるはずです。
もみじ饅頭や牡蠣の食べ歩きで映えグルメ体験
せっかくの広島女子旅、ただ写真を撮るだけじゃもったいない。歩きながら手軽に味わえて、しかもSNSに載せたくなるような“食べ映え”グルメも、しっかり押さえておきたいところです。なかでも、宮島の名物・もみじ饅頭と焼き牡蠣は、可愛くて美味しくて、撮って楽しい、食べて幸せな鉄板コンビ。ルートに組み込むだけで、旅のテンションがぐっと上がります。
たとえば、揚げたてのもみじ饅頭。宮島を歩いていると、ふわっと漂ってくる香ばしい香りに思わず足を止めたくなります。中はあんこ、外はサクッと軽い衣。串に刺さったその姿がもうフォトジェニックで、片手でパクッと食べながら、反対の手でパシャリ。背景に町家風の街並みが写り込めば、まさに“映え確定”の一枚が完成です。
一方、海の恵みを楽しむなら焼き牡蠣。ぷっくりとした身がじゅわっと焼かれる音と香りが、五感に響きます。1個から注文できるお店も多く、買ってすぐにその場で頬張れる手軽さが魅力。味はもちろんですが、網の上で焼かれている牡蠣の姿を写真におさめると、ライブ感たっぷりの投稿になるはずです。
こうした広島ならではの食べ歩きは、グルメと写真をどちらも楽しめる贅沢なひととき。歩くたびに次の一口が楽しみになり、気づけばカメラロールもお腹もいっぱいに。女子旅のワンシーンを、もっと鮮やかに彩ってくれます。
尾道・千光寺公園で瀬戸内海を背景に絶景撮影
尾道に来たなら、千光寺公園の展望台は素通りできません。坂道を少し登るだけで、目の前に広がるのは瀬戸内海のパノラマ。青く穏やかな海と浮かぶ島々、その向こうには水平線がのびやかに続いています。尾道らしさを一枚に収めたい女子旅には、ここがまさに“正解”の場所です。
境内へ続く道は、春は桜、秋は紅葉と、季節の色に包まれます。とくに、鐘楼の横から望む海景色はフォトジェニックそのもの。木々の隙間から差し込む光と、海風にそよぐ葉音が心地よく、撮るよりもまずは深呼吸したくなるほどの美しさです。
文学のこみちを抜ければ、石碑と自然が織りなすちょっと不思議な空間に出会えます。俳句や詩に目を留めながら、尾道のゆったりとした時間を味わうのもまた旅の醍醐味。すぐ近くの「PEAK」からは、尾道水道と町並みを見下ろすアングルが手に入ります。夕方になると、光が水面に反射して、まるで映画のワンシーンのような世界が広がります。
坂の途中には、こぢんまりとしたカフェやギャラリーも点在しています。歩いて、見て、撮って、ちょっと休憩して、また歩く。そんな何気ない行程が、旅の思い出をふんわり彩ってくれます。千光寺公園は、写真に残したくなる風景が、日常の延長線上にそっと佇む、尾道らしい優しいスポットです。
広島の女子旅でインスタ映えスポットを回る際に注意したい点
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女子旅で広島のインスタ映えスポットを巡るなら、旅の魅力を満喫するだけでなく、現地での過ごし方にも少し気を配りたいところです。
神社やお寺でのマナー、移動時の安全確保、交通手段の選び方など、基本的なポイントを押さえておくだけで、旅先でのトラブルやストレスを防げます。
ここでは、広島の女子旅でインスタ映えスポットを回る際に注意したい点として、知っておくと安心な心得をいくつか紹介します。
夜間は人通り多い道を選んで安全確保
夜の街は昼とは違う魅力がありますが、安心して歩けるかどうかが、旅の楽しさを左右します。特に女子旅ならなおさら、安全第一です。
広島市中心部の本通り商店街や紙屋町界隈は、夜でもネオンがきらめき、人通りも絶えません。観光客に加え、地元の若者や会社帰りの人たちも多く、遅い時間でも比較的安心して歩ける雰囲気があります。逆に、歓楽街として知られる流川や薬研堀は賑わっているものの、酔客や客引きと遭遇することもあり、避けたほうが無難です。
たとえば、夜に平和記念公園周辺を散策したい場合は、広電「原爆ドーム前」から公園へ向かい、国際会議場までの区間を歩くのが安全で雰囲気も良好です。道は広く、街灯も整っていて、女性グループの姿もよく見かけます。
「夜に映える場所は行きたいけど、ちょっと不安…」と感じるなら、人通りが多いルートや明るいエリアを中心に選んで行動すると安心です。地元の人の感覚を頼るのも心強い味方になります。安全だからこそ、広島の夜はもっと楽しくなるはずです。
公共交通はICカード利用でスムーズに移動
広島で女子旅をするなら、移動のストレスはできるだけ減らしたいもの。観光地が点在する広島では、ICカードがその助けになってくれます。
たとえば広島電鉄では、ICOCAやSuicaなどの全国共通ICカードが使えるようになっています。以前使われていたPASPYは2025年春で終了し、今は全国仕様に一本化。電車やバスでは、乗るときに整理券を取って、降りるときにカードをピッとタッチすれば完了。改札もスムーズで、列に並んで切符を買う手間がありません(出典:参考資料)。
さらに、宮島へ渡るフェリーもICカードに対応。島旅も電車移動もワンタッチで完了する感覚は、まさに現代的な旅のスタイルです。
限られた旅行時間を有効に使いたいなら、ICカードを持って行くだけで、移動がずっと快適になります。観光中の「ちょっとした時短」が、女子旅をもっと自由に、楽しくしてくれるはずです。
参拝時はマナーモードなど音の配慮を忘れずに
神社の静けさは、どこか時間が止まったような、特別な空気を感じさせます。そんな空間にふさわしいのは、やはり控えめな所作と音への思いやりです。
たとえば、スマートフォンの通知音が突然鳴り響いたら、せっかくの神聖な雰囲気が台無しになってしまいますよね。写真を撮る前にマナーモードへ切り替えておくのは、大人のマナーとして押さえておきたいところです。ちなみに、拍手や鈴の音は神様への挨拶として大切にされています。逆に、通話や動画の音など生活音は場違いな印象を与えてしまいます。
少しの気配りが、あなた自身の心も整えてくれます。空気を読みながら行動することで、参拝の時間がより印象深いものになりますし、そんな自然体のあなたを映した1枚の写真が、何より“映える”思い出になるかもしれません。
神社仏閣では露出控えめな服装でマナー遵守
静かな境内を歩くとき、着ている服が場に馴染んでいるかどうか、ふと気になることはありませんか?広島の神社やお寺を訪れるなら、やはり落ち着いた服装で足を運ぶのが大人の流儀です。観光だからといって肩を大きく出したり、短すぎるスカートで歩いたりすると、周囲の視線が気になるだけでなく、神聖な場所に対してどこか不躾にも映ります。
実際、参拝時は露出の少ない服が望ましいとされています。ノースリーブやショートパンツは避けて、せめて羽織ものを一枚持っていくだけでも印象は変わります。
写真を撮るなら、雰囲気に溶け込む柔らかな色合いのコーディネートがよく映えます。マナーを守った装いでこそ、空気感のある一枚が撮れるというもの。旅の思い出にふさわしい、美しい一瞬を残しましょう。
宮島では鹿に近づきすぎない注意が必要
宮島といえば、厳島神社の荘厳な雰囲気と並んで、あちこちに姿を現す鹿の存在が印象的です。まるで観光名物のように見えますが、実はこの鹿たち、れっきとした野生動物。現在、島全体で約500~600頭が生息しており、そのうち200頭前後は町なかにも現れると言われています。
観光客の手にある紙袋やパンフレットに興味を示して近づいてくることも多く、うっかりしていると食べられてしまうことも。かわいいからといってむやみに近づいたり、エサをあげたりするのは厳禁です。動物との距離感を保つことは、事故防止と鹿へのストレス軽減の両面で大切な配慮です。
宮島を訪れる際は、自然と共存する意識を持って過ごすことが、旅をより気持ちの良いものにしてくれます。写真を撮るときも、無理に近づかずに自然な距離感で楽しみましょう。
【Q&A】広島・女子旅のインスタ映えスポットに関するよくある質問
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最後に広島・女子旅のインスタ映えスポットに関するよくある質問をまとめました。
実際に検索されている疑問や関心に寄り添いながら、見逃せない場所や選び方のコツを分かりやすく紹介しています。
広島県でエモい場所は?
エモい、という言葉には、懐かしさや切なさ、心を揺さぶるような風景が詰まっています。
広島でそれを体感できる場所としてまず名前が挙がるのは、尾道の古い町並みと瀬戸内の海。千光寺から眺める町と海のコントラストは、どこか昭和の青春映画のような空気をまとっています。さらに、宮島も忘れてはいけません。潮が満ちると海に浮かんでいるように見える厳島神社の大鳥居。誰もが心のどこかで感じている「静けさ」と「崇高さ」に、そっと触れることができます。スマホを構える手が自然と止まるような、そんな“エモい”時間を、広島はきちんと用意してくれています。
宮島のインスタ映えスポットは?
宮島といえば、やっぱり朱塗りの大鳥居。だけど、それだけじゃもったいない!
例えば、干潮のときに鳥居のすぐそばまで歩いていける瞬間。砂の上に立って見上げると、まるで異世界にいるような気持ちになります。満潮なら水面に映るシルエットが幻想的で、自然と心が静かになります。そして、厳島神社の回廊や、五重塔の前でふと立ち止まったときに感じる空気の重みも、写真に残したくなる大切な“色”です。映えだけじゃない、深みのある写真が撮れる場所。それが宮島の真の魅力です。
広島の恋愛スポットはどこですか?
恋のパワースポットを探すなら、まず訪れてほしいのは尾道・千光寺。
ハート型のモニュメントや“愛の鐘”があり、カップルで行くなら鉄板です。参道の坂道を一緒に登る時間も、きっと特別な思い出になるはず。そして、縁結びといえば外せないのが宮島の厳島神社。境内には恋のお守りや絵馬が揃い、真剣に願う人たちの姿に背筋が伸びます。さらに、知る人ぞ知る場所として、広島市佐伯区の塩屋神社もおすすめ。海沿いに静かに佇む小さな神社には、口コミで「恋が叶った」と話題のお守りがあり、旅の途中に立ち寄るにはちょうどいい静けさがあります。
まとめ:広島の女子旅で外せないインスタ映えスポットを厳選紹介
広島の女子旅で外せないインスタ映えスポットを厳選紹介してきました。
改めて、広島の女子旅でインスタ映えを狙うなら、押さえておきたいポイントをまとめると、
- 厳島神社や千光寺公園など、風景と歴史が融合した絶景スポットは女子旅の定番
- 尾道や宮島は「エモい」写真が撮れるロケーションとして人気急上昇中
- おしゃれカフェやスイーツ店も多く、グルメ×写真の両立が可能
- 恋愛運アップを狙うなら千光寺や塩屋神社など縁結びスポットが狙い目
- 観光マナーとして、神社仏閣では服装や音への配慮を忘れずに
広島で女子旅を楽しむなら、インスタ映えスポットを押さえるのがポイントです。
歴史ある風景から海辺のカフェ、縁結びの神社まで、写真に残したくなる瞬間があちこちに散らばっています。心に残る一枚と、楽しい旅の思い出を両方叶えましょう。