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のどかな田園風景がつづく三次の豊かな自然。
その大地と空、人に見守られて絶滅の危機にさらされている生き物が命を紡いでいます。
目にもあざやかに青々と盆地が色づくころ、三次で息づく希少生物に会ってみませんか。
晩春から初秋にかけてブッポウソウを観察できます
全長約30㎝(翼開長約60㎝)、全身瑠璃色、翼には薄い水色の斑があり、足とくちばしが赤色のブッポウソウは「森の宝石」といわれています。
4月から5月頃に東南アジアから飛来して日本で繁殖し、9月頃に帰っていく夏の渡り鳥をひと目見ようと、シーズン中は三次市作木町に県内外から多くの人が訪れます。
絶滅に瀕しているブッポウソウ
しかしブッポウソウは、トキやコウノトリについで絶滅の危険が高い「絶滅危惧IB類」に指定されています。日本全国でも400つがい(800羽)程度しか生息していません。
自然豊かな三次市作木町ではブッポウソウの保護活動に力を入れ、現在は800羽のうちの半分が作木町で新しい命を育んでいます。
三次市作木町におけるブッポウソウの生態
トンボなど昆虫が発生する時期にブッポウソウは子育てをします
抱卵(子育て)の頃のトンボの種類と数
三次市作木町内のトンボの種類と採取した月
三次市作木町内で採取した月別のトンボの数
作木小学校児童の科学研究より
これからもブッポウソウを絶やさないために
(▼観察にあたってのお願い)
ブッポウソウの繁殖を脅かす存在は多々ありますが、一番恐れるのは繁殖場所である巣箱のまわりに長時間滞在する人間です。巣箱に注目する人間がいることをブッポウソウは遠くから確認し、巣箱に戻ることができません。親鳥が長時間巣箱に戻れなければヒナは餌を食べることができず、繁殖の放棄につながります。美しいブッポウソウの絶滅を回避するためにも、観察の際は下記の項目にご協力ください。
1 観察や撮影は、巣箱から100メートル以上離れた場所で行ってください。
2 一ヵ所に20分以上留まらないでください。
3 許可なしに水田の畦、畑地などに入らないでください。
4 民家近くでの観察は、その家の方に声をかけて許可をもらってください。
5 交通の邪魔になるような駐車はしないでください。
巣箱に驚異を与えたり、開けたり、卵に危害を加えることは法律で禁じられています。
[お問い合わせ]
作木町自治連合会
☎0824-55-2115