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建造物

殿敷

旧庄屋屋敷「殿敷」は,木造平屋建て住宅で,屋根は茅葺きの寄棟になっており,町内では最も古い民家です。柱などはかんなとちょうなで仕上げてあり,全体の外観と奥の間は昔のままの姿を残しています。
殿敷を所有していた三上家は,江戸時代には代々村庄屋を勤め,後半期には数回にわたって15ヶ村の川下組割庄屋を勤めた功績により,弘化年間に生涯苗字御免となり,三上姓を名乗るようになりました。
『殿敷系譜書』によると,その昔,南北朝時代の文和年間(1300年中期)の頃,三加美阿房守藤原勝文という侍が奈良より下り,現在の飯南町の西田五原山に城を築きましたが,文亀年間(1500年初期)に滅ぼされ,その一子千代丸が母と落城して,この地の「猪伏の岡」に住み,成長して三加美右京重勝と名乗りました。母は尼となって住み,この丘を比丘尼ヶ城とも殿鋪とも言い,当家の元祖になったと伝えています。以来500年の歴史を刻んでいます。

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